実は、あの超有名漫画家が大炎上中。
2025年10月3日、SNSで大きな波紋が広がった。
『ストップ!! ひばりくん!』で知られる著名漫画家・江口寿史氏が、Instagram上の一般ユーザーの写真を無断使用していたことが発覚したのだ。
しかも、それを駅の大型広告として掲出。
本人は「事後承諾で解決しました」と報告したものの、「プロが無断使用?信じられない」という批判が殺到している。
一体何が起きたのか。なぜここまで問題視されるのか。
詳しく見ていこう。
📑 この記事でわかること

🎨 江口寿史氏のトレパク問題とは?何が起きたのか
今回騒動の中心にいるのが、漫画家・イラストレーターの江口寿史氏だ。
📖 江口寿史氏って誰?
江口寿史氏は1956年生まれの漫画家で、代表作に『ストップ!! ひばりくん!』や『すすめ!!パイレーツ』がある。
(江口寿史 - Wikipedia)
80年代の「週刊少年ジャンプ」黄金期を支えた超有名人。
当時の読者にとっては伝説的存在だ。
現在は漫画だけでなく、イラストレーターとしても活躍している。
⚠️ 何が問題になったの?
問題となったのは、2025年10月18日・19日にルミネ荻窪で開催される「中央線文化祭」のイベント広告イラストだった。
(中央線文化祭2025 - ルミネ荻窪)
黒髪ボブの女性の横顔を描いたイラスト。
これがJR荻窪駅のルミネ地下と1階出入り口に、大型ポスターとして掲出されている。
何が問題なのか。
江口氏は2025年10月3日、自身のX(旧Twitter)で「インスタに流れてきた完璧に綺麗な横顔を元に描いた」と公表したのだ。
(オリコンニュース報道)
つまり、Instagram上で偶然見かけた他人の写真を、許可なく広告イラストの元ネタとして使用していた。
👤 モデル本人が気づいた
この写真のモデルは、文筆家・モデルとして活動する金井球(かない・きゅう)氏。
金井氏が自分の横顔が駅に大きく掲出されていることに気づき、江口氏に問い合わせた。
ここで初めて、江口氏は「この写真の持ち主はプロのモデルさんだった」と知ることになる。
💡 実は、江口寿史氏は80年代ジャンプ黄金期を支えた超有名漫画家。
そんな大物が、一般ユーザーの写真を無断使用していたことに、多くの人が驚きを隠せなかった。
📅 具体的に何をしたのか?時系列で整理
事件の流れを時系列で見ていこう。
① イラスト作成(2025年9月頃?)
江口氏は、Instagramのフィードに流れてきた女性の横顔写真を見て「完璧に綺麗な横顔」だと感じた。
その写真を元に、中央線文化祭の広告用イラストを制作。
この時点では、写真の持ち主が誰なのか、どんな活動をしている人なのかは知らなかった。
② 広告として掲出
制作したイラストは、JR荻窪駅のルミネに大型ポスターとして掲出された。
地下と1階の出入り口。多くの人の目に触れる場所だ。
③ 本人が発見
金井球氏本人、または金井氏の知人が、駅に掲出された広告を見て気づいた。
金井氏は「わたしの横顔が、知らないうちに大きく荻窪に……!?」と振り返っている。
💭 想像してみてほしい。
自分の顔が、知らない間に駅の大型ポスターになっていたら?
④ 連絡・事後承諾
金井氏から連絡を受けた江口氏は、金井氏のアカウントを確認。
SNSを中心に文筆・モデルなどで活動している方だと知った。
その後、クレジット表記や使用料の支払いが行われ、「事後承諾」という形で解決。
⑤ X(Twitter)で公表・炎上
江口氏は2025年10月3日、自身のXで「その後のやり取りで承諾を得たので再度公開します」と投稿。
(オリコンニュース - 詳細報道)
金井氏も「江口先生、このたびは誠実にご対応いただきまして、本当にありがとうございます!」と投稿した。
当事者間では円満解決。
しかし、この投稿をきっかけに批判が殺到することになる。
⚖️ なぜこれが問題なのか?法的・倫理的観点から解説
「事後承諾で解決したんでしょ?なぜ批判されるの?」
そう思う人もいるだろう。ここが重要なポイントだ。
❓ そもそも「トレパク」って何?
「トレパク」は、「トレース」と「パクリ」を組み合わせた造語。
他人の作品をトレースし、それを自分の作品として発表する行為を指す。
トレース自体は絵の練習方法としてよく使われる。
問題は「他人の作品を無断で商用利用した」という点だ。
📸 肖像権って何?
