将棋の豊島将之九段が結婚を発表しました。
6年前「まだしない」と笑っていた棋士に何があったのでしょうか。
2026年1月7日、将棋界に嬉しいニュースが飛び込んできました。「平成生まれ初の名人」として知られる豊島将之九段が、一般女性との結婚を発表。実は2024年度は成績が急落していましたが、2025年度にV字回復を遂げたタイミングでの発表となりました。
豊島将之九段が結婚「明るい家庭を築きたい」
🎉 速報
豊島将之九段(35)が一般女性と結婚したことがわかりました。
すでに婚姻届を提出済みです。
朝日新聞の取材に対し、豊島九段は「明るい家庭を築きたい」とコメントを寄せています。普段は対局後のインタビューでも言葉少なな印象が強い豊島九段。だからこそ、この温かいひと言に祝福ムードが広がりました。
お相手は「一般女性」と発表されています。これは将棋界に限らず、芸能人やスポーツ選手の結婚発表でもよく見られる表現です。相手のプライバシーを守りたいという本人の意向が反映されており、詳細が明かされないのは珍しいことではありません。
豊島九段はX(旧Twitter)でも「既報の通り、この度結婚いたしました」と報告。ファンからは「おめでとうございます!」「とよぴー結婚!」と祝福の声が殺到しました。
実は6年前、豊島九段は結婚について意外な発言をしていました。
6年前は「まだしない」と笑っていた
2020年、将棋世界という専門誌に掲載された師弟対談。師匠の桐山清澄九段(78)と豊島九段が、将棋のこと、プライベートのことを語り合う企画でした。
そこで桐山九段がこう切り出します。
桐山九段
「これまで恋人がいるんかとか聞いたことないよね?どうなんですか?」
豊島九段
「いやあ、結婚は……まだしないと思います」
さらに桐山九段が「いまの時点で決まった人というのは?」と聞くと、豊島九段は「ふふふ」と含み笑いをしたといいます。
あれから6年。「まだしない」と言っていた棋士が、35歳で結婚を発表しました。何がきっかけだったのかは明かされていませんが、6年あれば人の考えは変わるもの。あなたも6年前と今とで、結婚に対する気持ちが変わっていませんか?
この6年間、豊島九段には大きな変化がありました。
勝率36%の苦戦から68%へのV字回復
豊島将之九段は、将棋界で「天才」と呼ばれてきた棋士です。
愛知県一宮市出身。4歳で母親から将棋のルールを教わり、小学生でプロ棋士を目指し始めました。2007年、16歳で平成生まれ初のプロ棋士に。その後も記録を塗り替え続けます。
📊 豊島将之九段の主な実績
- 2019年:名人位獲得(平成生まれ初の名人)
- 2019年12月:竜王獲得(令和初の名人・竜王)
- タイトル獲得:通算6期
- 通算勝率:65.24%
ところが2024年度、豊島九段に異変が起きました。
年間勝率 36.84%
プロになって初めて5割を切った
わかりやすく言えば、3回対局して1回しか勝てない状態。通算勝率65%超えの棋士としては、明らかに「らしくない」成績でした。
しかし2025年度に入ると、状況は一変します。
2024年度
36.84%
2025年度
68.00%
勝率は68.00%まで回復。3回に2回は勝てるようになりました。そして2024年12月30日、銀河戦の決勝で藤井聡太六冠(当時)に勝利。6年ぶり2度目の優勝を果たしました。
苦しい時期を乗り越え、再び輝き始めたタイミングでの結婚発表。ネット上では「プライベートの充実が復調につながったのでは」という声も上がっています。成績が先か、プライベートが先か——答えは本人のみぞ知るところです。
復調した豊島九段が注目されるもう一つの理由。それは藤井聡太六冠との関係です。
藤井聡太が「最初勝てなかった」相手
藤井聡太六冠との通算対戦成績は、藤井26勝-豊島13勝。ダブルスコアで藤井がリードしています。
「やっぱり藤井さんには勝てないのか」——そう思うかもしれません。でも、ちょっと待ってください。
💡 意外な事実
実は豊島九段、藤井聡太との初対戦から3連勝しています。
あの藤井聡太が、最初のころ勝てなかった相手なのです。
さらに興味深いデータがあります。将棋には「先手」と「後手」があり、一般的に先手が有利とされています。藤井六冠が先手の時は17勝3敗と圧倒的。しかし——
| 条件 | 藤井 | 豊島 |
|---|---|---|
| 藤井が先手 | 17勝 | 3勝 |
| 藤井が後手 | 9勝 | 10勝 |
藤井六冠が後手の時は9勝10敗。豊島九段がわずかにリードしているのです。
なぜ豊島九段はこれほど強いのか。将棋ファンの間では有名なフレーズがあります。
「豊島?強いよね。
序盤、中盤、終盤、隙がないと思うよ」
——佐藤紳哉七段(2012年NHK杯)
これは2012年のNHK杯で、対戦相手の佐藤紳哉七段が試合前インタビューで発した言葉。ユーモアを交えた独特の語り口が話題となり、ネット上でミーム化しました。でも、その内容は真実を突いています。豊島九段は、将棋の序盤・中盤・終盤、すべてにおいてハイレベルな棋士なのです。
2022年には第71回NHK杯で初優勝も果たしています。
復調した豊島九段は、再び藤井六冠のタイトルに挑戦できるのでしょうか。2025年度の活躍から目が離せません。
まとめ
豊島将之九段が結婚を発表しました。
- 一般女性と婚姻届を提出済み
- 「明るい家庭を築きたい」とコメント
- 2024年度の不調から2025年度にV字回復
- 銀河戦で6年ぶり優勝、藤井聡太に勝利
6年前は「まだしない」と笑っていた豊島九段。苦しい時期を乗り越え、成績が復調したタイミングでの発表となりました。
あなたの結婚観も、6年後には変わっているかもしれません。
そして、復調した豊島九段は再び藤井聡太六冠のタイトルに挑戦できるのか。「序盤、中盤、終盤、隙がない」棋士の今後に注目です。
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