⚠️ 2025年11月3日午後3時過ぎ、札幌地下鉄東西線が変電設備トラブルで全線ストップ。約2時間後に部分復旧したものの、一部区間では運転見合わせが継続。走行中の12本の車両、車内に取り残される乗客も—文化の日の休日を直撃した停電事故の全容。
文化の日の休日、多くの人が行楽や買い物を楽しんでいた午後3時過ぎ。突如として札幌市民の足である地下鉄東西線が、全線で動きを止めました。
原因は変電設備のトラブルによる停電。南郷7丁目駅から新さっぽろ駅の間で発生した停電が、東西線全体に波及し、宮の沢駅から新さっぽろ駅までの全19駅で運転見合わせとなったのです。
走行中だった12本の電車の中には、暗闇の中で動けなくなった車両も。駅のホームには帰宅する人々で大混雑が発生し、SNSには「どうやって帰ればいいの?」という困惑の声が溢れました。
この記事では、今回の停電で何が起きたのか、復旧の状況、そして代替手段まで、最新情報をお伝えします。
📋 この記事でわかること

🚇 札幌地下鉄東西線で停電発生!何が起きた?
2025年11月3日午後3時6分頃、札幌市営地下鉄東西線で停電が発生しました。
停電が起きたのは、南郷7丁目駅から終点の新さっぽろ駅までの区間。ところが、この停電の影響で東西線全線(宮の沢駅から新さっぽろ駅まで)が運転見合わせとなる事態に発展したのです。
⏱️ 何が起きたのか、時系列で整理すると:
- 15:06頃 - 南郷7丁目〜新さっぽろ間で停電発生
- 15:06 - 東西線全線で運転見合わせ開始
- 15:30時点 - 走行中だった12本の車両のうち、一部で乗客が車内に乗ったまま
- 18:05頃 - 琴似駅〜新さっぽろ駅間で折り返し運転開始(部分復旧)
- 18:00時点 - 宮の沢〜発寒南間は運転見合わせが継続
文化の日の日曜日、多くの人が外出していた時間帯だったこともあり、影響は大きくなりました。
北海道新聞の報道によると、停電発生時には12本の車両が東西線を走行中でした。一部の車両では乗客が車内で待機を余儀なくされる状況となっています。
駅のホームでも大きな混乱が発生しています。UHB北海道文化放送の取材では、特に乗り換えの拠点となる大通駅で、行き場を失った人々でホームが混雑。「次はいつ来るの?」「バスに乗り換えるにはどうすればいい?」といった声が飛び交いました。
東西線は札幌市営地下鉄の中で最も長い路線で、全長20.1km、19駅を結んでいます。宮の沢から新さっぽろまで、札幌市内を東西に貫く重要な交通インフラが完全にストップしたことで、多くの市民の足に影響が出ました。
⏰ 18時過ぎに部分復旧!現在の運行状況は?
