2025年10月28日、サッカー界に一つの区切りが訪れました。
元日本代表DF西大伍（38歳）が、今季限りでの現役引退を発表したんです。
⚽ 札幌育成→ACL制覇→天皇杯優勝
20年間Jリーグのトップで戦い続けた右サイドバックが、ついにスパイクを脱ぐ決断をしました。
引退の詳しい理由は、本日20時から自身のYouTubeチャンネルで語られる予定です。
📋 この記事でわかること
📢 西大伍が引退発表「20年間たくさんの愛をありがとう」
2025年10月28日午後、いわてグルージャ盛岡の公式サイトで、DF西大伍が今季限りで現役を引退すると発表しました。
西選手は自身のコメントで「今シーズン限りで現役を辞めることを決めました。20年間たくさんの愛をありがとうございました」と感謝の言葉を述べています。
そして「今シーズン残りの試合をプロとして全うします」と、最後までプロとしての責任を果たす決意も示しました。
📊 西大伍選手の基本情報
生年月日：1987年8月28日（38歳）
プロデビュー：2006年（北海道コンサドーレ札幌）
キャリア：20年間
20年間というのは、小学校に入学した子どもが大学を卒業するまでの期間と同じ。それだけ長い間、日本サッカー界のトップレベルで戦い続けてきたということですね。
現在所属するいわてグルージャ盛岡は、2024年にJ3リーグ最下位となり、JFL（日本フットボールリーグ、Jリーグの一つ下のカテゴリー）に降格。
厳しい状況の中、今季もチームの一員として戦ってきました。直近の10月26日に行われたリーグ第26節のヴェルスパ大分戦でも、西選手はフル出場。
チームの4-2勝利に貢献していました。
❓ 引退理由は？本日20時のYouTube配信で詳しく語られる
公式発表では、具体的な引退理由については明かされていません。
しかし西選手は、引退発表のコメントの最後に「20時から自身のYouTubeチャンネルにて少し話します」と付け加えています。
🎥 本日20時配信予定
YouTubeチャンネル「西 大伍 Daigo Nishi」で引退について詳しく語られる予定です
実は西選手、現役時代からYouTuberとしても活動していました。
チャンネルでは、サッカーの話題だけでなく、プライベートな一面も見せていて、多くのファンに親しまれています。今回の引退決断に至った経緯や、20年間のプロ生活を振り返る話が聞けるかもしれませんね。
38歳での引退は、サッカー選手としては標準的な年齢と言えます。日本のサッカー選手の平均引退年齢は25〜26歳とされていますが、これはプロになれずに早期に引退する選手も含めた数字。
トップレベルで活躍する選手の多くは、30代後半まで現役を続けることが多いんです。
また、西選手が所属するチームがJFLに降格したという厳しい状況も、引退を考える一つのきっかけになった可能性があります。
ただ、これはあくまで推測です。本当の理由は、本日20時の配信で明かされるでしょう。
⚡ 札幌育成組織から這い上がった20年—波乱のキャリア
西大伍選手のキャリアは、決して順風満帆ではありませんでした。
西選手の詳細な経歴を振り返ると、札幌の育成組織出身で、U-15（15歳以下）時代はなんとFW（フォワード、点を取る役割）としてプレー。
⚽ 驚きのポジション変遷
FW（フォワード）→ MF（ミッドフィールダー）→ DF（ディフェンダー）
野球で言えば、ピッチャーが捕手になったようなもの！
当時のチームメイトは、後に日本代表としても活躍するハーフナー・マイクで、2人で2トップを組んでいたそうです。
その後U-18（18歳以下）時代はトップ下やボランチといった中盤中央のポジションに。2006年、18歳で札幌のトップチームに昇格しましたが、プロ入り当初は出場機会に恵まれませんでした。
🌏 ブラジル留学からの劇的帰国ゴール
2007年9月、西選手にとって大きな転機が訪れます。出場機会を求めて、札幌と提携を結ぶブラジルのECヴィトーリアにサッカー留学したんです。
当初は12月までの予定でしたが、札幌でチームの主力選手が相次いで怪我。西選手は急遽10月24日に帰国し、3日後の10月27日に行われた愛媛FC戦で途中出場。
0-0の場面で後半ロスタイムに投入されると、なんとプロ初得点を決めたんです！
このゴールによってチームは1-0で勝利。まさに劇的なプロデビューゴールでした。
その後、2009年にはポジションがサイドハーフからサイドバック（DF、守備の役割）にコンバート。リーグ戦42試合に出場して自己最多となる7得点を記録し、チームに大きく貢献しました。
