「これただ『ニックの目がハートで嫌だ』って話じゃない」——ディズニーストアの『ズートピア』10周年フィギュアが、発売初日から炎上しています。
発端となった投稿は、わずか1日で720万インプレッションを突破。
しかし、批判の本質は「恋愛描写への不満」ではありませんでした。
この記事でわかること

10周年フィギュア、発売初日に炎上した経緯
2025年11月28日、ディズニーストアから『ズートピア』10周年記念フィギュアが発売されました。
価格は13,200円(税込)。
メーカーはアメリカの老舗フィギュアブランド「Enesco(エネスコ)」です。
発売直後からSNSで批判が殺到。
きっかけとなったのは、あるユーザーの投稿でした。
「ほんまに無理や…解釈違い甚だしい……こんなのが映画10周年記念??本当に公式…??誰ですかこれ通したの ありえない」
この投稿を引用する形で、別のユーザーが問題の核心を指摘しました。
「これただ『ニックの目がハートで嫌だ』って話じゃなくて、元々あるイラストを変えてまでハート目にしてるのが意味わかんないんだよな!!!オリジナルでこんなに可愛いイラストがあるのに!!!」
この投稿が約1日で720万インプレッションを記録。
炎上の火付け役となりました。
批判の本質は「恋愛描写」ではなかった
問題の核心は「ニックの目がハート型に改変されていた」ことです。
しかも、この改変は既存の公式イラストを元にしたものでした。
批判されているのは「ニックとジュディの恋愛描写」ではなく、「オリジナルのイラストをわざわざ改変した」という行為そのものです。
発端となった投稿者は、この点を明確に説明しています。
「新規グッズでニックがハート目してたら『ニックが…?まぁそういうのもあるか…』でスルー出来るし可愛かったら買う。
けど既存のものを変えるのは違うじゃん。2で2人がそういう関係になるからなの〜?みたいなのもじゃあ2の絵でやれよって感じだし」
さらに、ファンの複雑な心境も吐露されていました。
「オリジナルの絵を知らない人からしたら、ニックにパートナー作ってほしくない厄介オタクが暴れてるだけに見えるんだろうな…そこじゃないんだよ…」
つまり、外から見ると「カップリングに嫉妬しているオタク」に見えてしまうけれど、本当の問題は「オリジナル改変」にある——という、ファンのもどかしさが伝わってきます。
オリジナルと改変後を徹底比較
問題のフィギュアは、ジュディがニックに抱きつくポーズ。
これ自体はファンの間で人気の高い公式イラストが元になっています。
ニックはやれやれ系の微笑み。
内心満更でもないけど、クールに受け流す表情。
ジュディに抱きつかれても動じない余裕が感じられる。
ニックの目がハート型に変更。
デレデレした印象に変化。
「アホキャラ」に見えるという声も。
SNSでは、この変化を端的に表現した例えが話題になりました。
「悟空が元気玉撃つ名シーンをほぼそのまま使って、元気玉が気円斬になってるみたいなこと??」
この例えには「わかりやすい!」「それだ!」という反応が多く寄せられていました。
名シーンの構図はそのままに、肝心の「核」が別物に差し替えられている——という違和感が伝わる秀逸な例えです。
別のユーザーは、どうすればよかったのかを具体的に提案していました。
「デレる描写をしたいなら目をハートにするとかいう手抜きじゃなくて、『仕方ねぇな』って感じの表情で頭撫でててほしい」
ニックらしさを保ちながら「デレ」を表現する方法はあった——という指摘です。
ニックの公式キャラ設定と「ハート目」の違和感
そもそも、ニックとはどんなキャラクターなのでしょうか。
ディズニー公式のキャラクター紹介によると、ニックの性格は以下のように説明されています。
- 皮肉屋
- 用心深い
- 詐欺まがいの商売で日銭を稼いでいた過去
- ジュディと出会い、本来の「優しさ」を取り戻していく
「皮肉屋」で「用心深い」キャラクターが、目をハートにしてデレデレする——。
この組み合わせに違和感を覚えるファンが多いのは、ある意味当然かもしれません。
SNSでも、キャラクター性に関する指摘が多数見られました。
「ニックはやれやれ系男子。目がハートになる印象はない。内心満更でもないけど的なタイプ」
「ニックはクールキャラのはずなのに、目がハートマークじゃアホキャラに見える」
「うわー!ほんとだ!コレだよ!コレ!目がハートなんてニックらしくないよ…」
映画を少ししか見たことがない人からも「ニックの目がハートは違和感がある」という声が上がっています。
それほど、このデザインはキャラクターの印象とかけ離れているのです。
ズートピア2公開直前のタイミングは偶然?
