ポンコツらいす炎上理由|連れ子邪魔発言で活動休止・警察事情聴取の経緯と問題点

Q: 活動休止を発表したのはなぜですか？

11月3日深夜に活動休止を発表し、まず子どもたちに謝罪したことを明かしました。視聴者からの心配の声や、児童福祉の現場で働く方からのアドバイスを受けて、冷静に今後の方針を検討する必要があると判断したためです。活動自体は継続する意向を示しています。

🔥【11/3夜最新】態度が一転「頭冷やしました」と謝罪。

さらに夜には「活動休止」を発表し、まず子どもたちに謝罪したことを明かしました。

2025年10月27日、TikTokで活動する年の差夫婦「ポンコツらいす」の動画が投稿されました。

問題となったのは、連れ子の前で「結婚するとき連れ子邪魔だった？」と笑いながら質問する場面です。

10月31日にXで切り抜き画像が拡散されると、「これは心理的虐待では？」という声が殺到。

批判的な投稿は8000万回以上表示される大炎上となりました。

11月2日に警察の事情聴取を受けた後も「謝罪は一切しない」と宣言していましたが、11月3日未明に態度が一変。

「頭冷やしました」として今後の方針を表明し、さらに夜には「活動休止」を発表しました。

いったい何が問題なのでしょうか？

この記事では、炎上の経緯から最新の動向、専門家が指摘する問題点まで、詳しく解説します。

スマートフォンの画面を見て困惑する日本人女性と、背景にぼやけた家族の影が映る様子を生成AIで作成したリアルなイメージ

⏱️ 炎上はどう拡大したのか？時系列で振り返る

今回の炎上がどのように拡大していったのか、時系列で整理しましょう。

わずか1週間で、警察・児童相談所が動く事態にまで発展しました。

📅 10月27日：問題の動画がTikTokに投稿

事の発端は、2025年10月27日にTikTokに投稿された1本の動画でした。

「イヤな質問するなぁwwww」というテロップ付きで公開されたこの動画には、連れ子のヒカちゃん（小学4年生）の目の前で「結婚するとき連れ子邪魔だった？」という質問が投げかけられました。

問題の動画はこちら（TikTok - ポンコツらいす☆愛知）

「結婚するとき連れ子邪魔だった？」

夫：「邪魔だったかもね？」

この時点では、TikTok内での反応にとどまっていました。

しかし、4日後に状況が一変します。

🔥 10月31日：Xで切り抜き画像が拡散 - 8000万回超の表示

10月31日、あるXユーザーがこの動画のスクリーンショットを投稿しました。

「母親（40）が子供の前で再婚相手（27）に『連れ子邪魔だった？』って笑いながら聞いてるのグロすぎる冗談でも面白くない笑えない」というコメントとともに拡散されると、状況は一変します。

この投稿は瞬く間に拡散され、SmartFLASHの報道によれば、最終的に表示回数は8000万回を超え、リポストは6600回以上に達しました。

「子どもの前でこんなこと言うなんて信じられない」
「これは心理的虐待では？」
「児童相談所に通報すべき」
「冗談でも許されない」

批判の声は瞬く間に広がり、警察や児童相談所への通報が相次ぐ事態となりました。

📹 11月1日：謝罪ではなく「反論」動画を投稿

炎上から数日後、ポンコツらいすはYouTubeに「【大炎上】連れ子への虐待疑惑について話します。」というタイトルの動画を投稿しました。

しかし、その内容は謝罪ではなく、批判への反論でした。

反論動画はこちら（YouTube）

👮 11月2日：警察の事情聴取を受けるも「謝罪は一切しない」

大量の通報を受けて、警察と児童相談所が連携して調査に入りました。

11月2日、ポンコツらいすは警察の事情聴取を受けたことを報告する動画を投稿しましたが、そこでも「謝罪は一切しないけどね。何も悪いことしてないからマジで」と宣言しました。

警察事情聴取報告動画はこちら（YouTube）

🔄 11月3日未明：態度が一転「頭冷やしました」

しかし、11月3日午前0時頃、態度が一変します。

「【緊急報告】頭冷やしました、連れ子の件と方向性について。」という動画を投稿し、今後の方針を表明しました。

頭冷やしました動画はこちら（YouTube）

📢 11月3日夜：さらに「活動休止」を発表

そして同日夜、「【活動休止】しばらくYouTubeを自粛します。」という動画を投稿。

子どもたちへの謝罪と、今後の活動方針について語りました。

活動休止動画はこちら（YouTube）

わずか1週間で、TikTokの動画が警察・児童相談所が動く事態にまで発展。

では、具体的にどんな対応を取ったのか、詳しく見ていきましょう。

🔄【最新11/3夜】「活動休止」を発表 - 子どもたちに謝罪

「頭冷やしました」動画の数時間後、ポンコツらいすはさらに「【活動休止】しばらくYouTubeを自粛します。」という動画を投稿しました。

ユーチュラの報道によれば、この対応は多くの視聴者を驚かせたとされています。

👨‍👩‍👧 まず子どもたちに謝罪

動画の中で、まりこは以下のように語っています。

「何よりも一番最初に謝る相手はまぁ子供たちなので、そこはあの、しっかりと今回まぁあの、巻き込んでしまったことだとか色々不安にさせてしまったこととか、そこはあの本当に、あの、2人で丁重に謝罪をしました。」