2010年にアルビレックス新潟に期限付き移籍、そして2011年に鹿島アントラーズへ完全移籍。この鹿島移籍が、西選手のキャリアを大きく飛躍させることになります。
鹿島では8年間在籍し、数々のタイトルを獲得。日本を代表する右サイドバックとして名を馳せました。
2019年にヴィッセル神戸、2021年に浦和レッズ、2022年に古巣の札幌、そして2023年から現在のいわてグルージャ盛岡でプレー。20年間で7つのクラブを渡り歩き、それぞれのチームで経験を積んできたんです。
🏆 ACL制覇、ベストイレブン2回—輝かしいタイトルの数々
西大伍選手の最大の功績は、やはり鹿島アントラーズ時代に挙げたタイトルの数々でしょう。
🏆 主なタイトル・受賞歴
- 2018年 ACL優勝（鹿島初）
- 2016年 J1優勝
- 2020年 天皇杯優勝（神戸初）
- 2017・2018年 Jリーグベストイレブン
- 2014年 Jリーグ最優秀ゴール賞
- 2016年 CWC準優勝
🌍 レアル・マドリード相手に互角の戦い
2016年には、FIFAクラブワールドカップ（CWC）にも出場。これは世界各大陸のチャンピオンが集まって世界一を決める大会で、鹿島は準優勝を果たしました。
決勝の相手は、あの世界的な名門レアル・マドリード。クリスティアーノ・ロナウド選手らを擁する強豪相手に、西選手は堂々とプレー。
💬 西選手の言葉
「レアルの右サイドバック、ダニエル・カルバハルの代わりに『俺が入ってもいけんじゃね？』って思うほど、突き抜けた自信も備えていました」
世界最高峰のチーム相手に、これだけの自信を持ってプレーできるというのは、本当に凄いことです。
🏅 2018年ACL優勝—鹿島初の快挙
そして2018年、西選手の最大の功績となるタイトルを獲得します。AFCチャンピオンズリーグ（ACL）優勝です。
ACLは、アジアのクラブチームNo.1を決める大会。鹿島にとっては初めての優勝でした。
西選手はこの大会で6試合に出場し、2得点を記録。チームの歴史的な優勝に大きく貢献したんです。
個人としても、2017年と2018年の2年連続でJリーグベストイレブンに選出されています。ベストイレブンというのは、その年のJリーグで最も活躍した11人の選手に贈られる賞。
2年連続で選ばれるというのは、それだけ安定して高いレベルのプレーを続けていたという証です。
⚽ コーナーキックから直接ゴール
さらに2014年には、Jリーグ最優秀ゴール賞も受賞。この年の8月2日、サンフレッチェ広島戦でのゴールが選ばれました。
なんとコーナーキックから直接ゴールを決めたんです。
コーナーキックから直接ゴールというのは、かなり珍しいプレー。狙って決められるものではなく、キッカーの技術とゴールキーパーの判断ミスなど、いくつかの条件が重なって初めて生まれます。
鹿島を離れた後も、タイトルを獲得しています。2020年には、ヴィッセル神戸で天皇杯優勝。天皇杯は、J1からアマチュアまで全てのチームが参加できる大会で、神戸にとってはクラブ史上初のタイトルでした。
西選手はこの決勝戦にスタメンとして出場し、優勝に貢献しています。
日本代表としても、2011年にデビュー。同年6月1日のキリンカップ、ペルー代表戦で初出場を果たしました。代表での出場機会はそれほど多くありませんでしたが、日の丸を背負ってプレーした経験は、選手として大きな誇りとなったことでしょう。
🎥 引退後はYouTuber？coffeeショップ経営も
西大伍選手は、引退後も多方面で活躍する準備をしています。
前述のとおり、現役時代からYouTubeチャンネルを運営。「西 大伍 Daigo Nishi」では、サッカーの話題だけでなく、プライベートな一面も発信してきました。
引退後は、YouTuberとしての活動をさらに本格化させる可能性もありますね。
🏪 現役中からのビジネス活動
- ☕ coffeeショップ「West coffee stand」をプロデュース
- 🛍️ オンラインショップ「West EyesShop」を運営
- 自分の足で各地を回り、目で確かめた商品を展開
現役選手時代から、サッカー以外の分野にも積極的に挑戦してきたんですね。
今後は、こうしたビジネス活動に加えて、サッカー指導者の道も考えられます。
20年間のプロ経験、特に鹿島での「常勝軍団」としての経験は、若い選手たちにとって貴重な財産になるはず。
また、解説者としてサッカー番組に出演する可能性もあります。元日本代表で、ACL優勝やCWC準優勝といった大舞台を経験した西選手の解説は、多くのサッカーファンが聞きたいと思うでしょう。