フィギュア発売の2日前、11月26日にアメリカで『ズートピア2』が公開されました。
日本での公開は12月5日の予定です。
ディズニー公式の映画サイトによると、ズートピア2ではニックとジュディが再びバディを組み、新たな事件に挑むストーリー。
SNSでは、アメリカで映画を見た人からの情報も流れていました。
「1のバディ描写に比べてめっちゃ恋仲描写になってる」
ただし、これは確認できていない情報です。
日本ではまだ映画が公開されていないため、この推測は検証できません。
- ズートピア2の恋愛路線に合わせた販促
- 続編公開に向けた「予習」的なグッズ展開
※公式からの発表はなく、あくまで推測です
この点について、冷静な分析をするユーザーもいました。
「グッズ監修している部署は映画を作っている部署とは違うだろうから、公式がミスることもある」
「『ニックの目をハートにしよう』と提案したやつも、それをそのまま企画して商品化したやつも全員視野が狭すぎる。ファンの反応を想像しないのか」
真相は公式からの発表がない限りわかりませんが、タイミングの一致は興味深いところです。
SNSでの反応まとめ:批判・好意・品質指摘
「目がハートは解釈違い」「オリジナルを変えるな」が主流意見。
ただし「フィギュア単体なら可愛い」という声や、品質面への指摘もありました。
批判的な意見
「このままグッズ化されていたら、1番好きなポーズや表情なので即決だったんですがねぇ……」
この投稿が象徴的です。
オリジナルのイラストが大好きだったからこそ、改変に怒っているんですね。
「マジこれこの距離感がたまんないのに、公式で変な方向に変えないで欲しいです…」
「あーそうだよこっちだこっち。見たことあんのに違和感あったからモヤモヤしてたんよね」
「見たことあるのに違和感がある」——これがファンの感覚を端的に表しています。
比較的好意的な意見
「目がハートになってるのはなってるで可愛いな。劇中関係なく、1つのフィギュアとして持っておきたい」
「なかなか見ないニックで良き!」
少数ですが、デザイン単体として評価する声もありました。
「劇中のニックとは別物」と割り切れば、可愛いという意見です。
品質面への指摘
「例のニックの目がハートになってるフィギュア13,200円のを買わない理由は、別にニックとジュディが恋仲風な感じになってるからじゃなくて、あのフィギュアだけでなく見本を見たけどどれも値段相応の丁寧な塗りじゃないから」
デザインの問題とは別に、13,200円という価格に見合った品質なのかという指摘もありました。
まとめ
- ディズニーストアの『ズートピア』10周年フィギュア(13,200円)が発売初日から炎上
- 発端の投稿は約1日で720万インプレッションを記録
- 原因はニックの目が「ハート型」に改変されていたこと
- 問題の本質は「既存の公式イラストを改変した」こと
- 「恋愛描写が嫌」ではなく「オリジナルを変えるな」が主流意見
- ニックは「皮肉屋でクール」なキャラ。ハート目は性格に合わないとの批判
- ズートピア2(日本公開12/5)との関連を指摘する声もあるが、公式発表はない
- 品質面(塗りの丁寧さ)への指摘も
13,200円という価格にもかかわらず発売当日に完売するほどの人気作品だけに、ファンの期待も大きかったのでしょう。
「大好きだからこそ許せない」——そんな声が聞こえてきます。
外から見ると「厄介オタクの暴走」に見えるかもしれません。
しかし、その本質は「愛するキャラクターのオリジナル表現を守りたい」というファン心理でした。
ズートピア2の日本公開は12月5日。
続編でのニックとジュディの関係がどう描かれるのか、注目が集まります。
よくある質問
Q. ズートピア10周年フィギュアはなぜ炎上したの?
既存の公式イラストが改変されていたためです。ニックの目がオリジナルの「やれやれ系の微笑み」から「ハート型」に変更されており、キャラクターの性格に合わないと批判されています。「恋愛描写が嫌」ではなく「オリジナルを変えるな」が主流意見です。
Q. フィギュアの価格と販売状況は?
13,200円(税込)で、2025年11月28日にディズニーストアから発売されました。メーカーはアメリカの老舗「Enesco(エネスコ)」。炎上にもかかわらず発売当日に完売しています。
Q. ニックはどんなキャラクター?
ディズニー公式によると、ニック・ワイルドは「皮肉屋」で「用心深い」性格。元詐欺師で、ジュディと出会い本来の優しさを取り戻していくキャラクターです。「やれやれ系男子」「内心満更でもないけどクールに受け流すタイプ」とファンからは認識されています。
Q. ズートピア2の日本公開日はいつ?
2025年12月5日です。アメリカでは11月26日に先行公開されています。フィギュア発売(11/28)の2日前にアメリカ公開というタイミングから、続編との関連を指摘する声もあります。
Q. 批判の本質は「恋愛描写が嫌」ということ?
いいえ、違います。批判の本質は「既存の人気イラストをわざわざ改変した」という行為そのものです。「新規グッズでハート目なら許容できた」「じゃあ2の絵でやれよ」という声が多く、「オリジナルを知らない人には厄介オタクの暴走に見えるかもしれないが、そこじゃない」と説明するユーザーもいました。