写真に写っている本人には「肖像権」という権利がある。
簡単に言えば、「自分の顔や姿を勝手に使われない権利」。
今回、金井氏の横顔を無断で広告に使用したことが、この肖像権を侵害している可能性がある。
©️ 著作権の問題もある
写真には著作権が発生し、原則として撮影者が著作権者となる。
(モノリス法律事務所 - トレパクと著作権)
元の写真を撮影した人の許可なく、その写真を元にイラストを描いて商用利用すること。
これは著作権侵害に該当する可能性がある。
💡 実は、トレースをしたとしても、それが直ちに著作権侵害になるわけではない。
トレースの程度や、どれだけ独創性が加えられているかで判断が異なる。
ただし今回は「商用利用」。ここが大きい。
✋ 「事前承諾」がなぜ大事なのか
最も大きな問題は、「事前に許可を取らなかった」という点。
SNS上では「承諾も得ずにトレースは製作プロセスとして杜撰すぎる」「プロの江口寿史が無断で?信じられない」といった批判が相次いでいる。
(Yahoo!ニュース - SNS反応まとめ)
プロのクリエイターなら、他人の写真を使用する場合は事前に許可を取るのが常識。
「後から許可を取ればいい」という考え方は、クリエイター倫理に反するとされている。
💰 商用利用の重さ
個人的に楽しむための練習でトレースするのと、広告として大々的に使用するのでは、意味がまったく違う。
商用利用の場合、モデルに対する使用料の支払いや、クレジット表記などが必要になる。
今回は駅の大型ポスター。
非常に目立つ形で使用されており、商用利用の度合いが高い。
つまり、「解決した」と言っても、プロセスに問題があったということだ。
🔄 古塔つみ騒動との類似点と相違点
「この話、どこかで聞いたことがある」
そう思った人もいるだろう。実は2022年に、非常によく似た事件があった。
📌 古塔つみ騒動とは
2022年1月、イラストレーター・古塔つみ氏の作品が「トレパク」ではないかという疑惑が浮上し、SNS上で波紋が広がった。
(古塔つみトレパク事件まとめ)
古塔氏は音楽ユニット「YOASOBI」のキービジュアルを手がけるなど、人気イラストレーターとして活躍していた。
しかし、作品の多くが写真のトレースや加工だったと発覚し、活動休止に追い込まれた。
🔁 共通点は?
今回の江口氏のケースと、古塔氏のケースには多くの共通点がある。
① 他人の写真を無断でトレース
どちらも、許可を取らずに他人の写真をイラストの元ネタとして使用。
② 商用利用
個人的な練習ではなく、広告や商品など、お金を稼ぐために使用。
③ 事後対応
問題が発覚してから、慌てて対応。
④ SNSでの炎上
どちらもSNS上で批判が殺到し、大きな騒動に。
⚡ 違いもある
対応や結果には違いもある。
古塔つみ氏
一部を事実と認め、謝罪を発表
江口寿史氏
「事後承諾で解決」という報告トーン
社会的制裁の差
古塔氏は作品集の出荷停止、コラボ商品の販売停止など、大きな社会的制裁を受けた。
江口氏については、現時点では当事者間での解決に留まっている。
業界での立場
古塔氏は当時まだキャリアの浅いイラストレーター。
江口氏はベテランの著名漫画家。
❓ なぜ対応に差が出るのか
SNS上では「有名な人でも平気で『無許可』『無断』をしているのがドン引き」「著名作家だから許されるのか」といった批判も見られる。
大物クリエイターと新進クリエイターで、社会的制裁の度合いが異なるのではないか。
そんな疑問が投げかけられている。
💬 ネット上の反応と今後への影響
今回の騒動に対する反応を見ていこう。
😞 「プロなのに」という失望の声
「尊敬していたが、ガッカリ」「承諾も得ずにトレースは製作プロセスとして杜撰すぎる」「プロの江口寿史が無断で?信じられない」といった批判が相次いでいる。
(Yahoo!ニュース - 批判の声まとめ)
特に長年のファンからは「こんな人だと思わなかった」という失望の声が多い。
❌ 「事後承諾では不十分」という指摘
当事者間では解決したとはいえ、「事後承諾では不十分」とする意見も。
プロのクリエイターとして、事前に許可を取るべきだったという指摘だ。
🎨 クリエイター業界からの反応
「創作活動におけるオマージュと盗用の境界」「事後許諾で済むのか」「著名作家だから許されるのか」といった論点が噴出。
(coki - クリエイター倫理の問題)
他のクリエイターからも、「これが許されるなら、業界全体のモラルが問われる」という声。
🔍 過去の作品への疑念
江口氏は過去の対談で「トレースに罪悪感はない」「撮影した写真をトレースして下描きを作ることも多い」と語っていた。
(イラストレーション誌 - 江口寿史氏インタビュー)
この発言が再注目され、「過去の作品も同じ手法だったのでは」という疑念も広がっている。
📺 広告業界への影響は?
