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武蔵野音大教授・上村英郷さん御巣鷹山で滑落死|日航機事故の山とは別だった

⚠️「御巣鷹山」と聞いて、日航機墜落事故を思い浮かべた人は多いだろう。

しかし、今回事故が起きたのは全く別の山だ。

2025年12月6日、山梨県甲府市の御巣鷹山で武蔵野音楽大学教授の上村英郷さん(65)が遺体で発見された。

ピアニストとしても活躍した上村さんに、何が起きたのか。

そして「御巣鷹山」という名前の意外な真実とは——。

武蔵野音大教授・上村英郷さん御巣鷹山で滑落死|日航機事故の山とは別だった

武蔵野音大教授・上村英郷さん御巣鷹山で滑落死|日航機事故の山とは別だった

 

 

 

 

上村英郷さん死亡、御巣鷹山で遺体発見——事故概要

📌 結論:12月6日午前10時55分ごろ、武蔵野音楽大学教授の上村英郷さん(65)が山梨県甲府市の御巣鷹山で遺体で発見された。警察は、登山中に滑落したとみて調べている。

共同通信などの報道によると、上村さんは東京都練馬区在住。

発見されたのは登山道から離れた斜面で、仰向けの状態で倒れていたという。

頭や腰に打撲などのけがが確認されている。

なぜ65歳の大学教授が、単独で山に入っていたのか。


では、上村英郷さんとはどのような人物だったのだろうか。

 

 

 

上村英郷さんとは?武蔵野音大のピアニスト教授

📌 結論:上村英郷さんは武蔵野音楽大学のアートマネジメントコース長を務め、音楽ビジネスの専門家として知られていた。同時に、国際的に活躍したピアニストでもあった。

武蔵野音楽大学の公式サイトによると、上村さんは1987年に武蔵野音楽大学を卒業。

その後、スイス・チューリヒのインターナショナルマスターコースを修了し、大学院で芸術学を学んだ。

2011年にはアメリカの州立ノーザンコロラド大学で客員研究員を務め、2015年には政策研究大学院大学で公共政策も修了している。

💡 実は、上村さんは「音楽ビジネスの先生」というだけではなかった。

ピアニストとしてサントリーホールやカザルスホールでリサイタルを開いた経歴を持つ、一流の演奏家でもあったのだ。

注目すべきは、高知県との深い縁だ。

1994年には高知交響楽団の記念演奏会でソリストとして共演。2006年には高知美術館ホールでピアノリサイタルを開催している。

今回、捜索願を出したのは高知県に住む家族だった。

上村さんと高知のつながりは、演奏活動を通じて築かれたものだったのかもしれない。



そんな上村さんが遭難するまでの経緯を、次に見ていこう。

 

 

 

バイクがきっかけで発見——事故発生から捜索の経緯

📌 結論:上村さんは12月2日ごろから行方不明になっていたとみられ、林道に長時間止まっていたバイクがきっかけで捜索が始まった。

時系列で整理すると、こうなる。

📅 12月2日
大学関係者が「上村さんが出勤しない」と不審に思い、高知県に住む家族に連絡。
家族が高知県警に捜索願を提出した。

📅 12月3日夕方
甲府市上帯那町の御巣鷹山近くの林道で、登山者が「朝から止まっているバイクがあり不審だ」と通報。

📅 12月4日
警察がバイクを確認したところ、上村さん名義と判明。
山中の捜索が開始された。

📅 12月6日
山岳救助隊と県警ヘリで捜索を続け、午前10時55分ごろ、登山道から離れた斜面で遺体を発見。
その場で死亡が確認された。

つまり、上村さんは少なくとも3日以上、山中で発見されなかったことになる。



ところで「御巣鷹山」と聞いて、1985年の日航機墜落事故を思い浮かべた人も多いのではないだろうか。

 

 

 

甲府市の御巣鷹山はどこ?日航機事故とは別の山

📌 結論:今回の事故現場は山梨県甲府市の御巣鷹山で、日航機墜落事故の現場とは全く別の山である。

⚠️ 実は、日航機事故の現場も「御巣鷹山」ではなかった。

これは意外と知られていない事実だ。

日本には「御巣鷹山」という名前の山が複数存在する

🏔️ 群馬県上野村の御巣鷹山(標高1,639m)

