📢 2025年10月29日、SNS上で大きな波紋
シンガーソングライターの柴田淳氏(48)が高市早苗首相(64)に対して投稿。
「男に散々媚びてきたんだろうな」という言葉が、多くの批判を集めています。
発端は、高市首相がトランプ米大統領をノーベル平和賞に推薦したという報道でした。
この外交姿勢への批判として投稿した言葉が炎上しました。
「性差別的」「女性の努力を否定している」として、大きな問題となっています。
ヤフコメには9,302件もの反応が寄せられました。
最も共感されたコメントは6.4万件の「共感した」を獲得しています。
その多くが「同じ女性として悲しい」という批判的な内容でした。
「努力を侮辱している」という声も相次いでいます。
一体何が起きたのか。
そしてなぜここまで批判されているのか、詳しく見ていきます。
📑 この記事でわかること

🔥 柴田淳氏が高市首相を「男に媚びてきた」と批判し炎上
2025年10月28日午前、テレビ朝日がニュースを報道しました。
「高市首相がトランプ大統領にノーベル平和賞の推薦状を手渡す方向で調整」という内容です。
これを受けて、柴田淳氏が自身のX(旧Twitter)で反応しました。
このニュース記事を引用し、こう投稿したのです。
💬 柴田氏の投稿内容
「こうやって男に散々媚びてきたんだろうな。
使えるものはなんでも使ってね」
さらに柴田氏は、この投稿だけでは終わりませんでした。
同日中に複数の投稿を連続で行い、批判をエスカレートさせていきます。
「世界の中心で王に媚びる」という表現を使いました。
さらに続けて、こう書き込みました。
「日本の歴史を捨て、プライドなど無いここまで媚びへつらう人間だ」としています。
「ご自身で世界中の誰しもがわかるように宣伝なされた」とも述べました。
そして最終的には、高市首相の名前を直接出さない形になりました。
しかし、こう書き込んでいます。
「あの人、自分の人生かけてやることが媚びを売ることなのね」。
「命かけて全身全霊で媚び売ってる」と続けました。
「ただの権力に擦り寄るさもしいみっともない人」。
「世界中がドン引きしてるよ」と結んでいます。
これらの一連の投稿は、瞬く間にSNS上で拡散されました。
しかし、予想外だったのは反応の方向性です。
柴田氏の投稿に「その通りだ」と賛同する声は少数でした。
「これは言い過ぎだ」「性差別的な表現だ」という批判の声が圧倒的に多かったのです。
💡 このセクションのポイント
柴田氏の発言は段階的にエスカレートしました。
最終的に「命かけて全身全霊で媚び売ってる」という強烈な表現に。
しかし、この表現が逆に批判を招く結果となりました。
👤 柴田淳氏とは?48歳シンガーソングライターで救急救命士資格も
ここで、柴田淳氏がどんな人物なのか見ていきましょう。
柴田淳氏は1976年11月19日生まれの48歳です。
東京都出身のシンガーソングライターとして活動しています。
2001年に「ぼくの味方」でデビューしました。
透明感のある歌声と心情を丁寧に描く歌詞で知られています。
ファンの間では「癒しの歌姫」として親しまれています。
「ブログの歌姫」とも呼ばれていました。
これまでにシングル19枚をリリースしています。
オリジナルアルバムは13枚を数えます。
柴田淳氏の詳しい経歴(Wikipedia)によると活動は多岐にわたります。
ラジオパーソナリティや楽曲提供なども行っています。
✨ 意外な経歴
実は、柴田氏には音楽活動以外にもう一つの顔があります。
2024年3月、第47回救急救命士国家試験に合格しました。
救急救命士の資格を取得したのです。
コロナ禍で音楽活動が停滞する中、決意しました。
2021年から専門学校に通い始めたのです。
48歳で国家資格を取得するという異色の経歴です。
努力家としての一面を示しています。
また、柴田氏は以前から政治的な発言をSNSで行うことでも知られていました。
社会問題への関心が高いアーティストです。
2025年8月には石丸伸二氏の退任会見を厳しく批判しました。
9月には石破茂氏が首相を辞任した際に「石破っち」と呼んで強い支持を表明しています。
このように、柴田氏は音楽活動と社会問題への発信を両立させています。
しかし今回の発言は、特に大きな批判を集める結果となりました。
⚠️ 「男に媚びる」発言がなぜ問題?性差別的表現として批判殺到
では、なぜ柴田氏の発言がここまで批判されているのでしょうか。
多くの人が指摘しているポイントを見ていきましょう。
