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ゾンビたばことは?症状がヤバすぎる…沖縄から広がる危険薬物の正体と罰則を完全解説

「立ったまま動けない」「体が操り人形のように」―沖縄の繁華街で目撃される若者たちの異様な姿。

その正体は、数十秒で意識を奪う「ゾンビたばこ」だった。

 

2025年11月現在、沖縄県を中心に若年層の間で急速に広がっている危険薬物があります。「ゾンビたばこ」―この不気味な名前の正体は、エトミデートという国内未承認の医療用麻酔薬を含んだ電子たばこのリキッドです。

使用者は数十秒で意識を失い、体をコントロールできなくなります。那覇市の繁華街では、壁に寄りかかったまま動けない若者、立ったまま小刻みに震える人の姿が目撃されています。

 

2025年5月に法律で禁止されましたが、9月末までに沖縄県内だけで10人が逮捕・書類送検。その中には高校生も含まれています。今、この危険な薬物は沖縄から全国に広がろうとしています。

この記事では、ゾンビたばことは何なのか、なぜこれほど危険なのか、そして自分や大切な人を守るために知っておくべきことを分かりやすく解説します。

 

 

 危険ドラッグの電子たばこリキッドを警戒する10代の日本人の若者たちを生成AIで作成したリアルなイメージ

危険ドラッグの電子たばこリキッドを警戒する10代の日本人の若者たちを生成AIで作成したリアルなイメージ



 

🚨 ゾンビたばことは?エトミデートの正体

「ゾンビたばこ」とは、エトミデートという薬物を含んだ電子たばこ用のリキッド(液体)のことです。

まず知っておいてほしいのは、エトミデート自体は悪い薬ではないということ。実は1964年にベルギーで開発された、60年以上の歴史がある医療用の麻酔薬なんです。

 

海外では歯医者さんや産婦人科で、短時間の手術や処置をするときに使われています。厚生労働省の公式発表によると、数十秒で効果が出て、5~10分ほど作用が続く特徴があります。

 

 

 

❓ なぜ日本では使えないのか

「じゃあ、なぜ日本の病院では使わないの?」と思いますよね。

実は、エトミデートには大きな副作用があるからです。体の横腹あたりにある「副腎」という臓器に悪い影響を与えて、ストレスに対抗するための大事なホルモンが作れなくなってしまうんです。

 

💡 重要ポイント

日本にはエトミデートより安全で効果的な麻酔薬がすでにあるので、わざわざ副作用のリスクが高い薬を承認する必要がないと判断されました。つまり、医療のプロでも慎重に扱わないといけない強力な薬なのです。

 

⚠️ 電子たばこで吸うと何が起こるのか

そんな強力な医療用の薬を、電子たばこで吸うとどうなるか。

本来は医師が患者の体重や状態を見ながら慎重に量を調整して使う薬なのに、素人が好き勝手に吸ってしまう。しかも、どれくらいの濃度が入っているか分からないリキッドを。

 

これがどれだけ危険か、想像できるでしょうか。

 

📅 2025年5月26日から完全禁止に

こうした危険性を踏まえて、日本政府は2025年5月16日にエトミデートを「指定薬物」に追加しました。5月26日から正式に施行され、エトミデートやこれを含む製品の製造・輸入・販売・所持・使用がすべて禁止されています。

つまり、持っているだけで犯罪ということです。

 

 

 

😱 なぜ「ゾンビ」と呼ばれる?恐ろしい症状の実態

「ゾンビたばこ」という名前、なぜこんな怖い名前がついたのでしょうか。

答えは簡単です。使った人が本当にゾンビのようになってしまうからです。

 

⏱️ 吸うとどうなるのか - 時間の流れで見る恐怖

エトミデートを吸引すると、こんな流れで体に異変が起きます。

 

📊 症状の進行タイムライン

吸引直後(数十秒):強烈な「多幸感」を感じます。気持ちよくなる感覚が一気に押し寄せてくる。

30秒~1分後:意識がぼんやりしてきます。自分が何をしているのか、どこにいるのか分からなくなる。

1~3分後:体が自分の意思で動かせなくなります。立っているのに動けない、座ったまま固まる、壁に寄りかかって崩れ落ちる。

3~5分後:体がガクガクと震え始めます(けいれん)。手足が勝手に動いて、コントロールできません。

 

でも、この多幸感はほんの一瞬です。

 