全線で運転見合わせとなっていた東西線ですが、18時5分頃に部分的に運転が再開されました。
UHB北海道文化放送の報道によると、琴似駅と新さっぽろ駅の間で折り返し運転が可能となりました。これにより、東西線の大部分で地下鉄の利用が再開されています。
📍 現在の運行状況(18時時点)
✅ 運転再開区間:琴似駅〜新さっぽろ駅間(折り返し運転)
⚠️ 運転見合わせ継続:宮の沢駅〜発寒南駅間
⏱️ 全線運転見合わせ時間:約2時間
ただし、宮の沢駅〜発寒南駅間については、18時時点でも運転見合わせが続いており、全線復旧のめどは立っていない状況です。この区間を利用する方は、引き続き代替交通手段の利用が必要となります。
停電から約2時間で大部分が復旧したことは、復旧作業が比較的順調に進んだことを示しています。ただし、安全確認を最優先するため、残りの区間の復旧には時間がかかる見込みです。
📱 最新情報を確認する方法:
地下鉄の運行状況は刻一刻と変化します。最新の情報は以下の方法で確認できます:
- 札幌市交通局 運行情報ページ: 公式運行情報サイト
- 北海道放送など地元メディアの速報
- X(旧Twitter)の札幌市交通局公式アカウント
🚃 バスセンター前駅で何が?停電時のトラブル詳細
停電による影響は、単なる運転見合わせだけではありませんでした。バスセンター前駅では、停電の影響で車両の停止位置にトラブルが発生していたのです。
UHB北海道文化放送の報道によると、停電の影響でバスセンター前駅では車両がホームドアとずれた位置で停止するトラブルが発生しました。
⚠️ バスセンター前駅でのトラブル内容
停電により車両がホームドアとずれた位置で停止。通常であれば車両のドアとホームドアが正確に合わさるはずが、位置がずれたため乗客を降ろすのに手間取る事態となりました。
✅ ケガ人はいないということです。
札幌市営地下鉄では、安全のため全駅にホームドア(可動式ホーム柵)が設置されています。通常は車両の停止位置とホームドアの位置が正確に合うよう制御されていますが、停電により制御システムが正常に機能しなかったと考えられます。
幸いケガ人は出ていませんが、このトラブルは停電が単なる運転見合わせだけでなく、様々な二次的影響をもたらす可能性を示しています。
🚌 代替手段は?振替輸送や迂回ルートを紹介
東西線が止まっている間、どうやって移動すればいいのか。代替手段をご紹介します。
🚆 JR函館本線を利用する
東西線とほぼ並行して走っているのが、JR函館本線です。
- 札幌駅〜新札幌駅の移動に利用可能
- 東西線の大通駅・バスセンター前駅・白石駅周辺からJR駅へは少し歩く必要あり
- 普段より混雑が予想されるので、時間に余裕を持って
🚍 路線バスを利用する
札幌市内には多くのバス路線が走っています。
- 中央バス、JR北海道バス、じょうてつなどが運行
- 東西線の主要駅周辺にはバス停があることが多い
- ただし、同じように代替手段として利用する人が多いため混雑注意
実際、バス停には多くの人が列を作り、中には「30分以上並んでいて寒くて寒くて早く復旧してほしい」と話す人もいました。
🚇 地下鉄の他路線で迂回する
目的地によっては、南北線や東豊線を使った迂回ルートも考えられます。
- 南北線:札幌中心部を南北に縦断
- 東豊線:札幌駅から豊平方面へ
- どちらも大通駅で乗り換え可能(東西線が動いていない場合、大通駅での移動のみ)
🚖 タクシーや相乗りサービス
- 緊急の場合はタクシー利用も選択肢
- ただし、同じように考える人が多く、つかまりにくい可能性
- 相乗りアプリなども混雑が予想される
⚠️ どの代替手段を選ぶにしても、普段より時間がかかることを想定してください。無理な移動は避け、安全第一で行動しましょう。
札幌市内の交通ガイドでは、各交通手段の詳細な情報が確認できます。
🔍 停電の原因は?なぜ全線運転見合わせに?
今回の停電の原因は、変電設備のトラブルであることが判明しています。
札幌市交通局の発表によると、地下鉄に電気を送る変電設備で停電が発生したことが原因とされています。
⚡ 変電設備とは?
変電設備は、地下鉄を動かすための電力を供給する重要な設備です。電力会社から送られてくる高圧の電気を、地下鉄が使える電圧に変換し、各区間に供給する役割を担っています。
この変電設備にトラブルが発生すると、その区間の電車は動けなくなります。今回のように一部区間のトラブルでも、安全確保のため全線で運転を見合わせる判断がなされました。
🛞 札幌地下鉄は「ゴムタイヤ式」
なぜ一部の停電が全線停止につながったのかを理解するには、札幌の地下鉄の特殊な構造を知る必要があります。
💡 札幌の地下鉄は、車と同じゴムタイヤで走っているんです。
日本地下鉄協会の資料によると、札幌市営地下鉄は日本で初めて、世界でも5番目にゴムタイヤ方式を導入した地下鉄です。
普通の電車は鉄の車輪で鉄のレールの上を走りますが、札幌の地下鉄は:
- 走行部分:普通の車と同じゴムタイヤ
- 方向制御:中央にある案内軌条(レール)で進む方向を決める
- 電力供給:電車の上にある線(東西線の場合)から電気をもらう
これは世界でも珍しい「中央案内軌条方式」と呼ばれる独自のシステムです。案内軌条はあるものの、ゴムタイヤで走る独特な方式なんです。
🤔 なぜゴムタイヤなのか?
