📺 2025年11月14日、第76回NHK紅白歌合戦の出場歌手が発表されました。
今年の注目は、初出場10組という過去最多級の新人ラッシュです。
ちゃんみなプロデュースのHANA、BTSの弟分&TEAM、そしてK-POPの人気グループaespaなど、話題のアーティストが名を連ねています。
一方で、aespaのメンバー・ニンニンによる過去の原爆ライト投稿がSNSで再燃し、紅白出場に批判の声も上がっています。
48回目の出場となる石川さゆりの記録的快挙、ジャニーズ問題後初となるKing & PrinceとNumber_iの共演など、様々な意味で注目を集める2025年の紅白。
詳しく見ていきましょう。

📋 この記事でわかること
🎤 第76回NHK紅白歌合戦の出場歌手一覧【紅組・白組・特別企画】
まずは、全出場者を確認していきましょう。
今年は紅組20組、白組17組、特別企画2組の計39組が出場します。
🌸 紅組20組
アイナ・ジ・エンド(初)、あいみょん(7)、ILLIT(2)、幾田りら(初)、石川さゆり(48)、岩崎宏美(15)、aespa(初)、CANDY TUNE(初)、坂本冬美(37)、高橋真梨子(7)、ちゃんみな(初)、天童よしみ(30)、乃木坂46(11)、HANA(初)、Perfume(17)、ハンバートハンバート(初)、FRUITS ZIPPER(初)、MISIA(10)、水森かおり(23)、LiSA(4)
⚪ 白組17組
&TEAM(初)、ORANGE RANGE(3)、King & Prince(6)、久保田利伸(2)、郷ひろみ(38)、サカナクション(2)、純烈(8)、TUBE(3)、Number_i(2)、新浜レオン(2)、Vaundy(3)、BE:FIRST(4)、福山雅治(18)、布施明(26)、Mrs. GREEN APPLE(3)、三山ひろし(11)、M!LK(初)
✨ 特別企画
堺正章、氷川きよし
💡 カッコ内の数字は出場回数を表しています。
「初」と書かれているのが、今年初めて紅白に出場するアーティストです。
紅組にはベテランから若手まで幅広い世代が揃い、白組は実力派の男性アーティストが集結しました。
特別企画には、堺正章と氷川きよしという大物が登場します。
では次に、今年最も注目すべき初出場組について詳しく見ていきましょう。
🆕 2025年紅白の初出場は10組!注目の新人アーティスト
今年の紅白で特に注目すべきは、初出場が10組もいることです。
これは近年では最多レベルの人数で、音楽シーンの多様化と世代交代を象徴しています。
🌟 初出場10組のリスト
紅組:アイナ・ジ・エンド、幾田りら、aespa、CANDY TUNE、ちゃんみな、HANA、ハンバートハンバート、FRUITS ZIPPER
白組:&TEAM、M!LK
紅組に8組、白組に2組という内訳です。
注目すべきは、ガールズグループの多さ。HANA、aespa、CANDY TUNE、FRUITS ZIPPERと、女性グループが4組も初出場します。
ちゃんみなは、次に紹介するHANAのプロデューサーとしても知られるアーティスト。
彼女自身も今回が初出場となります。
「知らない名前が多い!」と思った人も多いのではないでしょうか。
次のセクションから、特に注目の新人アーティストを詳しく紹介していきます。
🌸 初出場HANAとは?ちゃんみなプロデュースの7人組ガールズグループ
「HANAって誰?」と思った人のために、詳しく解説します。
HANAは、ちゃんみながプロデュースする7人組ガールズグループです。
メンバーはCHIKA、NAOKO、JISOO、YURI、MOMOKA、KOHARU、MAHINAの7人。
実は、HANAは2025年1月にプレデビューしたばかりで、まだ活動1年未満という新人中の新人なんです。
🎭 オーディション番組から誕生
HANAが誕生したのは、BMSGとちゃんみながタッグを組んだオーディション番組「No No Girls」です。
このオーディションでは、世界各国から7000人以上が応募。