💬 体験者が語る「地獄」

沖縄タイムスの取材に応じた女性(使用経験者)は、こう証言しています。

「頭の中で言葉を浮かべても、うまく発することができない。情緒も不安定になる。効果が切れると頭が重くなったり、気分が悪くなったりする」

 

そして、こう表現しました。

 

「殺虫剤で死にそうになった虫みたい」

 

想像してみてください。虫に殺虫剤をかけたとき、ひっくり返って手足をバタバタさせている姿を。それが自分の体に起きるんです。

 

 

 

👁️ 那覇の繁華街で目撃された「異様な光景」

2025年夏、那覇市の松山や国際通りといった繁華街で、こんな若者たちが目撃されています。

 

  • 壁に寄りかかったまま、まったく動かない
  • 立ったまま、肩や腕を小刻みに震わせている
  • 虚ろな目で、操り人形のようにじっと立ち尽くしている

 

「酔っぱらいなら、千鳥足でも歩けるんです。でもゾンビたばこの人は、立ったまま本当に動かないんです」―現地で取材に応じた若者の証言です。

SNSにも「ゾンビみたいな人がいた」「動かなくて怖かった」という投稿が相次いでいます。

 

⚡ 実は、多幸感の後に待っているのは地獄

最初の「気持ちいい」という感覚に騙されてはいけません。

医療専門サイトUbieの解説によると、エトミデートは脳や体をコントロールする神経に強く働きかけて、神経の働きを抑え込んでしまう薬です。

 

⚠️ 致命的なリスク

つまり、あなたの脳と体の繋がりを切断するようなものなんです。

しかも、長期間使い続けると、死亡率が25%から44%に跳ね上がるという研究結果もあります。4人に1人が死ぬ可能性が、ほぼ2人に1人にまで上がってしまう。

 

一瞬の快楽のために、これだけのリスクを背負う価値があるでしょうか?

 

 

 

🌏 沖縄から全国へ - 日本で広がる危険な理由

「なんで沖縄なの?」と思った人も多いでしょう。

実は、沖縄がゾンビたばこの日本への入り口になってしまったのには、はっきりとした理由があります。

 

🛫 台湾・香港からの密輸ルート

ゾンビたばこは、こんなルートで日本に入ってきています。

 

🗺️ 密輸ルートの全貌

製造地:タイ・バンコク(2024年12月に製造拠点が摘発されました)



中継地:台湾・香港・シンガポール



日本の入り口:沖縄



拡散:沖縄から本州へ

 

調査報道メディアcokiの詳細レポートによると、2024年12月にタイ・バンコクで製造拠点が摘発され、複数の中国人容疑者が関与していたことが分かっています。

国際的な違法薬物市場では、東南アジアで製造された製品が香港や台湾を経由し、SNSや暗号化メッセージアプリ(簡単には見つからないチャットアプリ)を通じて日本へ流入しているんです。

 

🎯 なぜ沖縄が狙われたのか

沖縄が入り口になったのは偶然ではありません。

 

  • 地理的な理由:沖縄は台湾や香港に近く、船や飛行機での行き来が多い地域です。
  • 国際的な環境:観光客や米軍関係者など、様々な国の人が集まる多国籍なコミュニティがあります。
  • 繁華街の雰囲気:那覇市の松山や国際通りなど、夜の繁華街では「少し怪しいものでも試してみようかな」という心理的なハードルが下がりやすい環境があります。

 

つまり、密輸する側から見れば、沖縄は日本に入れやすく、売りやすい場所だったわけです。

 

 

 

📱 SNSで「笑気麻酔」として売られている

さらに危険なのは、販売方法です。

ゾンビたばこは、SNSで「笑気麻酔」「合法リキッド」などと偽って売られています。「笑気麻酔」と聞くと、歯医者さんで使う安全なガスを思い浮かべる人もいるでしょう。

 

でも、まったくの別物です!