最も大きな指摘は、この表現が性差別的であるという点です。
「男に媚びる」という言葉の持つ意味が問題視されています。
💔 女性の努力や実力を否定する構造
高市首相は長年の政治活動を経て、日本初の女性首相となりました。
その過程には、数え切れないほどの努力や実績があったはずです。
しかし「男に媚びてきた」という表現は問題があります。
そうした努力や実力を一切認めない意味になってしまうのです。
「性的な魅力や従属的な態度で男性に取り入った」。
このような意味に受け取られてしまいます。
つまり、女性の成功を「実力」ではなく「男性への媚び」に理由づけるのです。
これは古い固定観念を想起させる表現だと指摘されています。
🎯 政策批判ではなく人格攻撃
もし柴田氏が政策への批判をしていれば、それは正当な意見でした。
「ノーベル平和賞推薦は外交戦略として疑問だ」という形です。
「トランプ氏への過剰な配慮に見える」という批判もあり得ました。
しかし実際の投稿は、高市首相の人格や生き方全体を否定する内容になっています。
「命かけて全身全霊で媚び売ってる」という表現。
「ただの権力に擦り寄るさもしいみっともない人」という言葉。
これらは、政策への批判の域を超えています。
人格攻撃だと受け止められているのです。
🔄 「女の敵は女」という逆説
さらに興味深いのは、同じ女性からの批判が問題を生んでいる点です。
かえって女性全体への偏見を強化してしまうという構造があります。
メディア分析記事では批判が相次いだと報じられています。
「女性軽視」「人格攻撃」との指摘が多かったのです。
つまり、柴田氏の発言は結果的に偏見を強化してしまいました。
「女性が権力に近づくこと=媚びている」という偏見です。
📌 専門家の指摘
全国紙政治部記者によると、こう述べています。
「『男に媚びてきた』という表現はある種、"魔法の言葉"です。
どれだけ女性が活躍しても、この言葉一つで台無しにできてしまいます」。
高市首相の政策や外交姿勢への批判は当然あっていいものです。
しかし、その批判の方法が性差別的であれば問題です。
それ自体が新たな問題を生んでしまうのです。
🌏 高市首相がトランプ氏をノーベル平和賞推薦した背景
ここで、そもそもの発端となった話題について見ていきましょう。
「ノーベル平和賞推薦」がどのようなものだったのか確認します。
2025年10月28日、東京・元赤坂の迎賓館で日米首脳会談が行われました。
高市早苗首相はドナルド・トランプ米大統領と初めて対面での会談を行ったのです。
日本経済新聞の報道によると、会談後に発表がありました。
ホワイトハウスのカロリーネ・レビット報道官が明らかにしたのです。
「高市首相がトランプ大統領をノーベル平和賞に推薦する」。
この考えを伝えたと発表しました。
🏆 トランプ氏の「8つの戦争を止めた」主張
トランプ氏は以前から、ノーベル平和賞の受賞に強い意欲を示していました。
2025年10月の受賞者発表に先立って、こう主張していたのです。
「歴史上、9カ月で8つの戦争を解決した者は私以外、誰もいない」。
自身の実績を強くアピールしていました。
高市首相は会談の冒頭で、トランプ氏の実績を称賛しました。
タイとカンボジアの停戦に成功したことを挙げています。
中東における停戦合意の実現についても触れました。
「かつてない歴史的偉業だ」と評価したのです。
「これだけの短期間に、世界はより平和になった」。
このように述べています。
ただし、トランプ氏の主張には疑問の声もあります。
5月のインドとパキスタンの停戦について、インド側が否定しているのです。
トランプ氏の主張を認めていません。
「8つの戦争」という数字自体が誇張である可能性が指摘されています。
📜 歴史的背景
実は、これが初めてではありません。
2019年、当時の安倍晋三首相も同じことをしていました。
トランプ氏をノーベル平和賞に推薦していたのです。
トランプ氏は当時、安倍氏から受け取った推薦状を「最も美しい手紙だ」と喜んでいました。
高市首相は今回、さらに贈り物もしています。
安倍氏が使用していたゴルフクラブのパターを贈りました。
金箔を施した「黄金のゴルフボール」も贈呈しています。
まさに「安倍晋三づくし」の外交となりました。
⚖️ 賛否両論の外交判断
この推薦については、国内でも賛否両論があります。
賛成派の意見はこうです。
「推薦するだけならタダ」「これで日本への風当たりが弱くなるなら安い」。
「日本の国益のためにできる最善のこと」。
こうした声がありました。