日航機事故でよく名前が出る山。ただし、実際の墜落地点はここではない

🏔️ 山梨県甲府市の御巣鷹山(標高約1,522m)

今回の事故現場。群馬県とは全く別の場所にある。

🏔️ 山梨県都留市・富士河口湖町の御巣鷹山(標高1,775m)

三ツ峠山の一部として知られる山。


では、1985年の日航機はどこに墜落したのか。

御巣鷹の尾根に関するWikipediaによると、実際の墜落現場は「高天原山の尾根」だった。

当時の上野村村長が、捜査上必要な名称として「御巣鷹の尾根」と命名したという。

📝 つまり「日航機が御巣鷹山に墜落」という表現は、実は報道の誤りで広まったものだったのだ。

「御巣鷹」という名前は、鷹狩りに使う鷹のヒナ(巣鷹)を捕獲する山だったことに由来する。

こうした山は全国に複数存在し、名前が同じでも場所は全く異なる。



最後に、今回の事故から学ぶべき教訓を考えてみよう。

 

 

 

単独登山の危険性——今回の事故から学ぶこと

📌 結論:警察は、上村さんが道に迷い滑落した可能性があるとみている。単独登山は発見が遅れるリスクがあり、今回も3日以上経過してからの発見となった。

上村さんは登山道から離れた斜面で発見されている。

何らかの理由でルートを外れ、足を滑らせた可能性が考えられる。

単独登山には、いくつかの大きなリスクがある。

⚠️ 発見の遅れ

今回のケースでは、出勤しないことを不審に思った大学関係者の連絡がきっかけで捜索が始まった。

もしバイクが発見されなければ、さらに時間がかかっていた可能性もある。

⚠️ 救助要請の困難

一人で遭難した場合、自力で助けを呼べないケースが多い。

携帯電話の電波が届かない山中も珍しくない。

⚠️ 判断ミスのリカバリーが難しい

複数人であれば互いに確認し合えるルート選択も、一人では間違いに気づきにくい。

単独登山の危険性については、霊仙山の事故でも指摘されています

また、穂高岳の遭難事故では、ベテランでも遭難する山の危険性が浮き彫りになった。

✅ 今回の事故で一つ救いだったのは、バイクの存在が発見につながったことだ。

登山届の提出や、家族への行き先連絡が、万が一の際の命綱になる。

 

 

 

まとめ

今回の事故について、重要なポイントを整理する。

  • 12月6日、武蔵野音楽大学教授の上村英郷さん(65)が山梨県甲府市の御巣鷹山で遺体で発見された
  • 上村さんはアートマネジメントの専門家であり、サントリーホールでリサイタルを開くほどの一流ピアニストでもあった
  • 今回の事故現場は、日航機墜落事故の「御巣鷹の尾根」とは全く別の山
  • 実は日航機事故の現場も「御巣鷹山」ではなく、報道の誤りで広まった名称だった
  • 単独登山は発見が遅れるリスクがあり、登山届や家族への連絡が重要

上村さんのご冥福を心よりお祈りいたします。

 

よくある質問(FAQ)

Q. 上村英郷さんとは誰ですか?

武蔵野音楽大学のアートマネジメントコース長を務めた教授です。音楽ビジネスの専門家であると同時に、サントリーホールでリサイタルを開くなど一流ピアニストとしても活躍していました。

Q. 御巣鷹山はどこにありますか?

今回の事故現場は山梨県甲府市にある御巣鷹山(標高約1,522m)です。日航機墜落事故で知られる群馬県の「御巣鷹の尾根」とは全く別の場所にあります。

Q. 日航機事故の御巣鷹山と今回の事故現場は同じ場所ですか?

いいえ、全く別の場所です。日航機事故の現場は群馬県上野村の「高天原山の尾根」で、「御巣鷹の尾根」と名付けられました。今回の事故現場は山梨県甲府市の御巣鷹山です。

Q. 上村さんはなぜ発見が遅れたのですか?

単独登山だったため、行方不明の発覚が遅れました。大学関係者が出勤しないことを不審に思い家族に連絡、その後バイクの発見をきっかけに捜索が始まり、約3日後に遺体が発見されました。

 


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