その中から選ばれた7人がHANAとしてデビューしました。
グループ名の「HANA」には、「頑張って咲いた花、トゲがあっても美しくて華やかに咲いていた花、水をやってあげないと死んでしまう繊細なそれでも頑張って生きようとする花」という意味が込められています。
🎵 デビュー曲が大ヒット
2025年4月にリリースされたデビューシングル「ROSE」は、デビュー作ながら大きな話題を呼びました。
そして7月にリリースされた2ndシングル「Blue Jeans」は、Billboard JAPAN総合ソング・チャート"JAPAN HOT 100"で初登場1位を獲得。
🏆 2025年度最多となる週間ポイント数と週間ストリーミング数を記録
さらに「オリコン週間ストリーミングランキング」では5週連続1位を獲得。
週間再生数1000万回超えを5週連続で達成したのは、女性グループ史上初の快挙です。
デビューからわずか数ヶ月で紅白出場を決めたHANA。
今後の活躍にも期待が高まります。
🌐 &TEAMとは?HYBE LABELS JAPAN初のグローバルボーイズグループ
白組から初出場する&TEAM(エンティーム)も、注目の新人グループです。
&TEAMは、BTSが所属するHYBEの日本支社・YX LABELSから初めて輩出されるグローバルボーイズグループ。
「BTSの弟分」として、デビュー前から大きな注目を集めていました。
👥 メンバーは9人の多国籍グループ
&TEAMのメンバーは、EJ、FUMA、K、NICHOLAS、YUMA、JO、HARUA、TAKI、MAKIの9人。
日本人7名、台湾人1名、韓国人1名という多国籍な構成です。
実は、メンバーの中には英語・韓国語・日本語・中国語を話せる人もいて、グローバルな活躍が期待されています。
🎬 オーディション番組から誕生
&TEAMは、2022年に放送されたオーディション番組「&AUDITION - The Howling -」から誕生しました。
このオーディションには、ENHYPENを輩出した「I-LAND」に出演していた4名が「デビュー組」として参加したことでも話題になりました。
BTSのプロデューサー、バン・シヒョクがスペシャルアドバイザーを務めたこのオーディションから選ばれた9人が、2022年12月7日にデビュー。
デビューEP「First Howling : ME」はオリコンデイリーアルバムランキングで初登場1位を獲得しました。
💡 グループ名の意味
「&TEAM」には、「多様な9名が&でつながり、人と人、人と世界を結び付け、ファンとつながり、ファンとファンもつながる」という意味が込められています。
デビューから約3年で紅白出場を果たした&TEAM。
BTSの弟分として、どんなパフォーマンスを見せてくれるのか楽しみです。
⚠️ aespaの紅白出場に批判の声-過去の炎上問題が再燃
紅組から初出場するaespa(エスパ)ですが、紅白出場決定の報道直後、SNSで大きな批判を浴びています。
🔥 原爆ライト投稿問題とは
問題となっているのは、aespaのメンバー・ニンニン(中国出身)が2022年にファン向けアプリ「Bubble」に投稿した写真です。
その写真には、きのこ雲のような形をしたLEDランプが映っていました。
このランプは点灯すると、オレンジ色の炎のようなエフェクトが上がり、まるで爆発直後の"キノコ雲"のように見えます。
ニンニンはこのランプを「可愛いライトを買ったよ~!どう?」というコメントとともに投稿していました。
当時は特に大きな炎上にはなりませんでしたが、2025年11月にaespaの紅白出場内定が報じられた直後、この投稿がSNSで再拡散され、大きな批判を呼ぶことになりました。
📱 SNSでの批判と賛否
X(旧Twitter)では「原爆を連想させるランプを"可愛い"と言った人が、日本の紅白に出るの?」という批判の声が上がり、「#aespa原爆ランプ事件」「#紅白出場反対」がトレンド入りしました。
