2025年9月2日、テレビ界に衝撃のニュースが駆け巡りました。
人気芸人カズレーザーがMCを務める2つの番組「カズレーザーと学ぶ。」と「家事ヤロウ!!!」が、なんと同じ日に最終回を迎えたのです。
しかも、どちらも視聴率は好調でした。
「えっ、なんで?」「何かあったの?」
そんな疑問の声がSNSにあふれ、「干されたのでは?」という憶測まで飛び交いました。
ところが、カズレーザー本人がYouTubeでこの騒動について語った内容は、多くの人の予想を裏切るものでした。
番組終了の理由を、彼はたった2文字で説明したのです。
📺 カズレーザーが"たった一言"で説明した番組終了の真実
「今、俺"干されてる"らしいんですよ」
カズレーザーは、ぺこぱ松陰寺太勇とのYouTubeチャンネルでこう切り出しました。
そして続けて言った言葉が、すべてを物語っています。
つまり、視聴率という「数字」が理由だと、本人がはっきりと明言したのです。
参考:カズレーザー、2番組同時終了巡る「干された」報道にズバリ回答
でも、ここで疑問が湧きませんか?
「カズレーザーと学ぶ。」の視聴率は8.5%で好調だったはずです。なぜ「数字が悪かった」と言うのでしょうか?
実は、ここにテレビ業界の複雑な事情が隠れているのです。
カズレーザーはさらにこう語っています。
「俺、何とも思ってないのに、勝手に寄ってこないで。俺、ただ立ってるだけなのに"背中を押してくる"から。いや、違うのよ。数字が悪かったのよ。勝手なこと言わないでよ」
この発言から分かるのは、本人は番組終了を自然な流れとして受け止めているということです。
そして、最も印象的だったのがこの言葉でした。
噂や憶測に対する、実に冷静で的確な分析ですね。
🤔 「干された」説はなぜ生まれた?池上彰との"あの発言"を検証
では、なぜ「干された」という噂が生まれたのでしょうか?
大きな要因として、池上彰さんとの番組でのやり取りが挙げられています。
⚡ 8月16日の靖国神社発言が注目された理由
2025年8月16日放送の「池上彰の戦後80年SP」で、カズレーザーは靖国神社について池上彰さんに質問しました。
池上さんが「中国にしてみれば、中国侵略の計画者が靖国神社にまつられている。それを参拝するのは許しがたい、と猛反発が起きるんです」と説明。
これに対し、カズレーザーはこう質問したのです。
池上さんが「日本は負けたわけですから」と答えると、すぐにCMに入りました。
参考:カズレーザー、池上彰の番組で指摘された「しゃべらなすぎ」のナゾ
このやり取りがSNSで「池上彰に楯突いた」として話題になったのです。
🔇 9月13日の「無言問題」の真相
さらに9月13日の「池上彰のニュースそうだったのか!!」では、カズレーザーがほとんど発言しない場面がありました。
番組では「外国人優遇」というテーマが扱われましたが、他の出演者が次々と発言する中、カズレーザーだけがトーク場面に映らなかったのです。
視聴者からは「どんだけ編集されちゃったのこれ?」「この人がこんな喋らないことなんてある?」といった声が上がりました。
しかし、実際には池上彰さんとの関係に問題があるわけではありません。
その証拠に、カズレーザーはその後も池上さんの番組に普通に出演しているのです。
📊 視聴率8.5%で好調なのになぜ終了?業界事情の意外な真実
ここで最大の謎に迫ります。
「カズレーザーと学ぶ。」の直近の視聴率は8.5%。これは火曜夜10時という時間帯では非常に優秀な数字です。
実際、裏番組の「報道ステーション」とほぼ同じ数字で、制作関係者も「かなりの高視聴率」と評価していました。
参考:「日テレ判断誤ったなぁー」『カズレーザーと学ぶ。』今日終了
では、なぜカズレーザーは「数字が悪かった」と言うのでしょうか?