ゴムタイヤ方式には、いくつかのメリットがあります:
- 静か:鉄の車輪よりも騒音が少ない
- 加速がいい:ゴムタイヤは摩擦が大きいので、発進や停止がスムーズ
- 坂道に強い:札幌の地下鉄は地下と地上を行き来する区間があるため
1972年の札幌オリンピックに合わせて開業した札幌の地下鉄。雪が多い都市でも安定して走れる方式として、ゴムタイヤが選ばれたのです。
⚡ 停電すると全線に影響する理由
では、なぜ南郷7丁目〜新さっぽろ間の停電が、宮の沢から新さっぽろまでの全線に影響したのでしょうか。
これは電力供給システムと安全確保が関係していると考えられます。地下鉄は電気で動くため、停電が発生すると:
- 安全確保のため全線停止:一部区間でも電力に異常があれば、安全のため全線で運転を見合わせる
- システムの連動:電力供給や信号システムが連動しているため、一部の異常が全体に影響
- ゴムタイヤ式の特性:停電時は通常の鉄道のように惰性で走ることも難しい
特にゴムタイヤ式の場合、電力がないと基本的に動かせないため、停電時の対応が複雑になる可能性があります。
現在、札幌市交通局が詳しい原因を調査中です。詳細が判明次第、公式発表があるでしょう。
📊 過去の地下鉄停電事例と対応時間
今回のような停電は、どのくらいで復旧するものなのでしょうか。過去の事例を見てみましょう。
⏱️ 地下鉄停電の一般的な復旧時間
地下鉄の停電トラブルは、原因や規模によって復旧時間が大きく変わります。
- 軽微な停電:数十分〜2時間程度
- 設備トラブルを伴う停電:数時間〜半日程度
- 大規模な設備故障:半日〜丸1日以上
今回は約2時間で大部分が復旧したことから、復旧作業は比較的順調に進んだと言えます。ただし、一部区間では引き続き安全確認が必要な状況です。
⚡ 2018年北海道ブラックアウト
北海道で起きた大規模停電といえば、2018年9月6日の「北海道ブラックアウト」があります。
ブラックアウトの記録によると、この時は:
- 規模:北海道全域が停電(日本初の大規模ブラックアウト)
- 原因:胆振東部地震による発電所の緊急停止
- 復旧時間:約45時間かけて全域の復旧に成功
ただし、これは地震による北海道全体の停電という極めて特殊なケースです。今回の地下鉄の停電とは規模もタイプも全く異なります。
🛞 ゴムタイヤ式ならではの課題
札幌の地下鉄がゴムタイヤ式であることは、停電時の復旧にも影響する可能性があります。
普通の鉄道なら停電しても:
- 鉄の車輪と鉄のレールで最低限の移動は可能
- 車両を手動で動かすことも比較的容易
しかしゴムタイヤ式の場合:
- 電力がないと基本的に動かせない
- 車両の移動にも特殊な対応が必要
このため、停電からの復旧作業には慎重な対応が求められます。
🔧 復旧作業の進行
現在、札幌市交通局が原因の特定と復旧作業を進めています。
約2時間で大部分が復旧したことは、復旧作業が順調に進んでいることを示しています。ただし、残りの区間については、原因や被害の状況によってはもう少し時間がかかる可能性もあります。
✅ 大切なのは、安全確認を最優先すること。急いで運転を再開して新たなトラブルが起きるよりも、しっかり原因を特定し、安全を確保してから運転再開する方が重要です。
📝 まとめ:札幌地下鉄東西線停電の要点
今回の停電について、重要なポイントをまとめます:
- 発生時刻:2025年11月3日15:06頃
- 停電原因:変電設備のトラブル
- 停電区間:南郷7丁目〜新さっぽろ間
- 影響範囲:東西線全線(宮の沢〜新さっぽろ、19駅)で運転見合わせ
