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箱根駅伝に犬乱入!「ポメラニアンジャンプ」で話題、飼い主の処分は?

「ポメラニア~ンジャンプ」—箱根駅伝3区でコースに乱入した犬を飛び越えた選手のSNS投稿が話題です。

2026年1月2日の箱根駅伝往路で、白の小型犬がコースに乱入するハプニングが発生しました。



SNSでは「前代未聞」と話題になる一方、「笑いごとじゃない」という声も上がっています。



実は過去には飼い主が書類送検された前例もあるんです。



この記事では、事件の詳細から選手の対応、そして知られざる「箱根駅伝と犬の歴史」まで徹底解説します。




 

 

 

箱根駅伝3区で何が起きた?犬乱入の一部始終

2026年1月2日の箱根駅伝往路3区、茅ケ崎公園付近の国道134号線に白の小型犬(ポメラニアンとみられる)が突然乱入しました。



デイリースポーツによると、犬は白バイと並走しながら対向車線に入ったり戻ったりと走り回ったとのこと。



一時は複数の警察官が犬を追い回す事態に発展しています。




現場を目撃した人たちの証言がTogetterにまとめられています。



その中で注目すべき情報がありました。



「これが起きる5分前くらいに箱根駅伝の関係者の車がスピーカーで『ワンちゃんは離さないで抱いててください』と言ってたのに離しちゃったっぽい」

つまり、事前にアナウンスがあったにもかかわらず、何らかの理由でリードが外れてしまったようです。



さらに別の目撃者は「反対車線に行っちゃって犬が車にひかれかけてた」「周囲では悲鳴が上がってました」と証言しています。




なぜ犬は走り出したのか?

ここで犬の行動について考えてみましょう。



犬には本能的に「動くものを追いかける」という習性があります。



駅伝のような環境では、選手が猛スピードで走り、白バイが並走し、沿道の観客が大声で声援を送っています。



この刺激の嵐の中で、犬が興奮状態になるのは自然なことです。



「一瞬だけリードを外しても大丈夫だろう」という油断が、最悪の結果を招きかねない状況だったのです。



では、コース上で犬に遭遇した選手はどう対応したのでしょうか。




 

 

 

野中恒亨選手の「ポメラニアンジャンプ」が話題に

犬に遭遇した国学院大の野中恒亨選手(3年)は、とっさにジャンプして犬を飛び越え、衝突を回避しました。



野中選手はレース後、自身のインスタグラムのストーリーズを更新。



「ポメラニア~ンジャンプ」

このユーモアあふれるコメントとともに、犬を跳び越える瞬間の写真を投稿しています。




驚きの区間成績

中日スポーツによると、野中選手の3区の成績は1時間1分22秒で区間3位



これは非常に重要なポイントです。



犬を飛び越えるという突発的な動作をしながらも、トップクラスの成績を維持したということ。



一般的に、駅伝中に予期せぬ障害物を避ける動作は、ペースの乱れや体力の消耗につながります。



しかし野中選手は、咄嗟の判断力と高い走力を両立させ、チームに貢献しました。




SNSではこの投稿に対して様々な反応が寄せられています。



「野中くん、ユーモアで返すの最高」「怪我がなくて本当によかった」という称賛の声がある一方で、「本当に危なかった」「影響がなかったとは言い切れない」という心配の声も。



野中選手自身がユーモアで対応したことで、事態が深刻化しすぎることを防いだとも言えるでしょう。



この事態を受け、同じチームの辻原輝選手が愛犬家に向けてメッセージを発信しました。




 

 

 

