前橋市長が退職願提出！なぜ今？小川晶氏の退職金と次の市長選を解説

📰 2025年11月25日、群馬県前橋市に衝撃が走りました。小川晶市長（42歳）が議会に退職願を提出したのです。

前橋市初の女性市長として期待を集めた彼女は、就任からわずか1年9ヶ月で辞職を決断しました。

その背景にあるのは、部下の既婚男性職員とのラブホテル通いが報じられた不倫スキャンダル。市議会からの強い辞職圧力に、ついに退職願という形で応えることになりました。

一体何があったのでしょうか？詳しく見ていきましょう。

📋 この記事でわかること

✅ 退職願提出の理由と経緯
✅ 小川晶市長の経歴とプロフィール
✅ 事件の時系列と詳細
✅ 退職金の計算方法と支給額
✅ 次の市長選挙の時期と今後の展開

【速報】前橋市長が退職願を提出！その理由とは？

結論：小川晶市長は2025年11月25日に退職願を提出しました。理由は、既婚の男性職員とのラブホテル通いが報じられ、市議会から強い辞職圧力を受けたためです。

不倫スキャンダルの発覚

2025年9月、週刊誌「NEWSポストセブン」が衝撃的な内容を報道しました。

小川市長が、部下で既婚の男性職員（当時秘書広報課長）と複数回にわたってラブホテルで面会していたというのです。

この報道を受けて、前橋市役所やテレビ番組には500件以上の意見・苦情が殺到しました。

市議会からの辞職圧力

時事通信の報道によると、11月13日、市議会の主要7会派すべてが小川市長に対して辞職を要求しました。

さらに、11月27日には不信任決議案を提出する方針が固まっていました。つまり、退職願の提出はその2日前だったのです。

「退職願」という言葉の意味

💡 実は、小川市長は「退職届」ではなく「退職願」を提出しました。

この2つには大きな違いがあります。

退職届：「辞めます」という確定的な通告
退職願：「辞めさせてください」というお願いの形で、議会の承認が必要

つまり、まだ完全に辞職が確定したわけではないのです。

11月25日というタイミング

退職願の提出日も注目すべきポイントです。

⚠️ 実は、12月1日から小川市長の給与は50%削減されることが決まっていました。つまり、給与が半分になる直前のタイミングで退職願を出したということです。

インターネット上では「退職金目当てでは？」という声も上がっています。

でも、この小川晶市長って、どんな人なのでしょうか？実は、弁護士出身で前橋市初の女性市長として注目を集めていた人物なんです。

小川晶市長って誰？41歳女性市長の経歴

結論：小川晶市長は1982年生まれの42歳。弁護士出身で、群馬県議を4期務めた後、2024年2月に前橋市長に初当選しました。前橋市初の女性市長で、戦後最年少の市長でもあります。