- 部分復旧:18:05頃、琴似〜新さっぽろ間で折り返し運転開始
- 継続見合わせ:宮の沢〜発寒南間(18時時点)
- 全線運転見合わせ時間:約2時間
- バスセンター前駅トラブル:車両がホームドアとずれて停止、ケガ人なし
- 代替手段:JR函館本線、路線バス、他の地下鉄路線での迂回が可能
- 札幌地下鉄の特徴:世界でも珍しいゴムタイヤ式(日本初、世界5番目)、停電時は特殊な対応が必要
影響を受けている方は、無理な移動は避け、代替交通手段を利用してください。最新情報は札幌市交通局の公式サイトで確認できます。
この停電で、改めて札幌地下鉄の「ゴムタイヤで走る」という独特な構造が注目されています。普段何気なく乗っている地下鉄に、こんな特別な技術が使われていたなんて、驚きですよね。
早期の全線復旧と、安全な運行再開を願っています。
❓ よくある質問(FAQ)
Q1: 札幌地下鉄東西線の停電はいつ発生しましたか?
A: 2025年11月3日午後3時6分頃、南郷7丁目駅から新さっぽろ駅の間で停電が発生し、東西線全線が運転見合わせとなりました。走行中の12本の車両が動けなくなり、一部では乗客が車内に取り残される事態となっています。
Q2: 停電の原因は何ですか?
A: 札幌市交通局の発表によると、地下鉄に電気を送る変電設備のトラブルが原因です。変電設備は高圧の電気を地下鉄が使える電圧に変換し供給する重要な設備で、このトラブルにより停電が発生しました。
Q3: 復旧の状況はどうなっていますか?
A: 18時5分頃に琴似駅〜新さっぽろ駅間で折り返し運転が開始され、部分的に復旧しました。ただし、宮の沢〜発寒南間は18時時点でも運転見合わせが続いており、全線復旧のめどは立っていない状況です。全線運転見合わせは約2時間でした。
Q4: バスセンター前駅で何があったのですか?
A: 停電の影響でバスセンター前駅では車両がホームドアとずれた位置で停止するトラブルが発生しました。通常は車両のドアとホームドアが正確に合わさるはずが、位置がずれたため乗客を降ろすのに手間取りました。幸いケガ人はいませんでした。
Q5: 代替交通手段は何がありますか?
A: 代替手段として、東西線とほぼ並行して走るJR函館本線(札幌駅〜新札幌駅)、中央バス・JR北海道バス・じょうてつなどの路線バス、南北線や東豊線を使った迂回ルートが利用可能です。ただし、普段より時間がかかることを想定し、無理な移動は避けて安全第一で行動してください。
Q6: なぜ一部の停電が全線運転見合わせにつながったのですか?
A: 電力供給や信号システムが連動しているため、一部区間の電力異常が全体に影響します。また、札幌地下鉄はゴムタイヤ式という特殊な構造で、停電時は通常の鉄道のように惰性で走ることも難しく、安全確保のため全線で運転を見合わせる必要があります。
Q7: 札幌地下鉄の「ゴムタイヤ式」とは何ですか?
A: 札幌地下鉄は普通の電車とは違い、車と同じゴムタイヤで走る世界でも珍しい「ゴムタイヤ式」を採用しています。日本で初めて、世界でも5番目に導入された方式で、静かで加速が良く、坂道に強いというメリットがあります。中央の案内軌条(レール)で方向を制御する独特な仕組みです。
Q8: 過去に札幌で大規模停電はありましたか?
A: 2018年9月6日に胆振東部地震による「北海道ブラックアウト」が発生し、北海道全域が停電しました。約45時間かけて全域の復旧に成功しましたが、これは地震による極めて特殊なケースです。今回の地下鉄停電とは規模もタイプも異なります。