今後の広告制作のあり方を問い直す事件となったという見方もある。
広告代理店や出版社は、制作プロセスでのチェック体制を強化する必要に迫られるかもしれない。
✨ 金井球氏の冷静な対応
被害者である金井氏の対応は非常に冷静だった。
金井氏は「わたしはわたしだけのものであり、人間としてさまざまな権利を有しております」と自身の権利を静かに主張。
同時に、「江口先生、このたびは誠実にご対応いただきまして、本当にありがとうございます!」と感謝の言葉も述べている。
大きく騒ぎ立てることなく、権利を主張しながらも円満に解決しようとする姿勢。
多くの人が好感を持った。
📝 まとめ:クリエイター倫理と権利意識
今回の江口寿史氏のトレパク問題は、クリエイター業界全体に大きな問いを投げかけた。
🔖 押さえておきたいポイント
- 著名漫画家・江口寿史氏が、Instagram上の一般ユーザーの写真を無断で広告イラストに使用
- モデルの金井球氏が気づき、事後承諾という形で解決
- 当事者間では円満解決も、SNS上では「プロとして不適切」という批判が殺到
- 2022年の古塔つみ騒動との類似性が指摘され、クリエイター倫理が再び問題に
- 「著名作家だから許されるのか」という疑問も
重要なのは、「トレースそのもの」ではない。
「事前の許諾を得ずに他人の写真を商用利用した」という点だ。
どんなに著名なクリエイターでも、他人の権利を尊重する姿勢は欠かせない。
今後、広告業界や出版業界が、制作プロセスでのチェック体制をどう強化していくのか。
そして、クリエイター一人ひとりが、権利への意識をどう高めていくのか。
この問題は、業界全体で考えるべき課題を浮き彫りにしている。
💭 あなたはどう思いますか?
「事後承諾で解決すればOK」なのか。
それとも「事前承諾が絶対」なのか。
クリエイターの権利と責任について、考えるきっかけになれば幸いだ。
❓ よくある質問(FAQ)
Q1. 江口寿史氏のトレパク問題とは何ですか?
著名漫画家・江口寿史氏が、Instagram上の一般ユーザーの写真を無断でトレースし、ルミネ荻窪の大型広告イラストとして使用した問題です。事後承諾で解決したものの、「プロが事前許可を取らなかった」ことに批判が集まっています。
Q2. なぜ事後承諾でも問題視されているのですか?
プロのクリエイターは他人の写真を商用利用する場合、事前に許可を取るのが常識です。「後から許可を取ればいい」という考え方は、クリエイター倫理に反するとされています。また、肖像権や著作権の侵害に該当する可能性もあります。
Q3. 古塔つみ騒動との違いは何ですか?
共通点は「無断トレース」「商用利用」「事後対応」ですが、古塔氏は謝罪を発表し作品集の出荷停止など大きな社会的制裁を受けました。一方、江口氏は「事後承諾で解決」という報告トーンで、現時点では当事者間での解決に留まっています。
Q4. トレース自体は違法なのですか?
トレース自体が必ず違法というわけではありません。個人的な練習としてトレースすることは問題ありませんが、他人の写真を無断で商用利用した場合は、著作権侵害や肖像権侵害に該当する可能性があります。トレースの程度や独創性によって判断が異なります。
Q5. モデルとなった金井球氏の対応は?
金井氏は「わたしはわたしだけのものであり、人間としてさまざまな権利を有しております」と自身の権利を静かに主張しつつ、江口氏の対応に感謝の言葉も述べています。大きく騒ぎ立てることなく、冷静に対応したことで多くの人が好感を持ちました。
Q6. 今後の影響はどうなりますか?
広告業界や出版業界が制作プロセスでのチェック体制を強化する必要に迫られる可能性があります。また、クリエイター一人ひとりの権利意識向上や、「創作活動におけるオマージュと盗用の境界」について、業界全体で考え直すきっかけになると見られています。
📚 参考情報