反対派の意見も多く寄せられています。
「正気か」「恥ずかしい追従外交」「プライドはないのか」。
時事通信の報道によると、野党から批判が出ています。
立憲民主党の安住淳幹事長はこう述べました。
「首脳会談の手土産でする話ではない」。
共産党の小池晃書記局長は「トランプ氏はノーベル平和賞とは最も縁遠い人だ」と断じました。
このように、高市首相の判断自体にも議論があるのは事実です。
しかし、それと「男に媚びる」という人格攻撃的な表現は別の問題なのです。
💬 SNSでは「同じ女性として悲しい」「努力を侮辱」と反論の声
柴田氏の投稿に対して、SNS上ではどのような反応があったのでしょうか。
ヤフコメには9,302件ものコメントが寄せられました。
その多くが批判的な内容です。
反応の詳細を見ていきましょう。
👏 最も共感を集めたコメント
最も多くの共感を集めたのは、こんなコメントでした。
6.4万件の「共感した」を獲得しています。
「わたしは男性ですが、この方のような印象は受けませんでした。
高市総理は日本の国益のためにいまできる最善のことをやったまでです。
今回築けた関係性が今後のトランプ大統領だけでなく日米関係の礎となる。
日本にとってプラスになってくると信じています」
😢 「同じ女性として悲しい」という声
女性からは、こんな指摘が相次ぎました。
「なんて事を言うの。高市さんを支持しないのは自由です。
でもそこまで侮辱する?同じ女性として、純粋に努力をしてきた結果を評価します」。
「そんな風に評価されたらどんなに悲しいか。
分からないんですか?」という声もありました。
「女性ってだけで、重ねた努力も時間もこんなふうに言われてしまうのか」。
「気に入らない相手だからって、この内容は到底許されるはずのない発言だと思う」。
😞 「昔ファンだったのに」という失望の声
柴田氏のファンだったという人からも、失望の声が寄せられています。
「昔ファンだったのですが最近見ないと思っていました。
とても残念な目立ち方でがっかりです」。
「それなりに名の通った人が思いを文字に起こす時は配慮が必要です。
受け手への配慮がやはり必要と思います」。
「柴田淳さんの曲好きなのもあったけど、聞く気なくなっちゃうレベルの発言」。
「男性社会の中で耐え、心折らず信念に従って頑張ってこられた人の努力を評価します」。
「媚びてるって捉える方なんだと思うとね」。
こうした複雑な心境が綴られています。
🔍 反応の傾向
批判の多くは、柴田氏の政治的立場ではありません。
「表現の方法」に対するものでした。
同じ批判でも、言葉選びによって受け止められ方が大きく変わることを示しています。
🤔 一部には擁護の声も
一方で、少数ながら柴田氏を擁護する声もありました。
「フェミニストやジェンダー活動家界隈は酷いね」。
「日本のフェミニストやジェンダー活動家が女性活躍の一番の敵だったわけだ」。
ただし、こうした擁護意見も問題を指摘しています。
柴田氏の発言の表現方法については問題視する声が多く見られました。
🔁 過去にも問題発言でレコード会社が注意喚起
実は、柴田氏がSNSでの発言で問題視されるのは今回が初めてではありません。
2025年3月8日、所属レコード会社が異例の声明を発表しました。
ビクターエンタテインメントが公式サイトで発表したのです。
📢 レコード会社の声明内容
ビクターエンタテインメントの公式声明では、こう述べています。
「弊社は、JVCケンウッドグループの人権方針に従っています。
SNSを含むあらゆる企業活動の場面において規定があります。
他者を差別、誹謗中傷、攻撃する等の言動を禁止しています」
「所属レーベルとして『柴田淳』のX上の投稿を確認しました。
一部に不適切な言葉遣いがあると判断しました。
『柴田淳』のマネジメント会社に対して注意喚起を行いました」
同時に、会社は柴田氏の「思想・信条を尊重」するとも表明しています。
政治的な発言を行ってはならないとは考えていないとしました。
つまり、問題は政治的発言をすることではなく、その表現方法だったのです。
📝 過去の政治的発言
柴田氏は以前から、政治的な発言を積極的に行ってきました。
- 2025年8月:石丸伸二氏の退任会見を厳しく批判しました。
「どうしてもどうしても説教したいんだね」と投稿しています。
「人を論破したり嘲笑したり、人に恥をかかせようとするばかり」と述べました。 - 2025年9月:石破茂氏が首相を辞任した際に反応しました。
「総理が辞任して、ここまで日本全体が悲しんだことある??」と問いかけました。
