⚠️ 2025年11月17日、2026年1月公開予定の映画「終点のあの子」の製作委員会が重要な発表を行いました。
出演者の1人に未成年飲酒が発覚したものの、映画の公開は予定通り続行されることが明らかになったのです。
問題となったのは、今森茉耶さん(19歳)。ミスマガジン2023のグランプリで、つい数日前にスーパー戦隊シリーズ「ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー」からの降板が発表されたばかりでした。
「出演者が問題を起こしたのに、なぜ映画は公開されるの?」
そう思った人も多いはず。でも、この判断の裏には、約9年という長い制作期間と、多くの人たちの思いが込められていました。
この記事では、なぜ映画が公開を続けるのか、どのような対応が取られたのか、そして「終点のあの子」とはどんな作品なのかを詳しく解説していきます。

📋 この記事でわかること
🎬 「終点のあの子」とは?2026年1月23日公開の女子高青春映画
まず、今回話題になっている「終点のあの子」という映画について説明します。
「終点のあの子」は、2026年1月23日に公開予定の青春映画です。
私立女子高校を舞台に、女子高生たちの友情と葛藤を描いた作品で、主演は當真あみさんと中島セナさん。監督は「スノードロップ」などで知られる吉田浩太監督が務めています。
原作は、作家・柚木麻子さんのデビュー作「終点のあの子」。2008年にオール讀物新人賞を受賞した作品で、女子高特有の狭い世界での人間関係を描いた全4編の連作短編集です。
映画の公式サイトによると、映画では原作の第1話「フォーゲットミー、ノットブルー」を中心に、女子高校生たちの揺らぎやすい友情と複雑な心情をリアルに描き出します。
そして驚くのは、この映画の制作期間です。
💡 驚きの事実
実は、企画から完成まで約9年もかけて作られた映画なんです。小学1年生が高校生になるまでの期間と同じ。それだけ長い時間をかけて、丁寧に作り上げてきた作品でした。
吉田浩太監督は10年以上前に原作を読んで「すぐに映画にしたい」と思ったそうですが、企画の実現までには長い時間がかかりました。特に主人公の希代子役を演じる女優探しには苦労し、プロデューサーは「希代子役が見つからない限りは撮らない」と決めていたほどです。
そんな長期プロジェクトがようやく完成に近づいた2025年6月、映画.comの報道によると上海国際映画祭でワールドプレミア上映も果たし、いよいよ日本での公開を待つばかりとなっていました。
そんなタイミングで起きたのが、今回の出演者問題だったのです。
👤 今森茉耶とは誰?未成年飲酒で降板したクラスメイト役
では、今回問題となった今森茉耶さんとは、どんな人物なのでしょうか。
今森茉耶さんは2006年3月26日生まれの19歳(問題発覚時点)。
宮崎県出身で、日本人とフィリピン人のハーフです。中学生の頃からTikTokで動画投稿を始め、その自然体な魅力が人気を集めて芸能界入りしました。
2023年には「ミスマガジン2023」でグランプリを獲得。透明感のあるビジュアルと素朴な雰囲気で注目を集め、グラビアだけでなく女優としても活動の幅を広げていきました。
そして2025年2月、スーパー戦隊シリーズ「ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー」で一河角乃(いちかわ・すみの)/ゴジュウユニコーン役として出演。戦隊シリーズ史上初の女性ブラック戦士という異例の抜擢でした。
Wikipediaの情報によると、ミスマガジンは過去に倉科カナさんや新川優愛さんなど多くの女優を輩出してきた登竜門。グランプリ獲得からわずか2年で戦隊ヒロインという大役を得た今森さんは、まさに順風満帆のキャリアを歩んでいるように見えました。
しかし、2025年11月8日、状況は一変します。
所属事務所「seju」が、今森さんとのマネジメント契約を解除したことを発表。理由は「20歳未満での飲酒行為」でした。
Yahoo!ニュースで報じられた今森さんの謝罪文では、「未成年でありながら飲酒をしてしまったことは、社会人として、また一人の人間として非常に恥ずべき行為」と深く反省の言葉が綴られていました。
同日、「ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー」からの降板も決定。史上初の女性ブラック戦士として期待されていただけに、大きな衝撃が走りました。
そして、もう1つの問題が浮上します。映画「終点のあの子」にも、今森さんが出演していたのです。
ただし、役どころはメインキャストではなく「クラスメイトの1人」。
物語の本筋や重要なセリフに関わる役ではなく、編集後においても映りが少ない状態だったと、製作委員会は説明しています。
それでも、出演者の問題が発覚した以上、映画はどうなるのか。公開は中止されるのか、延期されるのか。多くの人が注目する中、製作委員会は9日後の11月17日に正式な発表を行いました。
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今森茉耶さんの未成年飲酒問題と降板の詳細については、こちらの記事で詳しく解説しています。
🤔 なぜ映画は公開を続行?製作委員会の判断理由
2025年11月17日、「終点のあの子」製作委員会が公式Xで発表した内容は、多くの人にとって意外なものでした。
映画は予定通り、2026年1月23日に公開される。
出演者が問題を起こしたのに、なぜ公開を続けるのか?