辻原輝選手が愛犬家に注意喚起「リードやハーネスを必ず」

国学院大4区を走った辻原輝選手(3年)は、1月3日にX(旧Twitter)で「必ずリードやハーネスを付けてください」と注意を呼びかけました。



実は辻原選手自身も愛犬家なんです。



投稿は「箱根駅伝復路の応援に少し毛が多めの家族を連れて行きたい方々へ」という、愛犬家ならではの表現で始まっています。




辻原選手は野中選手の「ポメラニアンジャンプ」写真を本人から見せてもらったことも明かしました。



「うちのヒロミチノナカもポメラニアンジャンプをした写真を本人にも見せて貰いましたが」と、チームメイトとの連帯を示しながら注意喚起しています。



「ヒロミチノナカ」は野中恒亨(のなか・つねみち)選手のあだ名のようです。




模範的な愛犬「てるちゃん」

ここで注目したいのが、スポーツ報知が報じた辻原選手の愛犬「てるちゃん」の存在です。



辻原選手によると、てるちゃんは4区の沿道で応援に訪れていました。



「観戦ガチ勢なので、僕が走ってる時名前を呼んでも仁王像のように不動を貫いてくれました」

国学院大カラーのタスキを付けて、しっかり「おすわり」している写真も投稿されています。




この対比が非常に印象的です。



乱入した犬 コースを走り回り、選手や白バイを翻弄
てるちゃん 「仁王像のように不動」で応援

辻原選手は単に批判するのではなく、自分自身が「愛犬と箱根駅伝を楽しむ正しい方法」を実践して見せたのです。



「箱根を走る僕ら選手、何よりワンちゃんの安全にも関わることなので愛犬家の方々はご協力お願いします!」



選手の安全だけでなく、犬の安全も気遣うこのメッセージは、多くの愛犬家の心に響いたのではないでしょうか。



SNSでは「前代未聞」「笑いごとじゃない」と様々な声が上がっています。




 

 

 

SNSで「前代未聞」「重大事故につながる可能性あった」の声

SNSでは「前代未聞」「重大事故につながる可能性があった」と、事態の深刻さを指摘する声が相次いでいます。



デイリースポーツが報じたSNSの反応を見てみましょう。




批判的な声

 

  • 「愛犬連れて見学なら管理責任放棄。選手の4年間をなんだと思ってるんだよ」
  • 「犬は悪くないだろうけど飼い主には猛反省してもらいたい」
  • 「ペット連れて箱根駅伝見に行くな」

 

心配する声

 

  • 「本当に危ない。怪我がなくてよかったものの、少なからず影響はあったのでは」
  • 「選手も観客も、そしてワンちゃんたちも安心して過ごせるよう、ルールとマナーはしっかり守りたいですね」

 

東スポWEBによると、「箱根駅伝で犬乱入事件笑えないよな」「繰り返してはいけない」という声も上がっています。




なぜこれほど話題になったのか

理由は大きく3つあると考えられます。



1つ目は、箱根駅伝の社会的意義。

選手にとって箱根駅伝は「一生に一度」の舞台です。4年間の大学生活で出場できるチャンスは限られています。その貴重な機会が、飼い主の不注意で台無しになりかねなかった。

2つ目は、「微笑ましいハプニング」と「重大事故リスク」の認知ギャップ。

犬が走り回る映像だけを見ると「可愛い」「ほっこり」と思う人もいるでしょう。しかし実際には、選手との衝突、犬が車にひかれる危険、複数選手の転倒連鎖など、重大事故につながる可能性がありました。

3つ目は、ペット同伴文化の拡大。

近年、ペットを「家族」として様々な場所に連れて行く人が増えています。それ自体は悪いことではありませんが、「公共の場での責任」とのバランスが問われる事件となりました。

実は過去にも類似の事件があり、飼い主が書類送検された前例があります。




 

 

 

2016年ニューイヤー駅伝では飼い主が書類送検されていた

2016年のニューイヤー駅伝では、コースに飛び出した犬で選手が転倒し、飼い主の70歳男性が高崎市動物愛護条例違反で書類送検されています。



「笑い話」では済まない前例が、実際にあるのです。




2016年事件の経緯

2016年1月1日、ニューイヤー駅伝2区の約3.6キロ地点。



沿道で応援していた男性の飼い犬(小型犬)がコースに飛び出しました。



優勝候補コニカミノルタのポール・クイラ選手がこの犬につまずいて転倒。



たった4秒のロスで、2位集団から10位まで順位を落としてしまいました。




「4秒」がもたらした影響

「4秒」と聞くと大したことないように思えるかもしれません。



しかし駅伝の世界では、この4秒が致命的なのです。



バルセロナ五輪男子マラソン8位の谷口浩美さんは「単純に4秒のタイムロスだけでは終わらない」と解説しています。



 

  • 転倒で心拍数が急激に上昇し、心臓と血管に負担がかかる
  • 一度止まると体内に乳酸がたまり、一気に疲労が襲う
  • トップスピードに戻すために余計な体力を消耗する
  • レース後半のスパートに使うはずだった体力を前倒しで使ってしまう

 

結果、コニカミノルタは

わずか21秒差で優勝を逃しました

21秒というのは、コンビニのレジ待ち1回分にも満たない時間です。



その差で、チーム全員の1年間の努力が報われなかった。



飼い主の男性は、高崎市動物愛護条例の「係留義務違反」(犬をリードでつないでおく義務を怠った)容疑で書類送検されました。



今回の箱根駅伝でも、同様の事態になる可能性はゼロではありません。



では、箱根駅伝の公式ルールではペット同伴についてどう定められているのでしょうか。




 

 

 