「石破っち」と呼んで強い支持を表明しています。 - 2025年9月:参政党の那覇市議の発言を批判しました。
トランスジェンダーについて「伝染する」と発言したことに反応したのです。
「なんで参政党って、いうことなすこと陰謀論ばっかりなんだろう」と投稿しました。
このように、柴田氏は社会問題や政治について積極的に発言してきました。
しかし今回の「男に媚びる」という表現は特別でした。
過去の発言の中でも特に強い批判を集める結果となったのです。
🔄 繰り返される問題の構造
2025年3月に会社から注意喚起を受けていました。
にもかかわらず、10月に再び炎上したという事実があります。
これは重要な問題を示しています。
それは、言いたいことは言っていい、しかしどう言うかは考える必要があるということです。
表現の自由は大切です。
しかし同時に、その表現が他者の尊厳を傷つける場合があります。
社会の偏見を強化したりする場合もあります。
それは新たな問題を生んでしまうのです。
📌 まとめ:表現の自由と他者への敬意のバランス
シンガーソングライター柴田淳氏による「男に媚びてきた」という発言。
高市首相の外交姿勢への批判として投稿されました。
しかし、その表現方法が「性差別的」と受け止められました。
「女性の努力を否定している」として大きな批判を集めたのです。
✅ この炎上から見えてくる5つのポイント
- 批判の内容と方法は別問題:政策への批判は正当です。
しかし性差別的な表現は問題視されます。 - 「男に媚びる」という言葉の破壊力:女性の努力や実力を一言で否定してしまう。
古い偏見を強化する表現です。 - 同じ女性からの批判の逆説:女性が女性を「媚びている」と批判すること。
かえって偏見を強化してしまいました。 - 繰り返される問題:2025年3月に会社から注意を受けていました。
それでも再び炎上しています。 - 賛否両論の外交判断:高市首相のノーベル平和賞推薦自体にも議論はあります。
しかしそれと人格攻撃は別の問題です。
ヤフコメには9,302件もの反応が寄せられました。
最も共感されたコメントは6.4万件の「共感した」を獲得しています。
その多くが「同じ女性として悲しい」という内容でした。
「努力を侮辱している」という批判的な声も相次いでいます。
柴田氏は48歳で救急救命士資格を取得しました。
努力家として知られるアーティストです。
だからこそ、他者の努力を「媚び」という言葉で否定する表現。
多くの人が違和感を覚えたのかもしれません。
🎯 結論
政治的立場の違いを超えて、「どのような言葉で批判するか」が問われました。
表現の自由と他者への敬意、そのバランスをどう取るか。
これがSNS時代の大きな課題となっています。
❓ よくある質問(FAQ)
Q1: 柴田淳氏とは何者ですか?
柴田淳氏は1976年生まれの48歳のシンガーソングライターです。
2001年にデビューし、透明感のある歌声で知られています。
また、2024年に救急救命士の資格を取得した異色の経歴を持っています。
Q2: なぜ「男に媚びる」という発言が問題視されたのですか?
この表現は、女性の成功を実力ではなく「男性への媚び」に理由づける性差別的な表現と受け止められました。
高市首相の政策批判ではなく、人格や生き方全体を否定する表現だったことが批判を集めました。
Q3: 高市首相がトランプ氏をノーベル平和賞に推薦した理由は?
高市首相は、トランプ氏がタイとカンボジアの停戦や中東での停戦合意に貢献したとして推薦しました。
これは日米関係強化の外交戦略の一環とされていますが、国内では賛否両論があります。
Q4: 柴田淳氏は過去にも問題発言をしていたのですか?
はい。2025年3月に所属レコード会社のビクターエンタテインメントから「不適切な言葉遣い」として注意喚起を受けていました。
石丸伸二氏や政治家への批判的投稿で問題視されていた経緯があります。
Q5: SNS上での反応はどうでしたか?
ヤフコメには9,302件のコメントが寄せられ、その多くが批判的な内容でした。
最も共感されたコメントは6.4万件の「共感した」を獲得し、「同じ女性として悲しい」「努力を侮辱している」という声が相次ぎました。
Q6: 安倍元首相も同じことをしていたというのは本当ですか?
はい。2019年、当時の安倍晋三首相もトランプ氏をノーベル平和賞に推薦していたことが明らかになっています。
トランプ氏は安倍氏からの推薦状を「最も美しい手紙だ」と評価していました。