オリコンニュースの報道によると、製作委員会は以下の理由を挙げています。
📌 理由①:メインキャストではなかった
まず大きかったのは、今森さんの役どころです。
物語の中心となる希代子や朱里といったメインキャストではなく、「クラスメイトの1人」という脇役での出演でした。物語の本筋や重要なセリフに関わる役ではなかったのです。
📌 理由②:元々映りが少ない状態だった
さらに、編集の段階で既に映りが少ない状態になっていました。
これは偶然でもありますが、今回の問題への対応を可能にする重要な要素となりました。
📌 理由③:約9年という制作期間
そして最も大きな理由が、この映画にかけられた時間と労力です。
先ほど触れたように、この映画は企画から約9年をかけて制作されてきました。
吉田浩太監督は10年以上前に原作を読んで映画化を決意。プロデューサーは「希代子役が見つからない限りは撮らない」と決め、長い時間をかけて最適なキャストを探し続けました。
シネマトゥデイの取材によると、プロデューサーは「この先10年待っても現れないのでは?」と諦めかけた時期もあったそうです。
撮影に関わったスタッフ、キャスト、そして多くの関係者たちが、長い年月をかけて1つの作品を作り上げてきました。
📌 理由④:10代の学生への広がりを期待
製作委員会の声明には、こんな一文もあります。
「本作は多くの方のご賛同・ご協力の元成り立っております。また10代の学校生活を主体としている内容であることからも、多くの学生や教職員の方々への広がりを期待しており、観ていただきたい作品です」
女子高生たちの友情と葛藤を描いたこの映画は、まさに今の10代に観てほしい内容。その教育的・社会的意義も、公開続行の判断材料となったようです。
そして、製作委員会は正直にこう述べています。
「ここまで約9年の歳月をかけて制作してきたことからも、簡単な判断ではなく、葛藤もありながら決断に至ったことを何卒ご理解いただけましたら幸いです」
この言葉からは、製作委員会がどれだけ悩み、考え抜いて判断したかが伝わってきます。
ただ、公開を続けるとは言っても、何も対応しないわけではありません。
✂️ 映画での今森茉耶の出演シーンはどうなった?数秒単位の調整内容
公開続行を決めた製作委員会ですが、そのまま何もせずに公開するわけではありませんでした。
ライブドアニュースの報道によると、製作委員会は具体的な対応を実施しています。
🎞️ 出演シーンや明確なセリフの見直しを実施
まず、今森さんが映っている場面や、セリフがある部分を全て確認。
そこから「更に出演シーンや明確なセリフを見直し、調整をしました」と説明しています。
⏱️ 「数秒単位の変更」という繊細な調整
注目すべきは、「数秒単位の変更」という表現です。
これは、今森さんの出演部分が元々少なかったことを示しています。何分も何十秒も映っているわけではなく、本当に数秒程度だったということです。
だからこそ、その部分をカットしたり短くしたりする編集作業が可能だったのです。
✅ 物語やクオリティには影響なし
製作委員会は、この調整について「数秒単位の変更」となり、物語の本筋やクオリティに影響しないと監督とともに判断したと説明しています。
映画全体の流れや質を損なわずに、問題となった出演部分を最小限に抑える編集ができた、ということです。
もちろん、製作委員会も補足しています。
「補足となりますが、どんな役であろうとも、画に関与している以上、全く意味のない役というものは存在しません」
どんなに小さな役でも、映画にとっては意味がある。その誠実な姿勢を示しつつ、今回は特殊な事情として対応したということです。