本物の笑気ガス(亜酸化窒素)とエトミデートは、全然違う薬物なんです。

 

こうした嘘の名前で「安全そう」「合法っぽい」と錯覚させて、若者を騙しているわけです。

 

💰 実は、台湾では130億円規模の密輸事件が

台湾でのゾンビたばこ問題は、想像以上に深刻です。

2024年10月、台湾南部の高雄で、末端価格120億円超(一部報道では130億円)ともいわれる大規模な密輸事件が摘発されました。

 

週刊誌の報道では、台湾マフィア「竹連幇(ちくれんぽう)」の関与が指摘されています。この組織は沖縄の指定暴力団とも繋がりがあるとされていますが、直接的な証拠は確認されていません。

ただし、台湾から沖縄への「地下ルート」がすでに確立されている可能性は高いと、現地のメディア関係者は警鐘を鳴らしています。

 

💸 高額な価格設定が新たな被害者を生む

ゾンビたばこのリキッド1本の価格は、約2万5000円と非常に高額です。

これは、新たな問題を生んでいます。

 

最初は興味本位で買った若者が、お金が尽きてしまう。そして、次に薬を買うお金を得るために、自分も密売に手を染めてしまう。

SNSで「リキッドあります」「麻酔ガス入荷」などと発信して、自分の薬代を稼ぐ若者が増えているのです。

 

被害者が加害者になってしまう。こんな悲しい連鎖が起きています。

 

 

 

🗾 沖縄だけじゃない - 全国への拡散

「沖縄の話でしょ?」と思ったら大間違いです。

2025年7月9日と10日に沖縄で逮捕者が出た後、8月4日には三重県四日市市でも逮捕者が出ています。30歳の男性が「合法薬物だと思っていた」と供述していますが、もちろん通用しませんでした。

 

さらに、7月には成田空港で、エトミデートをインドから密輸しようとした中国籍の男3人が逮捕されています。これは全国初の密輸摘発です。

もう、沖縄だけの問題ではありません。あなたの街にも、すでに広がっているかもしれないのです。

 

 

 

⚖️ 捕まったらどうなる?罰則と法的リスク

「ちょっと試すだけなら大丈夫でしょ」
「知らなかったって言えば許してもらえるんじゃない?」

そう思っているなら、今すぐその考えを捨ててください。

 

🚔 所持しただけで犯罪です

エトミデートは2025年5月26日から「指定薬物」として法律で禁止されています。

これは、持っているだけで犯罪ということです。使っていなくても、買っただけでも、友達から預かっただけでも、アウトです。

 

栃木県の公式ページで明記されている罰則は、以下の通りです。

 

📊 具体的な罰則 - あなたの人生が変わる数字

⚠️ エトミデートの罰則

通常の場合
3年以下の懲役、または300万円以下の罰金、またはその両方

営利目的(売ろうとした場合)
5年以下の懲役、または500万円以下の罰金、またはその両方

 

これがどれくらい重いか、実感してもらいましょう。

 

  • 3年の懲役:高校3年間をまるまる刑務所で過ごすことになります。友達が卒業式を迎える頃、あなたは刑務所の中。
  • 5年の懲役:大学に入学してから卒業するまでの期間、ずっと刑務所。20歳で捕まったら、出所するのは25歳です。
  • 500万円の罰金:大学4年間の学費(私立なら約400~500万円)がすべて吹き飛ぶ金額です。

 

🌊 さらに重い「関税法違反」

もし、海外から自分で持ち込もうとしたら、さらに罰則が重くなります。

関税法違反の場合
10年以下の懲役、3000万円以下の罰金、またはその両方

 

10年です。
10歳から20歳までの期間、全部刑務所です。

 

 

 

❌ 実は、「知らなかった」は通用しない

三重県で逮捕された30歳の男性は、「合法薬物だと思っていた」と言いました。

でも、報道によると、その供述は一切通用せず、逮捕・起訴されています。

 

法律の世界では、「知らなかった」は言い訳になりません。これを「故意の推定」と言います。

SNSで「合法」「笑気麻酔」と書いてあっても、それを信じて買ったあなたの責任になるんです。

 

👨‍🎓 高校生も容赦なく逮捕されている

「未成年だから大丈夫」なんてこともありません。

2025年7月10日、那覇市で16歳の少年が逮捕されました。叫び声を上げる異常行動が通報され、エトミデートを含むリキッドを所持していたことが発覚したのです。

 

16歳です。高校1年生か2年生くらいの年齢です。

少年法で守られる部分はありますが、逮捕され、取り調べを受け、場合によっては少年院に送られる可能性もあります。そして、その記録は一生残ります。

 

⚠️ 初犯でも執行猶予がつかない可能性

「初めてだから、執行猶予(刑務所に行かなくていい猶予期間)がつくでしょ」と思うかもしれません。

でも、薬物犯罪は執行猶予がつきにくく、初犯でも実刑(本当に刑務所に行く)になる可能性が指摘されています。

 