一方で、「これは原爆を模したランプではなく、単なるきのこ雲型のインテリアライトだ」「悪意があったわけではない」という擁護の声もあります。
事務所からの正式な釈明はなく、ニンニン本人もこの件について公式にコメントしていません。
⏰ 過去の投稿が今になって問題に
実は、この投稿は2022年のものです。
当時は大きな問題にならなかったものが、紅白出場内定の報道をきっかけに3年後の今、突然炎上しました。
💭 これは、SNS時代における過去の発言や行動の重みを改めて考えさせられる出来事と言えるでしょう。
aespaは世界的に人気のK-POPグループで、日本でもアリーナツアーを成功させています。
紅白出場自体は実力的には十分納得のいくものですが、この炎上問題が今後どう影響するのか注目されます。
🏆 石川さゆり48回目の出場!紅白最多出場の驚異的記録
初出場の話題が多い2025年の紅白ですが、ベテラン勢も見逃せません。
特に注目すべきは、石川さゆりの48回目の出場です。
📊 48回という驚異的な記録
石川さゆりは今回で48回目の紅白出場となります。
これは紅白歌合戦76年の歴史の中でも、女性歌手として最多級の記録です。
1977年に初出場してから、ほぼ毎年紅白に出場し続けているということになります。
実に約50年近くにわたって、日本の音楽シーンの第一線で活躍し続けているのです。
🥇 歴代最多出場者は誰?
ちなみに、紅白歌合戦の歴代最多出場記録を持つのは北島三郎さんの50回です(2013年の引退コンサートでの特別出演を含めると51回)。
石川さゆりの48回は、これに次ぐ記録となります。
🌟 幾田りらとの対比が話題
今年の紅白では、48回目の石川さゆりと、初出場の幾田りらが同じステージに立ちます。
SNSでは「ベテランと新人が同じステージに立つのが紅白の醍醐味」「48回と初出場が並ぶって、すごい対比」という声が上がっています。
✨ これこそが、世代を超えて音楽で人々をつなぐ紅白歌合戦の魅力と言えるでしょう。
🤝 King & PrinceとNumber_iが同じステージに-ジャニーズ問題後初の共演
今年の紅白では、もう一つ注目すべきポイントがあります。
それは、King & PrinceとNumber_iの共演です。
📰 ジャニーズ問題とSTARTO ENTERTAINMENT
2023年に発覚したジャニーズ事務所の性加害問題により、事務所は「STARTO ENTERTAINMENT」に社名変更しました。
その影響で、2023年と2024年の紅白歌合戦には、STARTO ENTERTAINMENT所属のアーティストは出場していませんでした。
今回、King & Prince(6回目の出場)とNumber_i(2回目の出場)が出場することで、ジャニーズ問題発覚後初めて、元ジャニーズ事務所のアーティストが紅白に復帰することになります。
👬 両グループの関係
King & Princeは、平野紫耀、永瀬廉、髙橋海人、岸優太、神宮寺勇太の5人組グループでしたが、2023年に平野紫耀、神宮寺勇太、岸優太の3人が脱退。
その3人が新たに結成したのがNumber_iです。
💡 つまり
元は同じグループだったメンバーが、別々のグループとして紅白の同じステージに立つことになります。
SNSでは「キンプリとNumber_iが揃って出るのか…」「複雑な気持ちになる」という声も上がっています。
💭 ファンの複雑な心境
STARTO ENTERTAINMENTの紅白復帰については、ファンから賛否両論の声が上がっています。
紅白出場自体は喜ばしいことですが、ジャニーズ問題の記憶がまだ新しいこともあり、複雑な思いを抱くファンも少なくないようです。
📺 第76回紅白歌合戦の放送日時と視聴方法
最後に、第76回NHK紅白歌合戦の放送情報をまとめます。
📅 放送日時
- 日時:2025年12月31日(水)19時20分~23時45分
- 会場:NHKホール(東京・渋谷)
📡 放送・配信
- NHK総合テレビ
- NHKラジオ第1
- BSP4K