千葉県の米農家の娘として生まれる

小川氏は千葉県匝瑳市（旧・野栄町）の米農家の3人兄弟の第2子・長女として生まれました。

実父は全国農民会議共同代表の小川浩氏という農業運動家です。自然に囲まれた環境で育ちました。

神戸連続児童殺傷事件がきっかけで弁護士を志す

🎯 実は、小川市長は1997年の神戸連続児童殺傷事件に衝撃を受けて弁護士を目指しました。

もともとは教員を志していた彼女でしたが、自分と同い年の少年が逮捕されたことが、人生を変えるきっかけだったんです。

清真学園高等学校・中学校を卒業後、中央大学法学部に進学。大学5年生だった2005年、24歳で司法試験に合格しました。

弁護士として前橋で活動

2006年、24歳で司法修習生として前橋に移住します。2007年には弁護士登録をして、前橋市内の法律事務所で勤務しました。

DV被害者や子どもの権利を守る活動に力を入れていたそうです。

群馬県議を4期務める

その後、政治の世界に進出。群馬県議会議員として4期（約16年）務めました。

この間、社会的弱者への支援や子育て政策に積極的に取り組んでいました。

2024年2月、前橋市長に初当選

2023年11月、小川氏は翌年2月に行われる前橋市長選への出馬を表明しました。

日本経済新聞の報道によると、選挙では、自民党・公明党が推薦する現職の山本龍氏を破って当選。無党派層や自民の支持層からも支持を得ての勝利でした。

📊 当選時の記録：

年齢：41歳
前橋市初の女性市長
戦後最年少の市長
公選の前橋市長として初の群馬県外出身者

ユニークな個性

実は、小川市長の一人称は「ぼく」です。

ただし、公的な場では「私」を使用するように心がけていたそうです。趣味は温泉めぐりで、座右の銘は「感謝」。飾らない人柄だったと言われています。

こんな輝かしい経歴を持つ市長が、なぜ退職願を出すことになったのでしょうか？事件の経緯を時系列で見ていきましょう。

何があったの？事件の経緯を時系列で解説

結論：2025年9月に週刊誌が報道し、市長と既婚職員のラブホテル通いが発覚しました。当初は「男女の関係はない」と否定し続投を表明しましたが、市議会からの辞職圧力に耐えきれず、11月25日に退職願を提出しました。

📅 時系列で見る事件の流れ

2025年9月24日：週刊誌が報道
「NEWSポストセブン」が、小川市長が秘書広報課長を務める既婚の男性職員と、2月から9月にかけて複数回にわたってラブホテルを訪れていたと報じました。

同日：小川市長が記者会見
「公務や私的な相談のためにホテルを利用していた」と説明し、「男女の関係は一切ない」と否定しました。しかし、この説明に納得する人はほとんどいませんでした。

9月25日：相手の職員が異動
問題の男性職員が秘書広報課長から職員課副参事へ。表向きは「人事異動」ですが、事実上の降格と受け止められています。

9月下旬：相手職員の妻がコメント
Yahoo!ニュースの報道によると、妻は「男性の主張を事実と受け止めている」としながらも、「正直申し上げると小川市長に対して、今回の件に関し快く思わない面もある」と複雑な心情を明かしました。

10月17日：給与50%減額で続投表明

⚠️ 実は、小川市長は「給与を半分にしてでも市長を続ける」と宣言していました。「ここで退くのではなく、掲げた公約を実現することが私に課せられた責任である」と述べ、続投の意向を示したのです。

11月11日：給与50%削減答申
前橋市の特別職報酬等審議会は、12月1日から小川市長の給与（月額112万5000円）を50%減額し56万2500円とする答申を出しました。

11月13日：市議会7会派が辞職要求
市議会の主要7会派すべてが小川市長に対して辞職を要求。これは議会全体が「もう市長として認められない」という意思表示をしたということです。さらに、続投するなら不信任決議案を提出する方針を固めました。

11月25日：ついに退職願を提出
小川市長は議長に対して退職願を提出しました。続投を宣言してから約2ヶ月後のことでした。不信任決議案の採決予定日（11月27日）の2日前というタイミングです。

退職願を出すと決めた市長。でも、気になるのは「退職金はどうなるの？」という点ですよね。実は、不祥事でも退職金がもらえる仕組みがあるんです。

退職金は支給される？金額はいくら？

結論：退職願を出しても、退職金は支給されます。前橋市長の退職金は「給料月額×勤続月数×50/100」で計算され、小川市長の場合は約1237万円（22ヶ月在職）と推定されます。