なぜなら、薬物は再犯率が非常に高いからです。一度使うと、やめられなくなる人が多い。だから裁判所も厳しく判断するのです。

 

💔 一度の過ちが人生を棒に振る

想像してみてください。

 

逮捕されると、学校には連絡が行きます。バイト先も辞めなければいけません。友達や家族に知られます。SNSで拡散されるかもしれません。

そして、前科がつきます。

就職活動で不利になる。海外旅行にも行けない国が出てくる。一生、その記録がついて回る。

 

たった一度の「ちょっと試してみよう」が、
あなたの人生を完全に変えてしまうのです。

 

 

 

🛡️ 自分や身近な人を守るには - 今すぐできる対策

ここまで読んで、怖くなった人も多いでしょう。

でも大丈夫。正しい知識があれば、自分を守ることができます。

 

👀 実は、見た目では区別できない

ゾンビたばこの最も厄介な点は、見た目が普通の電子たばことまったく同じだということです。

リキッドの入った容器も、カートリッジも、電子たばこ本体も、外から見ただけでは「これは危険ドラッグだ」と判断できません。

 

💡 重要な教訓

つまり、「見た目で判断して避ける」ということができないんです。

 

🚫 だからこそ「誰から買うか」ではなく「買わない」が唯一の防衛策

「信頼できる友達から買えば大丈夫」
「ちゃんとしたお店なら安全」

こんな考えは通用しません。

 

なぜなら、売っている側も「これは安全なリキッドです」と偽って売っているからです。実際に何が入っているか、売る側すら把握していないことも多いんです。

沖縄県の公式ページでも明確に警告されています。

 

「買わない、使わない、関わらない」

これが唯一の、そして最も確実な防衛策です。

 

🗣️ 誘われたときの断り方

「友達に誘われたら、断りにくい」と思うかもしれません。

でも、はっきり言ってください。

 

「薬物は絶対にやらない」

 

この一言で十分です。

変に理由を説明する必要もありません。「やらない」という意思を明確に示せば、相手も無理には誘ってきません。

 

そして、一度はっきり断れば、次から誘われなくなります

「こいつは絶対やらないタイプだな」と認識されれば、もう声をかけられることもありません。

 

 

 

🚨 「笑気麻酔」「合法」などの言葉に騙されない

SNSや友達から、こんな言葉で誘われるかもしれません。

 

  • 「笑気麻酔だから安全だよ」
  • 「合法リキッドだって」
  • 「みんなやってるし」
  • 「ちょっと試すだけなら大丈夫」

 

すべて嘘です。

 

本物の笑気ガス(歯医者さんで使うもの)とは全くの別物です。「合法」と言っていても、2025年5月26日から完全に違法です。

そして、「みんなやってる」は大嘘。実際には、ほとんどの若者はやっていません。

 

📞 怪しいと思ったらすぐ相談・通報

もし、友達が使っているのを見たら。
もし、SNSで売っている人を見つけたら。
もし、自分の身近でゾンビたばこが広がっていると感じたら。

 

すぐに相談・通報してください。

一人で抱え込む必要はありません。

 

📞 相談窓口

  • 各都道府県の精神保健福祉センター
  • 警察相談専用電話:#9110
  • 厚生労働省 薬物乱用防止相談窓口

 

匿名で相談できる窓口もあります。「友達を売ることになるんじゃ…」と心配するかもしれませんが、本当の友達なら、命を守ることの方が大切です。

 

👥 家族や友人に異変を感じたら早期相談

もし、身近な人にこんな様子が見られたら、注意してください。

 

  • 最近、様子がおかしい(ぼんやりしていることが多い)
  • よく体が震えている
  • 電子たばこを頻繁に使うようになった
  • 急にお金を使うようになった
  • 友達が変わった

 

これらは、薬物使用のサインかもしれません。

責めるのではなく、心配していることを伝えて、一緒に相談窓口に連絡しましょう。

 

早ければ早いほど、取り返しのつかないことになる前に止められます。

 

💬 あなたの一言が、大切な人の命を救う

「自分には関係ない」と思わないでください。

今この瞬間も、沖縄から全国へ、ゾンビたばこは広がり続けています。

 

あなたの友達が、後輩が、知り合いが、明日誘われるかもしれません。

だからこそ、この記事で知ったことを、ぜひ周りの人にも伝えてください。

 