こうして調整を経て、「終点のあの子」は予定通り2026年1月23日に公開されることになりました。
では、この映画はそもそもどんな物語なのでしょうか。
📖 「終点のあの子」のあらすじと見どころ|柚木麻子原作の女子高生群像劇
ここまで問題と対応について説明してきましたが、最後に映画「終点のあの子」という作品そのものについて紹介します。
✍️ 原作は柚木麻子のデビュー作
原作となったのは、作家・柚木麻子さんが2008年に発表した「終点のあの子」。
第88回オール讀物新人賞を受賞したデビュー作で、全4編の連作短編集です。第1話の「フォーゲットミー、ノットブルー」は、女子高生たちの友情と葛藤を描いた物語として高く評価されました。
興味深いのは、柚木さん自身が「完全に加害者の立場に感情移入しちゃって、いじめられる朱里への愛おしさと憎らしさで喜々として書いてしまった」と語っていること。
単純な「いい子」と「悪い子」の物語ではなく、誰もが持つ複雑な感情を描いた作品なのです。
📝 あらすじ:女子高の入学式から始まる友情と葛藤
ciatrの映画解説によると、物語は私立女子高校の入学式から始まります。
中等部から進学してきた希代子(當真あみ)は、高校から外部生として入学してきた朱里(中島セナ)に声をかけられます。
海外暮らしが長く、父親は有名カメラマンという朱里。自由奔放で大人びた彼女は、学校では浮いた存在でありながらも羨望のまなざしを向けられていました。
希代子は朱里に惹かれていき、2人は親しくなります。朱里と一緒にいる時間は、希代子の世界を明るく輝かせました。
しかし、ある日希代子は朱里の日記帳を見つけてしまいます。
そこに書かれていたのは...
🎥 ここから先は、映画館でのお楽しみです
🏫 テーマ:女子高特有の狭い世界での人間関係
この作品が描くのは、女子高特有の「狭い世界」です。
クラスには6つのグループが存在し、誰がどのグループに属するかが重要。新しい人を受け入れるのは簡単ではなく、グループ内での立ち位置を常に気にしながら過ごす日々。
「この子はKYだ」と思いながらも、友達として付き合う。「私と一緒だと、皆とはダメなの?」という朱里の純粋な疑問に、どう答えていいか分からない希代子。
そんな、誰もが一度は経験したことがある「学校での息苦しさ」を、この映画は丁寧に描き出します。
💭 普遍的なテーマだからこそ、誰もが共感できる
吉田浩太監督は10年以上前に原作を読んだ時、こう感じたそうです。
「自分は男性かつ既に思春期は過ぎてしまいましたが、女子高校生である登場人物たちの行動や気持ちに痛いほど共感した」
女子高生の物語だけど、性別や年齢を超えて共感できる。それは、描かれているテーマが普遍的だからです。
学校という狭い世界での立ち位置、友達との関係、誰かへの憧れと嫉妬。これらは、大人になった今でも、形を変えて私たちの生活の中に存在しています。
🎭 主なキャスト
主人公の希代子役を當真あみさん、朱里役を中島セナさんが演じます。
同級生の奈津子役は平澤宏々路さん、クラスのリーダー的存在・恭子役は南琴奈さん。さらに希代子の先輩で美大生の瑠璃子役を深川麻衣さん、希代子の母・美恵子役を石田ひかりさんが演じています。
🌟 見どころ:揺らぎやすい友情と複雑な心情
この映画の最大の見どころは、少女たちの揺らぎやすい友情と複雑な心情の描写です。
友達だと思っていたのに、実は相手は自分のことをどう思っていたのか。
自分が相手を傷つけたのか、傷つけられたのか。
その境界線は、思っているよりもずっと曖昧です。
當真あみさんは撮影を振り返って「セリフが深く突き刺さって、撮影中に言葉がつまる時や休憩中に涙が出てくる時があるほどシーンの状況に強く共感した」と語っています。