退職金の計算式

前橋市特別職の退職手当に関する条例によると、前橋市長に対する退職手当の額は次のように定められています。

💰 計算式：
退職した日の属する月の給料月額 × 勤続月数 × 50/100

小川市長の給料月額は112万5000円（給与50%削減前の金額が基準）です。

小川市長の退職金はいくら？

小川市長は2024年2月4日に市長に就任し、2025年11月時点で約22ヶ月在職しています。

計算式に当てはめると：

112万5000円 × 22ヶ月 × 50/100 = 約1237万5000円

ただし、正確な退職日によって勤続月数が変わるため、金額は前後する可能性があります。

なぜ不祥事でも退職金がもらえるの？

「不祥事で辞めるのに退職金がもらえるなんておかしい！」と思う人も多いでしょう。

実は、退職金が支給されないのは非常に限られたケースだけなんです。

⚠️ 退職金が支給されないケース：

懲戒免職等処分を受けて退職した場合
失職した場合
在職期間中の非違行為に係る刑事事件に関し、退職後に禁錮以上の刑に処せられた場合

つまり、自分から「退職願」を出して辞める場合は、退職金が支給されるのです。

兵庫県知事の事例

📌 実は、弁護士JPの報道によると、兵庫県の斎藤元彦知事も、パワハラ問題で大騒ぎになりましたが、退職金約1561万円が支給されることになりました。

不祥事で辞職しても退職金は支給される――これが日本の制度なのです。

ネット上の反応

この退職金支給について、インターネット上では賛否両論の声が上がっています。

否定的な意見：

「不祥事で辞めるのに退職金がもらえるなんておかしい」
「退職金目当てで市長の椅子にしがみついていたのでは？」

肯定的な意見：

「法律で決まっているのだから仕方ない」
「職務を果たした期間の報酬として当然」

ヤフコメでも話題に

提供いただいたヤフーコメントでも、この点が議論になっています。

「退職願不受理とされるのか→退職金等支給される。失職→退職金は支給されない。しかし、兵庫県知事は支給された」という指摘がありました。

つまり、「退職願」という形を取ることで、退職金を確実に受け取れるようにしたのではないか、という見方です。

退職願が受理されたら、次はどうなるのでしょうか？市長選挙はいつ行われるのか、今後の展開を見ていきましょう。

次の前橋市長選挙はいつ？今後の展開

結論：退職願が議会に受理されれば、辞職が確定します。その後、50日以内に市長選挙が実施される見込みです。前橋市は新しい市長のもとで、市政の立て直しを図ることになります。

退職願の受理プロセス

💡 実は、「退職願」を出しても、それだけでは辞職は確定しません。議会が受理・承認する必要があるんです。

ただし、市議会の7会派全てが辞職を求めている状況なので、受理される可能性は非常に高いでしょう。

不信任決議との違い

もし退職願が受理されなかった場合、11月27日に予定されていた不信任決議案の採決が行われることになります。

⚠️ 不信任決議の仕組み：

不信任決議に関する仕組みでは、可決されるには出席議員の3/4以上の賛成が必要です。これは非常に高いハードルです。

もし可決された場合、市長は2つの選択肢があります：

10日以内に議会を解散する：解散して選挙を行い、新しい議会で再度不信任決議が可決されると失職
解散しない：10日経過した時点で自動的に失職

つまり、不信任決議で失職すると「退職金が支給されない」可能性が出てくるのです。だからこそ、小川市長は不信任決議の採決前に「退職願」を出したと考えられます。

市長選挙の時期

公職選挙法によると、市長が辞職した場合、その日から50日以内に市長選挙を実施することになっています。

📅 選挙時期の予測：
仮に12月上旬に辞職が確定したとすると、2026年1月中旬から下旬頃に市長選挙が行われる計算になります。

小川市長は再出馬するのか？

ヤフーコメントでは「出直し選あれば出馬するのかな。『出直し選あれば出馬』公言していたが、重要なポイントです」という指摘がありました。

過去の事例では、不信任決議で失職した市長が出直し選挙に立候補して再選された例もあります。

ただし、小川市長の場合は不倫スキャンダルという倫理的な問題が理由なので、再出馬は難しいと見られています。

前橋市政への影響

前橋市民の多くは、この騒動で市政が停滞したことに不満を持っています。

ヤフーコメントにも以下のような声がありました：

「ようやくの退職に安堵しております」
「次の市長がまともな感覚を持ち合わせている事を願うばかりです」

前橋市の選挙情報によると、前橋市長の任期満了日は2028年2月27日でしたが、それを待たずに新しい市長が誕生することになります。

市民の声

ヤフーコメントには、前橋市民からのリアルな声が多数寄せられています。

「判断としては遅かったですね。でも、正しい判断です」
「もっと早くに退職願いを提出し、市長選に再出馬したら再選の可能性は十分あったはずです」
「内容は不貞行為ですが、就任早々の不祥事に信用が出来るはずもありません」