箱根駅伝公式「ペットは道路に出ないよう配慮を」

箱根駅伝公式サイトでは「ペットをお連れの方は道路に出ないよう、ご配慮ください」と明記されています。



ここで注目したいのは、ペット同伴自体は「禁止」されていないという点です。




公式サイトに記載されている観戦マナー

 

  • 選手は歩道寄りギリギリを走るため、歩道から手を出したり身体を乗り出しての応援は危険
  • 横断幕、旗、のぼり等をガードレールや橋などの沿道公共物へくくりつける行為は禁止
  • 脚立の使用は禁止

 

しかしペットについては「禁止」ではなく「配慮」という表現にとどまっています。




「配慮」という言葉の曖昧さ

この「配慮」という言葉の曖昧さが、今回の事件の一因になったとも言えるでしょう。



海外のマラソン大会では、沿道へのペット同伴を完全に禁止している大会も少なくありません。



日本はペットを「家族」として扱う文化が根付いており、完全禁止にすることへの抵抗感もあるでしょう。



しかし今回の事件を受けて、より明確なルール整備が求められる可能性があります。



実は箱根駅伝には、ほっこりする「犬との並走」の歴史もあります。




 

 

 

箱根駅伝と犬の意外な歴史—1973年・1977年の「並走」

実は箱根駅伝には、毎年6区で流れる「犬と並走」のアイキャッチ映像があり、1973年と1977年に犬が選手と並走した記録が残っています。



犬の乱入は、今回が初めてではないのです。




1973年・1977年の記録

ニコニコ大百科によると、1973年の箱根駅伝6区では、複数の選手が走っている横を犬が並走する場面がありました。



この映像は毎年1月3日の復路6区あたりでアイキャッチとして流れ、「ほっこりする」と話題になっています。



また1977年には、日本体育大学の塩塚秀夫選手が6区をトップで走っていた際、犬が並走していた記録もあります。



時折まとわりつくこともあったそうですが、この時の日本体育大学は2位に3分もの差をつけて優勝しています。



当時は「微笑ましいエピソード」として語り継がれてきました。




50年で変わった社会認識

しかし2016年のニューイヤー駅伝、そして2026年の箱根駅伝と、時代は変わりました。



50年前と今では、何が変わったのでしょうか。



1つは、競技のスピードと精度の向上。

現代の駅伝は、1秒を争う高速化が進んでいます。わずかなアクシデントが勝敗を分ける。

2つは、SNS時代の責任追及。

かつては「ハプニング」で済んでいたことが、今では瞬時に拡散され、飼い主の責任が厳しく問われる時代になりました。

3つは、安全意識の向上。

選手の安全、観客の安全、そして犬の安全。すべてを守るための意識が高まっています。

「犬と並走」の映像は今でもほっこりしますが、同時に「こういうことが起きないようにしなければ」という教訓として捉える視点も必要なのかもしれません。




 

 

 

まとめ

2026年箱根駅伝での犬乱入ハプニングについて、以下のポイントを解説しました。

 

  • 事件の概要:1月2日往路3区、茅ケ崎公園付近でポメラニアンとみられる白の小型犬が乱入
  • 選手の対応:野中恒亨選手が「ポメラニアンジャンプ」で回避、区間3位の好成績を維持
  • 注意喚起:辻原輝選手が愛犬家に向けて「リードやハーネスを必ず」とメッセージ
  • 過去の前例:2016年ニューイヤー駅伝では飼い主が書類送検
  • 公式ルール:ペット同伴は禁止ではないが「道路に出ないよう配慮」が求められている

 

愛犬と箱根駅伝を楽しむこと自体は素晴らしいことです。



辻原選手の愛犬「てるちゃん」のように、しっかりとリードをつけて「仁王像のように不動」を貫けば、選手も犬も安全に新年の風物詩を楽しめます。



来年以降も、人と犬が共に楽しめる箱根駅伝であり続けることを願っています。




よくある質問

Q. 箱根駅伝2026で犬が乱入したのはいつ?

A. 2026年1月2日の往路3区、茅ケ崎公園付近の国道134号線で発生しました。

Q. 犬に遭遇した選手はどうなった?

A. 国学院大の野中恒亨選手がジャンプして回避し、区間3位の好成績を収めました。

Q. 飼い主は処罰されるの?

A. 現時点で処分は発表されていませんが、2016年には類似事件で書類送検の前例があります。

Q. 箱根駅伝にペットを連れて行ってもいいの?

A. 禁止はされていませんが、公式は「道路に出ないよう配慮」を求めています。

Q. 過去にも犬の乱入はあった?

A. 1973年と1977年に犬が選手と並走した記録があり、毎年アイキャッチ映像として流れています。




参考文献

 

 

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