😰 制作現場の想像以上の負担
答えの一つは、制作現場の負担の大きさです。
カズレーザー自身も最終回で語りました。
この番組は「超ハードコア教養バラエティ」として、最新の学説や専門的知識を毎週取り上げていました。
そのため、出演者も制作スタッフも毎週膨大な準備が必要だったのです。
実際、出演していた大学教授たちの中には「準備が辛すぎて二度と出たくない」と語る人もいたそうです。
📅 改編期の業界常識
もう一つ重要なのが、9月は「改編期」だということです。
テレビ業界では、毎年3月と9月に番組の大幅な入れ替えが行われます。
これは視聴率の良し悪しに関係なく、番組編成の戦略や制作体制の見直しで決まることが多いのです。
日本テレビの編成担当者も「視聴率だけではなくていろいろな面から改編を総合的に判断した」と説明しています。
参考:日テレ 「カズレーザーと学ぶ。」終了は「視聴率だけではなくていろいろな面から総合的に判断」
😲 業界関係者も驚いた同日終了
ただし、2つの番組が同じ日に終わるのは確かに珍しいことです。
カズレーザー自身もラジオでこう語っています。
この「前代未聞」とも言える事態が、「干された」説を生んだ大きな要因だったのです。
✅ 現在のカズレーザーは本当に「干されている」のか?
結論から言うと、カズレーザーは全く「干されて」いません。
現在も多数の番組にレギュラー出演しています。
📺 現在の出演番組一覧
- ✓ フジテレビ「サン!シャイン」(月〜金曜、スペシャルキャスター)
- ✓ 日本テレビ「沸騰ワード10」
- ✓ テレビ朝日「池上彰のニュースそうだったのか!!」(継続出演)
- ✓ 日本テレビ「Qさま!!」
- ✓ テレビ朝日「アメトーーク」
さらに、YouTubeチャンネル「カズレーザーと松陰寺のチルるーム」も好調で、結婚した二階堂ふみさんとの話題も含めて注目度は上がっています。
💒 結婚による注目度上昇
2025年8月に二階堂ふみさんとの結婚を発表したカズレーザー。
この結婚報道後、「カズレーザーと学ぶ。」の視聴率はむしろ上昇していました。
・結婚発表前(7月29日):6.1%
・結婚発表後(8月12日):8.0%
・さらに翌週(8月19日):8.5%
これは明らかに「ご祝儀効果」で、視聴者の関心は高まっていたのです。
😄 カズレーザーらしい自虐ユーモア
番組終了について、カズレーザーは持ち前のユーモアで語っています。
「もしかしたらどこかで何かをして、謝罪会見が行われる可能性も」「今後とびっきりの不祥事があるかもしれない。みなさん首を長くして待っててほしい」
このように冗談を交えながら、「やらかしてない」ことを強調しているのです。
🔍 まとめ:カズレーザー番組終了の真相
今回の騒動をまとめると、以下のことが明らかになりました。
✓ 番組終了の理由:カズレーザー本人が「数字」と明言。視聴率だけでなく制作負担や継続可能性を含む総合判断
✓ 「干された」説の根拠:池上彰さんとの発言や同日終了の珍しさから生まれた憶測に過ぎない
✓ 実際の関係:池上彰さんとの関係に問題なし。その後も番組に継続出演
✓ 現在の状況:多数のレギュラー番組に出演中。結婚により注目度はむしろ上昇
✓ 改編期の常識:9月は番組入れ替えの時期で、視聴率に関係なく終了することは珍しくない
カズレーザーが語った「真実なんて、マジでどうでもいいんですよ。みんな、自分が信じたいものを信じたいんで」という言葉は、現代のSNS時代を象徴する名言かもしれませんね。
憶測や噂に惑わされず、事実をしっかりと見極めることの大切さを、改めて感じさせてくれる騒動でした。
カズレーザーの今後の活躍に、引き続き注目していきましょう。
カズレーザーの番組終了について詳しく解説した記事も参考にしてください。
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