多くの市民が「遅すぎたが、正しい決断だった」と評価しています。

今後の前橋市

前橋市は「水と緑と詩のまち」として知られる群馬県の県庁所在地です。

人口約32万8000人の中核市として、新しい市長のもとで信頼回復と市政の前進が期待されています。

ある市議会議員は「魑魅魍魎、様々な思惑が交錯する中で、誰が絵を描いていたのかこれから分かるんでしょうね。水と緑と詩のまちに相応しい、清廉な方を次は選んで欲しい」とコメントしています。

📝 まとめ

前橋市の小川晶市長が退職願を提出した件について、重要なポイントをまとめます。

✅ 退職願提出の事実：
- 2025年11月25日、小川晶市長（42歳）が議長に退職願を提出
- 不信任決議案採決の2日前、給与50%削減開始の直前というタイミング

✅ 小川市長の経歴：
- 弁護士出身で群馬県議を4期務めた
- 2024年2月に前橋市長に初当選（初の女性市長、戦後最年少）
- 神戸連続児童殺傷事件がきっかけで弁護士を志した

✅ 事件の経緯：
- 2025年9月、週刊誌が既婚職員とのラブホテル通いを報道
- 当初は「男女の関係はない」と否定し続投を表明
- 11月13日に市議会7会派全てが辞職要求
- 11月25日に退職願を提出

✅ 退職金について：
- 退職願による辞職でも退職金は支給される
- 計算式：給料月額×勤続月数×50/100
- 小川市長の場合、約1237万円（推定）

✅ 今後の展開：
- 退職願が受理されれば辞職確定
- 50日以内に市長選挙が実施される見込み
- 前橋市は新しい市長のもとで市政の立て直しへ

前橋市初の女性市長として期待を集めた小川晶氏。就任からわずか1年9ヶ月での退職願提出は、多くの市民に衝撃を与えました。

次の市長選挙で、前橋市民がどんな選択をするのか。そして、新しい市長がどのように市政を立て直していくのか。今後の展開が注目されます。

🔗 関連記事

他の不祥事による辞任事例については、こちらの記事で詳しく解説しています。

政治家の給料や待遇について、もっと知りたい方はこちら。

❓ よくある質問（FAQ）

Q1. 前橋市長はなぜ退職願を出したのですか？

A. 2025年9月に既婚の男性職員とのラブホテル通いが週刊誌に報じられ、市議会から強い辞職圧力を受けたためです。11月13日には市議会の7会派全てが辞職を要求し、不信任決議案の提出も決まっていました。

Q2. 小川晶市長の退職金はいくらですか？

A. 約1237万円（推定）です。前橋市長の退職金は「給料月額×勤続月数×50/100」で計算され、小川市長の場合は「112万5000円×22ヶ月×50/100」となります。不祥事による辞職でも退職金は支給されます。

Q3. 次の前橋市長選挙はいつ行われますか？

A. 退職願が議会に受理され、辞職が確定した日から50日以内に実施されます。仮に12月上旬に辞職が確定すれば、2026年1月中旬から下旬頃に市長選挙が行われる見込みです。

Q4. 「退職願」と「退職届」の違いは何ですか？

A. 「退職願」は「辞めさせてください」というお願いの形で、議会の承認が必要です。一方、「退職届」は「辞めます」という確定的な通告です。小川市長が「退職願」を選んだことで、議会の受理を待つ形となりました。