- BS8K
- NHKプラス(同時配信+見逃し配信)
📱 NHKプラスを使えば、スマホやタブレットでも視聴できます。
外出先でも紅白を楽しめるのは便利ですね。
🎙️ 司会者
今年の司会は、綾瀬はるか(6年ぶり4回目)、今田美桜(初)、有吉弘行、鈴木奈穂子アナウンサーの4名です。
綾瀬はるかは紅白司会のベテランで安定感抜群。
今田美桜は2025年度前期の連続テレビ小説「あんぱん」のヒロインを務めた、今最も旬な女優です。
🎨 テーマ
今年のテーマは「つなぐ、つながる、大みそか。」
時代や世代、国境を越えて、音楽で人々を「つなぐ」というメッセージが込められています。
📝 まとめ:多様性と世代交代が進む2025年の紅白
第76回NHK紅白歌合戦の出場歌手について、重要なポイントをまとめます。
- 初出場は10組で過去最多級(HANA、&TEAM、aespa、アイナ・ジ・エンド、幾田りら、ちゃんみな、CANDY TUNE、ハンバートハンバート、FRUITS ZIPPER、M!LK)
- HANAはちゃんみなプロデュースのガールズグループで、デビューわずか1年未満で紅白出場
- &TEAMはBTSが所属するHYBEの日本支社初のグループで、多国籍メンバーが特徴
- aespaは過去の原爆ライト投稿問題が再燃し、SNSで批判を浴びている
- 石川さゆりは48回目の出場で、女性歌手として最多級の記録
- King & PrinceとNumber_iが共演し、ジャニーズ問題後初のSTARTO ENTERTAINMENT出場となる
- 放送は2025年12月31日19時20分から、NHKプラスでも視聴可能
2025年の紅白は、初出場組の多さから音楽シーンの多様化と世代交代が感じられる一方、石川さゆりのような大ベテランも健在。
さらにaespaの炎上問題やジャニーズ問題の余波など、様々な話題を含んだ大会になりそうです。
🎉 12月31日、音楽の力で日本中を一つにする紅白歌合戦。
あなたは誰のパフォーマンスを一番楽しみにしていますか?
❓ よくある質問
Q1. 第76回NHK紅白歌合戦はいつ放送されますか?
2025年12月31日(水)19時20分から23時45分まで、NHK総合テレビで生放送されます。NHKプラスでも同時配信されるため、スマホやタブレットでも視聴可能です。
Q2. 今年の紅白で初出場するアーティストは誰ですか?
初出場は10組です。紅組から8組(アイナ・ジ・エンド、幾田りら、aespa、CANDY TUNE、ちゃんみな、HANA、ハンバートハンバート、FRUITS ZIPPER)、白組から2組(&TEAM、M!LK)が初めて紅白に出場します。
Q3. HANAとはどんなグループですか?
HANAは、ちゃんみながプロデュースする7人組ガールズグループです。2025年1月にプレデビューし、デビュー曲「Blue Jeans」がBillboard JAPAN総合ソング・チャートで初登場1位を獲得。女性グループ史上初の5週連続週間再生数1000万回超えを達成しました。
Q4. aespaはなぜ炎上しているのですか?
aespaのメンバー・ニンニンが2022年にファン向けアプリに投稿した、きのこ雲型のランプの写真が問題となっています。「可愛いライト」として紹介したこの投稿が、紅白出場内定報道後にSNSで再拡散され、「原爆を連想させる」として批判を受けています。
Q5. 石川さゆりは紅白に何回出場していますか?
石川さゆりは今回で48回目の出場となります。これは紅白歌合戦76年の歴史の中でも女性歌手として最多級の記録で、1977年の初出場以来、ほぼ毎年出場し続けている驚異的な記録です。
Q6. King & PrinceとNumber_iの関係は?
King & Princeは元々5人組でしたが、2023年に平野紫耀、神宮寺勇太、岸優太の3人が脱退。その3人が新たに結成したのがNumber_iです。つまり、元は同じグループだったメンバーが、今回の紅白で別々のグループとして共演することになります。