2025年12月25日、音楽プロダクションBMSGの代表であるSKY-HIこと日高光啓さん(39)が、公式サイトで改めて謝罪しました。
12月19日に報じられた「未成年アイドルを深夜に自宅に呼び出していた」という報道。BMSGは内部調査の結果「条例違反は確認されなかった」と発表しましたが、SKY-HIさん自身は「社会的に非常識だった」と認め、年内の活動を辞退することを発表しています。
この記事では、何が報じられたのか、なぜ条例違反にならないのか、そして紅白出場を控えるBE:FIRSTやHANAへの影響はあるのかまで、わかりやすく解説します。

📋 この記事でわかること
SKY-HIが改めて謝罪「社会的に非常識だった」―何があったのか
SKY-HIさんは12月25日、BMSG公式サイトを通じて謝罪コメントを発表しました。「社会的に非常識」「認識の甘さ」という言葉で自らの行動を認め、条例違反は否定しつつも年内の活動を辞退すると表明しています。
オリコンニュースの報道によると、SKY-HIさんは以下のようにコメントしています。
「プロジェクトを形にしたいという一心で、自分なりに尽力してまいりました。しかし、個人の時間感覚やコミュニケーションの在り方が、客観的に見て社会的に非常識であり、結果としてこのような騒動を招いてしまったことを深く反省しております」
そして条例違反については「一部の憶測にあるような法令違反や条例違反は調査報告のとおり誓ってございません」と強く否定。
それでも「このような騒動自体が、私の認識の甘さの表れ」として、「世間との感覚のズレ」を是正すると述べています。
では、具体的にどんな内容が報じられたのでしょうか。
未成年アイドル深夜呼び出し報道の詳細―いつ・どこで・何が
NEWSポストセブンの報道によると、SKY-HIさんは2023年夏頃から、当時高校1年生だった女性アイドルとSNSのDMでやり取りを開始。報道時点(2025年12月)で17歳となっていた彼女を、深夜23時以降に東京・港区の自宅マンションに複数回呼び出していたとされています。
報道では、SKY-HIさんが女性に送ったとされるLINEメッセージも掲載されました。「かわいすぎる死ぬ」「タイプすぎて辛いまである」「だぁいすき」といった内容で、直接的な好意を示すメッセージだったと伝えられています。
この女性アイドルはBMSG所属ではなく、やり取り開始当時は高校1年生。周囲には「日高さんと会ってるんだよね」と嬉しそうに話していたとのこと。
SKY-HIさん側は取材に対し、「女性の父が送迎していたことで、許可をとっているという認識だった」と説明。一方で、女性の母親は「最初は知らなかった」「深夜の外出が増えて心配していた」と話しており、保護者間でも認識に差があったとされています。
報道内容自体は認めたSKY-HIさん。では、なぜ「条例違反ではない」という結論になったのでしょうか。
条例違反にならない理由―東京都青少年健全育成条例のポイント
BMSGの内部調査では「東京都青少年健全育成条例違反は確認されなかった」と報告されています。これには条例の規定が関係しています。
警視庁の公式サイトによると、東京都の条例では以下のように定められています。
- 「深夜」とは午後11時から翌日午前4時まで
- 保護者の同意なく、または正当な理由なく、深夜に18歳未満を連れ出したり留めたりしてはいけない
ここで重要なのが罰則の対象です。
16歳以上18歳未満の場合は禁止行為には該当しますが、罰則の対象外となります。
さらに「保護者の同意があった場合」は、そもそも禁止行為に該当しない可能性があります。SKY-HIさん側が「父親が送迎していたので許可を得ていると認識していた」と主張しているのはこの点が関係しています。
ただし、父親と母親で認識が異なっていたとされる点や、「深夜に未成年を自宅に呼ぶ」という行為そのものの社会的妥当性は、法的な問題とは別の話。だからこそSKY-HIさんは「社会的に非常識」と認めて謝罪したと考えられます。
条例違反ではなかったものの、SKY-HIさんの活動には影響が出ています。
年内活動辞退の具体的内容―辞退する番組・ライブ一覧
SKY-HIさんは年内のアーティスト活動を辞退すると発表しました。モデルプレスの報道によると、辞退が発表されたのは以下の出演です。
【ライブ出演】
- 2025年12月27日(土)COUNTDOWN JAPAN 25/26
【テレビ出演】
- 2025年12月29日(月)日本テレビ系「発表!今年イチバン聴いた歌〜年間ミュージックアワード2025〜」
BMSGは辞退の理由として「体制構築と再発防止に専念するため」「代表である本人が表舞台に立つことで、所属アーティストの活動に不必要な懸念や支障を及ぼすことは避けるべき」としています。
実質的には12月27日から大晦日までの約6日間のみとなります。
SNSでは「年内謹慎!たった6日」「ただの冬休みじゃん」という声も上がっており、謹慎期間の短さに疑問を呈する意見も少なくありません。
では、SKY-HIさんがプロデュースしたグループへの影響はどうなのでしょうか。
BE:FIRST・HANAの紅白出場への影響は?