趣味は釣り、古着、ゲーム、アウトドアと多趣味な西選手。サッカー以外の分野でも、その個性を活かした活動を見せてくれるかもしれません。
具体的な今後の活動については、本日20時のYouTube配信で何か発表があるかもしれませんね。
💰 気になるプライベート—年俸や結婚は？
プロサッカー選手として20年間活躍した西大伍選手、気になるのはやはり年俸ですよね。
💴 年俸の推移
プロデビュー時（2006年）：推定380万円
鹿島移籍時（2011年）：推定1,200万円
ピーク時（2018-2020年）：推定4,000〜5,000万円
つまり、380万円から5,000万円まで、約13倍に年俸が増えたということ。これは西選手の実力と努力の証ですね。
ただし、日本代表経験者であっても、年俸が1億円に達する選手は限られています。Jリーグの年俸水準は、欧州の主要リーグと比べるとまだ低いのが現実です。
それでも、一般的なサラリーマンの平均年収が400〜500万円程度であることを考えると、5,000万円という金額は十分に高収入と言えるでしょう。
💑 プライベートについて
プライベートについては、2025年10月時点で西選手は未婚です。
過去にフリーアナウンサーの今井美桜さんとの交際が噂されたこともありましたが、これはDAZNのYouTube企画でのデート企画によるもので、実際の交際ではなかったようです。
西選手は比較的プライベートを公にしない性格のようで、恋愛に関する情報はほとんど出てきていません。
鹿島アントラーズ時代に小学校を訪問した際、小学生からの質問に「結婚はしていません！彼女もいません！」と答えていたというエピソードもあります。
38歳という年齢を考えると、今後結婚する可能性も十分にありますね。引退後、新たな人生のスタートとともに、プライベートでも大きな変化があるかもしれません。
📝 この記事のポイントまとめ
- ✅ 西大伍選手（38歳）が2025シーズン限りで現役引退を発表
- ✅ 2006年のプロデビューから20年間、Jリーグのトップレベルで活躍
- ✅ 鹿島時代にACL優勝、J1優勝、ベストイレブン2回など輝かしい実績
- ✅ 元々FWだったがDFにコンバートされて大成功した珍しいキャリア
- ✅ 引退後はYouTuber、coffeeショップ経営など多方面で活動予定
- ✅ 本日20時のYouTube配信で引退について詳しく語る予定
38歳・西大伍の引退は、一つの時代の終わりを感じさせます。
札幌の育成組織からプロの世界へ飛び込み、ブラジル留学、ポジション変更という波乱を経て、ACL制覇やベストイレブン選出という栄光を掴んだ20年間。
引退後はYouTubeやcoffeeショップ経営など、新たなフィールドでの挑戦が待っています。
本日20時からのYouTube配信で語られる引退の真意に、多くのファンが注目しています。
残りのシーズン、西大伍選手がどんなプレーで有終の美を飾るのか—最後まで目が離せません。
❓ よくある質問（FAQ）
Q1. 西大伍選手はなぜ引退するのですか？
具体的な引退理由は公式発表されていませんが、本日20時から西選手のYouTubeチャンネルで詳しく語られる予定です。38歳という年齢やチームのJFL降格という状況も影響している可能性があります。
Q2. 西大伍選手の主な実績は何ですか？
2018年のACL優勝（鹿島）、2016年のJ1優勝、2020年の天皇杯優勝（神戸）、2017・2018年のJリーグベストイレブン2年連続選出、2014年のJリーグ最優秀ゴール賞などがあります。
Q3. 引退後は何をする予定ですか？
YouTubeチャンネル運営、coffeeショップ「West coffee stand」のプロデュース、オンラインショップ「West EyesShop」の運営など、すでに複数のビジネスを展開しています。今後はサッカー指導者や解説者の道も考えられます。
Q4. 西大伍選手のピーク時の年俸はいくらですか？
ピーク時の年俸は推定4,000〜5,000万円とされています。2006年のプロデビュー時は推定380万円からスタートし、実績を積むにつれて約13倍に増加しました。
Q5. 西大伍選手は結婚していますか？
2025年10月時点で未婚です。プライベートを比較的公にしない性格のようで、恋愛に関する情報はほとんど出ていません。
Q6. 西大伍選手はどのようなキャリアを歩んできましたか？
札幌の育成組織出身で、元々はFWだったがMF、最終的にDFにコンバート。2006年にプロデビューし、札幌、新潟、鹿島（8年）、神戸、浦和、札幌、盛岡と7つのクラブでプレー。特に鹿島時代に数々のタイトルを獲得しました。