中島セナさんも「高校生の自尊心の行方がそれぞれ描かれている」と作品の魅力を語りました。
🎬 公開日
2026年1月23日(金)
約9年の歳月をかけて完成した「終点のあの子」。
2026年1月23日、あと約2ヶ月後に、この作品が全国の映画館で公開されます。
📌 まとめ:9年越しの映画、2026年1月23日公開へ
映画「終点のあの子」の出演者問題と公開続行について、ポイントをまとめます。
📰 今回の出来事
- 出演者の今森茉耶さん(19歳)に未成年飲酒が発覚
- 11月8日に所属事務所と契約解除、戦隊シリーズから降板
- 11月17日、映画製作委員会が公開続行を発表
✅ 公開続行の理由
- 今森さんの役は「クラスメイトの1人」で映りが少なかった
- 物語の本筋やクオリティに影響を与えない範囲で編集調整が可能だった
- 約9年という長い制作期間と多くの関係者の努力
- 10代の学生に観てほしいという作品の社会的意義
✂️ 実施された対応
- 出演シーンや明確なセリフを見直し、数秒単位の変更を実施
- 物語の本筋やクオリティには影響なし
🎬 映画「終点のあの子」について
- 柚木麻子のデビュー作を原作とした女子高青春映画
- 監督:吉田浩太、主演:當真あみ・中島セナ
- テーマ:女子高特有の狭い世界での友情と葛藤
- 性別や年齢を超えて共感できる普遍的な物語
- 2026年1月23日公開予定
製作委員会が「簡単な判断ではなく、葛藤もありながら決断に至った」と述べたように、この公開続行の判断には様々な思いが込められています。
9年間の制作期間を経て、ようやく完成に至った「終点のあの子」。
女子高生たちの友情と葛藤を描いたこの作品が、2026年1月23日、全国の映画館で公開されます。
あなたは、この映画を観に行きますか?
❓ よくある質問(FAQ)
Q1: 映画「終点のあの子」はいつ公開されますか?
A: 2026年1月23日(金)に全国公開予定です。出演者の問題があったものの、製作委員会は予定通り公開することを決定しました。
Q2: 今森茉耶さんはどんな役で出演していたのですか?
A: メインキャストではなく「クラスメイトの1人」という脇役での出演でした。物語の本筋や重要なセリフに関わる役ではなく、編集後も映りが少ない状態だったと製作委員会は説明しています。
Q3: なぜ出演者問題があったのに映画は公開されるのですか?
A: 主な理由は4つあります。①今森さんがメインキャストではなかった、②元々映りが少なかった、③約9年という長い制作期間と多くの関係者の努力、④10代の学生に観てほしいという作品の社会的意義。製作委員会は「簡単な判断ではなく、葛藤もありながら決断に至った」としています。
Q4: 映画での今森茉耶さんの出演シーンはどうなりましたか?
A: 製作委員会は出演シーンや明確なセリフを見直し、「数秒単位の変更」を実施しました。物語の本筋やクオリティには影響しないと監督とともに判断しています。
Q5: 「終点のあの子」はどんな映画ですか?
A: 柚木麻子のデビュー作を原作とした女子高青春映画です。私立女子高校を舞台に、女子高生たちの友情と葛藤を描いた作品で、吉田浩太監督、當真あみ・中島セナ主演。女子高特有の狭い世界での人間関係を、性別や年齢を超えて共感できる普遍的なテーマとして描いています。
Q6: この映画の制作期間はどのくらいですか?
A: 企画から完成まで約9年をかけて制作されました。吉田浩太監督は10年以上前に原作を読んで映画化を決意しましたが、特に主演の希代子役を演じる女優探しに時間がかかり、長期プロジェクトとなりました。