多くのファンが気になっているのが、BE:FIRSTとHANAの紅白歌合戦への出場。結論から言うと、現時点で出場に関する変更は発表されていません。
BE:FIRSTは2022年から連続で紅白に出場している人気グループ。HANAは2025年4月にデビューしたばかりのガールズグループで、今年が紅白初出場となります。
音楽ナタリーの報道でも、SKY-HIさんの活動辞退について「所属アーティストの活動に不必要な懸念や支障を及ぼすことは避けるべき」という判断が理由とされています。
つまり、SKY-HIさん自身が表舞台から退くことで、グループの活動には影響を与えないようにする意図があると考えられます。
ただ、HANAには16歳の未成年メンバー(MAHINA)も在籍しており、「未成年タレントを預かる事務所の社長としての自覚」を問う声も上がっています。
そして、今回特に批判を集めているのがSKY-HIさんの過去の発言との矛盾です。
「芸能界を健全に」発言が完全ブーメランに
2020年にBMSGを設立した際のスローガンは「才能を殺さないために。」。自費1億円を投じてオーディション「THE FIRST」を開催し、従来の芸能界のあり方に疑問を呈してきました。
過去のインタビューでは「芸能の常識より社会の常識を大事にしたい」という趣旨の発言もしており、アーティストの権利を守る姿勢が高く評価されていました。
それだけに、今回の報道で「自分が掲げていた理念に反する行動を取った」という批判が噴出。SNSでは「他人に厳しく自分に甘いタイプ」「いつもかけているあの誠実な言葉の数々は何だったのか」という失望の声が上がっています。
また、BMSGに所属するRYOKI(三山凌輝)さんが女性YouTuberとの婚約破棄トラブルを報じられた際も、ツアーに「お咎めなし」で参加させていたことが引き合いに出され、「身内に甘い」という指摘もあります。
こうした批判を受け、BMSGは経営体制の見直しを発表しました。
BMSGのガバナンス強化策の内容
BMSGは今回の件を受けて、「経営体制の抜本的な見直しとガバナンスの強化」を発表しました。モデルプレスの報道によると、以下の3つの施策が決定されています。
1. 代表者を含む全役職員への客観的監査機能の導入
代表取締役を含む全役職員を対象に、外部有識者によるコンプライアンス監視体制を新たに導入。「代表個人の判断に依存しない、客観的かつ実効性のあるチェック機能を徹底する」としています。
2. コンプライアンス意識の再徹底と内部統制の構築
専任の部署を設置し、全社的なコンプライアンス意識の向上を図るとのこと。組織内での相互牽制が機能する体制を構築するとしています。
3. 経営体制の再構築
「リーダーシップとガバナンスをバランスさせた新体制へと移行する」と発表。具体的な詳細は数か月以内に公表予定とされています。
これまでSKY-HIさん個人のカリスマ性で成長してきたBMSGにとって、組織としてのチェック体制を整えることは大きな転換点となりそうです。
最後に、今回の件に対する世間の反応を見ていきましょう。
ネット・ファンの反応―擁護と批判の両論
今回の謝罪と活動辞退に対し、ネット上では批判と擁護の両方の意見が飛び交っています。
批判的な意見
「所属アーティストの大事な時期に、足引っ張るようなことできますね」
「『芸能界を健全に』って言ってた本人がこれ?」
「二度とこのようなしょうもないことで所属アーティストやスタッフ、ファンを失望させないでもらいたい」
謹慎期間の短さや、過去の発言との矛盾を指摘する声が目立ちます。
擁護的な意見
「条例違反でないなら法的には問題ない」
「自分で非を認めて活動を辞退しているのは評価できる」
謝罪の姿勢や、法的な問題がないことを評価する意見もあります。
今後の焦点
年明け以降、SKY-HIさんがどのタイミングで活動を再開するのか、そしてBMSGが発表したガバナンス強化策がどこまで具体化されるのかが注目されます。
BE:FIRSTやHANAの紅白出場は予定通り行われる見込みですが、代表の不祥事がグループのイメージにどう影響するかは未知数です。
まとめ
- SKY-HIさんは12月25日に改めて謝罪、「社会的に非常識」「認識の甘さ」と認めた
- BMSGの内部調査では東京都青少年健全育成条例違反は確認されなかった
- 年内のCOUNTDOWN JAPAN、日テレ番組出演を辞退(実質6日間)
- BE:FIRST・HANAの紅白出場に変更発表はなし
- BMSGは外部監査導入などガバナンス強化策を発表
「芸能界を健全にしたい」と掲げてきたSKY-HIさんにとって、今回の件は大きな試練となりました。法的な問題はなかったとしても、「世間との感覚のズレ」をどう是正していくのか、今後の行動が問われることになりそうです。
よくある質問(FAQ)
Q. SKY-HIは何をして謝罪したの?
当時高校1年生だった未成年女性アイドルを深夜に自宅に呼び出していたことが報じられ、「社会的に非常識だった」と謝罪しました。条例違反は否定しつつも、年内の活動を辞退しています。
Q. なぜ条例違反にならなかったの?
東京都青少年健全育成条例の罰則対象は16歳未満のみで、16歳以上は罰則対象外。また「保護者の同意があった」と主張されており、禁止行為にも該当しないとされました。
Q. BE:FIRSTやHANAの紅白出場はどうなる?
現時点で紅白歌合戦への出場に変更は発表されていません。SKY-HIさん自身が活動を辞退することで、所属グループへの影響を避ける意図があるとされています。
Q. SKY-HIの年内活動辞退はいつまで?
COUNTDOWN JAPAN(12月27日)と日テレ番組(12月29日)の出演を辞退し、年内の活動を控えると発表。実質的には約6日間の謹慎となり、批判の声も上がっています。
参考文献
- オリコンニュース - SKY-HI謝罪全文・BMSG声明
- NEWSポストセブン - 最初のスクープ報道
- 警視庁 - 東京都青少年健全育成条例
- モデルプレス - 活動辞退詳細・ガバナンス強化策
- 音楽ナタリー - 調査結果報告