「ゾンビたばこって知ってる?めちゃくちゃ危ないらしいよ」

たったこの一言が、誰かが手を出すのを止めるきっかけになるかもしれません。

 

あなたの一言が、大切な人の命を救うことがあるんです。

 

 

 


 

📝 まとめ - 絶対に知っておくべき5つのこと

1. ゾンビたばことは:エトミデートという医療用麻酔薬を含んだ電子たばこのリキッド。数十秒で意識を失い、体をコントロールできなくなる危険な薬物。

2. 症状の恐ろしさ:一瞬の多幸感の後、意識喪失・けいれん・自分の体を操れなくなる。「殺虫剤で死にそうになった虫みたい」という体験者の証言が物語る地獄。

3. 沖縄から全国へ:台湾・香港から沖縄に流入し、SNSで「笑気麻酔」「合法リキッド」と偽って全国に拡散中。もはや沖縄だけの問題ではない。

4. 所持だけで犯罪:最大5年の懲役、500万円の罰金。「知らなかった」は通用せず、高校生も容赦なく逮捕されている。一度の過ちが人生を棒に振る。

5. 唯一の防衛策:「買わない、使わない、関わらない」。見た目では区別できないからこそ、はっきり「やらない」と断ること。相談窓口に早期相談すること。

 


 

✅ 今すぐできる3つの行動

1. 絶対に手を出さない
どんなに興味本位でも、一度の過ちが人生を変えます

2. 誘われたらはっきり断る
「やらない」と明確に意思表示すれば、次から誘われません

3. 怪しいと思ったら相談・通報
一人で抱え込まず、警察や相談窓口に連絡してください

 

台湾では「スペースオイル」、香港では「太空油」―甘い名前に隠された危険な実態を、ぜひ周りの人にも伝えてください。

一人で悩まず、今すぐ相談を。そして、「買わない、使わない、関わらない」を徹底してください。

 

📞 相談窓口(再掲)

  • 各都道府県の精神保健福祉センター
  • 警察相談専用電話:#9110
  • 厚生労働省 薬物乱用防止相談窓口

 

あなたの一言が、大切な人の命を救うかもしれません。

 

 

 


 

❓ よくある質問(FAQ)

Q1. ゾンビたばことは何ですか?

ゾンビたばことは、エトミデートという国内未承認の医療用麻酔薬を含んだ電子たばこ用のリキッド(液体)のことです。使用すると数十秒で意識を失い、体をコントロールできなくなります。2025年5月26日から指定薬物として所持・使用が禁止されています。

Q2. なぜ「ゾンビたばこ」と呼ばれるのですか?

使用者が意識を失ったまま立ち尽くす、体がけいれんする、操り人形のように動けなくなるなど、まるでゾンビのような症状を示すことから「ゾンビたばこ」と呼ばれています。体験者は「殺虫剤で死にそうになった虫みたい」と表現しています。

Q3. ゾンビたばこを持っているだけで逮捕されますか?

はい。エトミデートは指定薬物として法律で禁止されており、所持しているだけで犯罪です。罰則は3年以下の懲役または300万円以下の罰金、営利目的の場合は5年以下の懲役または500万円以下の罰金です。「知らなかった」という言い訳は通用しません。

Q4. なぜ沖縄でゾンビたばこが広がったのですか?

沖縄は台湾や香港に地理的に近く、国際的な往来が多い地域です。台湾・香港から密輸されたエトミデートが沖縄を入り口として日本に流入し、SNSで「笑気麻酔」「合法リキッド」と偽って販売されたため、若年層に急速に広がりました。現在は沖縄だけでなく全国に拡散しています。

Q5. ゾンビたばこを見分ける方法はありますか?

残念ながら、見た目では普通の電子たばこと区別できません。リキッドの容器やカートリッジも外見では判別不可能です。そのため、「見た目で判断して避ける」ことはできません。唯一の防衛策は「買わない、使わない、関わらない」を徹底することです。

Q6. 友達に誘われたらどう断ればいいですか?

「薬物は絶対にやらない」とはっきり伝えてください。変に理由を説明する必要はありません。明確に断れば相手も無理には誘ってきませんし、一度はっきり断れば次から誘われなくなります。もし心配な場合は、警察相談専用電話(#9110)や各都道府県の精神保健福祉センターに相談できます。

 


 

📚 参考文献

 

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