2025年9月30日夜、東京都町田市で起きた衝撃的な事件。
スーパーで買い物を終えて帰宅途中だった76歳の女性が、マンションの階段で突然襲われ、命を奪われました。
犯人は面識もない40歳の男。
「今の生活が嫌になった。誰でもいいから殺そうと思った」と語った彼は、なぜこのような犯行に及んだのでしょうか。
この事件は、私たちの日常にすぐそばにある恐怖を浮き彫りにしました。
買い物帰り、仕事帰り、学校帰り—誰もが通る道で、突然襲われる可能性がある現実。
この記事では、事件の詳細と「誰でもよかった」という言葉の裏に隠された真実、そして今日からできる防犯対策まで、わかりやすく解説します。

📋 この記事でわかること
🚨 買い物帰りの女性を襲った40歳男 - 町田市で何が起きたのか
2025年9月30日午後7時10分頃、東京都町田市中町のマンションで事件は起きました。
被害者は秋江千津子さん(76歳)。
パートで働きながら、娘と一緒に暮らしていた女性でした。
その日も、いつものようにスーパーで買い物を済ませ、卵や長ネギを買って帰宅する途中でした。
自宅マンションの外階段を上がろうとした瞬間、後ろから男に襲われました。
男は定規くらいの長さ(刃渡り約17センチ)の包丁で、何度も何度も秋江さんを刺しました。
娘さんは自宅で悲鳴を聞き、外に出ると、信じられない光景を目にしました。
男が母親に馬乗りになり、何度も刺しているところだったのです。
「母が何者かに刺された!」—娘さんの110番通報で警察が駆けつけましたが、秋江さんは病院に運ばれた後、亡くなりました。
日本経済新聞の報道によると、上半身を中心に10カ所以上の刺し傷や切り傷があったといいます。
警察は現場近くにいた桑野浩太容疑者(40歳)を、その場で逮捕しました。
秋江さんは、近所の人たちから慕われる優しい女性でした。
11年前に引っ越してきた近所の女性には、わざわざあいさつに来てくれたそうです。
夏には「暑いですので、お体を大切になさってください」と声をかけてくれる、そんな心優しい人でした。
「時間が違っていたら、自分が殺されていたかもしれない」—近隣住民はそう語り、震えていたといいます。
💡 実は、容疑者は完全に無差別ではなく、「襲いやすそうな人」として秋江さんを選んでいたのです。
では、なぜ秋江さんが狙われたのでしょうか?
😱 『誰でもいいから殺そうと思った』- 無差別殺人の恐ろしい実態
逮捕された桑野浩太容疑者は、自称派遣社員の40歳。
被害者とは面識がなく、マンションも徒歩7-8分(直線距離約600メートル)離れた場所に住んでいました。
警察の取り調べに対し、容疑者は衝撃的な言葉を口にしました。
容疑者の供述
「今の生活が嫌になった。誰でもいいから殺そうと思った」
「襲いやすそうな人を探して、目的もなく歩いていた」
FNNプライムオンラインの報道によると、容疑者はさらにこう供述しています。
「両手に荷物を持っていて、抵抗されなさそうだと思って刺した」
つまり、買い物帰りで両手に卵や長ネギを持っていた秋江さんを見て、「この人なら襲いやすい」と判断したのです。
容疑者はマンション前でたまたま見かけた秋江さんを追いかけ、外階段の1階から2階に上がる途中で後ろから襲いかかりました。
そして、馬乗りになって何度も刺し続けたのです。
この事件で最も恐ろしいのは、日常的な行動—買い物帰り、両手に荷物を持つ—が、犯人にとって「襲いやすい」と判断される材料になったことです。
⚠️ 実は、「誰でもよかった」という言葉は嘘なのです。無差別殺人犯は、必ず「反撃してこない弱い相手」を選んでいます。
では、なぜこのような犯行に及ぶのでしょうか?
🧠 無差別殺人犯の心理 - 専門家が解説する『誰でもよかった』の真実
なぜ、面識もない人を殺そうとするのでしょうか。
関西国際大学の犯罪心理学専門家・中山誠教授は、大学公式サイトでの解説で、無差別殺人事件を起こす人には3つの共通した要因があると指摘しています。
無差別殺人に至る3つの要因
1. 人間関係の孤立
家族、友人、職場の人間関係が薄くなり、誰にも相談できない状況に陥る。
2. 経済的な困窮
仕事が長続きせず、職を転々とした結果、生活に行き詰まる。
3. 自暴自棄
1と2が積み重なり、「もうどうでもいい」という心理状態になる。
中山教授によると、無差別殺人犯の多くは「自分が被害者」だと感じているといいます。
「理想の自分」と「現実の惨めな自分」のギャップに耐えきれなくなり、社会への恨みを募らせる。
そして、その鬱憤を晴らすために、無差別殺人という行為に走るのです。
さらに、Yahoo!ニュースの専門家記事では、無差別殺人犯の特徴として以下の点が指摘されています。
無差別殺人犯の心理的特徴
- プライドが高く、失敗を他人のせいにする
- 仕事でうまくいかないと、「雇用主が悪い」「同僚のせい」と責任転嫁する
- 「自分にはこんなに凄いことができる」と力を誇示したい
- 一般市民を恐怖に陥れることで、承認欲求を満たそうとする
「誰でもよかった」と言いながら、実際には必ず弱者を選びます。
一人でいる人、子供、女性、高齢者、荷物を持っている人—反撃してこない相手を狙うのです。
💡 実は、無差別殺人犯の多くは「弱者がさらなる弱者を攻撃する」という構造になっているのです。
自分が社会の中で弱い立場だと感じているからこそ、さらに弱い相手を選んで攻撃することで、歪んだ優越感を得ようとします。
では、私たちはどうすれば身を守れるのでしょうか?
🛡️ あなたも狙われるかもしれない - 無差別殺人から身を守る方法
この事件から学ぶべきことは、「誰でも被害者になる可能性がある」という現実です。
⚠️ 実は、防犯カメラや人通りの多さは、この種の犯罪の抑止力にならない場合があります。
事件現場には複数の防犯カメラがあり、午後7時という時間帯は人や車の往来も多かったのです。
それでも犯行は実行されました。
では、どうすれば自分の身を守れるのでしょうか。
ALSOKの防犯対策ガイドを参考に、今日からできる具体的な対策を紹介します。
✅ 今日からできる防犯対策
1. 周囲への注意を怠らない
人通りが多い場所でも、周囲に不審な人がいないか常に注意を払いましょう。
イヤホンで音楽を聴きながら歩くのは避けてください。
2. 両手に荷物を持たない
買い物はできるだけリュックやトートバッグにまとめて、両手を空けておきましょう。
いざという時にすぐに動けるようにすることが大切です。
3. 行動しやすい服装を選ぶ
タイトなスカートやヒールの高い靴は、緊急時に素早く動けません。
外出時は、走れる靴と動きやすい服装を心がけましょう。
4. 防犯ブザーを携帯する
鍵に防犯ブザーをつけておくと、いざという時にすぐに使えます。
大きな音で周囲に危険を知らせることができます。
5. 不審者を見かけたらすぐに距離を取る
「気のせいかも」と思っても、違和感を感じたらすぐにその場を離れましょう。
人通りの多い場所や、コンビニなどのお店に逃げ込むのも有効です。
6. 帰宅時間をずらす・ルートを変える
毎日同じ時間、同じルートで帰ると、行動パターンを把握されやすくなります。
たまに時間やルートを変えることで、狙われにくくなります。
特に重要なのは、「自分は大丈夫」と過信しないことです。
この事件の被害者も、普通に買い物をして帰宅する途中でした。
日常の延長線上に、突然の危険が潜んでいるのです。
📝 まとめ:この事件から学ぶべきこと
町田市で起きた無差別殺人事件は、私たちに重要な教訓を残しました。
この事件から学ぶべきポイント
- 無差別殺人は「誰でもいい」わけではなく、必ず弱い相手を選んでいる
- 買い物帰りで両手に荷物を持つことが「襲いやすい」と判断される
- 防犯カメラや人通りの多さだけでは安全ではない
- 日常的な防犯意識が自分の命を守る
- 周囲への注意、行動しやすい服装、両手を空けておくことが重要
「自分は大丈夫」—そう思っている時こそ、危険は近づいています。
この事件を「他人事」ではなく「自分事」として受け止め、今日から防犯意識を高めていきましょう。
あなたの小さな心がけが、あなた自身の命を守ることにつながります。
普段、あなたはどのくらい周囲に注意を払っていますか?
帰り道、イヤホンで音楽を聴きながら歩いていませんか?
両手に荷物を持って歩いていませんか?
今一度、自分の行動を見直してみてください。
❓ よくある質問(FAQ)
Q1. 町田市の殺人事件はいつどこで起きたのですか?
2025年9月30日午後7時10分頃、東京都町田市中町のマンション外階段で起きました。被害者は買い物帰りの76歳女性で、容疑者は40歳の男です。
Q2. なぜ容疑者は面識もない女性を襲ったのですか?
容疑者は「今の生活が嫌になった。誰でもいいから殺そうと思った」と供述しています。実際には「襲いやすそうな人」を探しており、両手に荷物を持っていた被害者を狙いました。
Q3. 無差別殺人犯はどのような心理状態なのですか?
専門家によると、人間関係の孤立・経済的困窮・自暴自棄という3つの要因があります。「自分が被害者」だと感じており、プライドが高く失敗を他人のせいにする傾向があります。
Q4. 無差別殺人から身を守るにはどうすればいいですか?
周囲への注意を怠らない、両手に荷物を持たない、行動しやすい服装を選ぶ、防犯ブザーを携帯する、不審者を見かけたらすぐに距離を取る、などの対策が有効です。