— まりこ（妻）の発言

批判者への反論より先に、まず子どもたちへの謝罪を優先したことが明かされました。

これは、11月2日の「謝罪は一切しない」という姿勢から大きく転換したものです。

💪 活動継続の意向を表明

一方で、ポンコツらいすとしての活動は継続する意向を示しました。

「ポンコツらいす楽しいなとか喜んでくれる人いっぱいいるし、まぁこんな中でもすごい応援メッセージを送ってくれたり、ねぇ、炎上コメントがいっぱいある中さぁ、コメントしてくれたりする方もいたので、やっぱやめるのはやっぱないかなとか思ってて。」

— こうせい（夫）の発言

批判だけでなく、応援のメッセージも多数受け取っていたことを明かし、活動自体をやめることはないと表明しました。

🔍 今後の方針：段階的に検討

ただし、今後の活動については慎重に検討していく姿勢を示しています。

「まりこと一緒にやっぱ働きたい」「2人で作業できる仕事とかなんか作ってやろっかな」と新しい働き方を模索
「冷静に、いろんな方にも、まぁ多分聞いたり相談したりする中で、まぁ段階を踏んでやっていく」と慎重な姿勢
「行政の指導はしっかり聞いて修正していきます」と公的機関の指導を受け入れる意向

こうせいは「俺が言っても説得力ないと思うんですけど」と前置きしつつも、子どもたちの意見もしっかり聞いたことを強調しました。

🎥 活動休止動画はこちらから視聴できます：

【活動休止】しばらくYouTubeを自粛します。

💭【11/3未明】態度が一転「頭冷やしました」- 今後の方針を表明

11月2日の「謝罪は一切しない」宣言からわずか数時間後、11月3日午前0時頃、ポンコツらいすは「【緊急報告】頭冷やしました、連れ子の件と方向性について。」という動画を投稿しました。

子どもたちが寝静まった夜、2人は冷静に話し合いを重ねたといいます。

🙇 「感情的になりすぎていた」と反省

動画の冒頭で、こうせいはこう語り始めました。

「今日上げた動画が、まぁ僕もちょっとね、感情的になりすぎてたというか、結構怒っちゃってたんで、あの、まぁ発言したことについては全然嘘でもないし本心だったんですけど。」

— こうせい（夫）の発言

11月2日の動画で批判者に対して強い言葉を使ったことについて、感情的になりすぎていたと認めました。

「怒って終わり」ではダメだと判断したといいます。

💌 視聴者からの心配の声が転機に

態度が変わったきっかけの一つが、視聴者からの心配の声でした。

「今日あの動画を上げてから結構ご心配の連絡すごいいただいて。で、まぁそのそういう現場で働いてる方も何名かいらっしゃったんで、色々教えていただいて、で、まぁこうした方がいいんじゃないか、ああした方がいいんじゃないかとか。」

— こうせい（夫）の発言

批判だけでなく、応援してくれる視聴者や、児童福祉の現場で働く方からのアドバイスもあったことが明かされました。

これらの声が、2人の考えを変える大きな要因となったようです。

📝 具体的な今後の方針

動画の中で、以下の具体的な方針が示されました。

✓ 今後の活動方針

ヒカ（連れ子）は痴話コントには混ぜない：夫婦のやり取りに子どもを巻き込まない
ヒカの出演は継続するがジャンル限定：家族・教育系のジャンルに限定
本人の意思を最も尊重：「今のところ、えっと、ひかはすごい積極的にポンコツらいす取り組んでくれてます」
子どもへの性・暴力・暴言に特に注意：表現方法を慎重に検討
行政の指導に従う：「児童相談所の方も見てるのかな。あの、一応そういう姿勢でやっていこうと思ってます」

まりこも「素直な人間としての感情だったりとか、そういうところはもちろんあるので、そこは包み隠さずリアルに出していくんですけど」としつつ、「ちゃんとこう今回のことを受け止めて」と、重大さを認識したことを語っています。

🎥 頭冷やしました動画はこちらから視聴できます：

【緊急報告】頭冷やしました、連れ子の件と方向性について。

🚨【11/2】警察の事情聴取後も「謝罪しない」宣言

炎上から3日後の2025年11月2日、ポンコツらいすは警察の事情聴取を受けたことを報告する動画を投稿しました。

しかし、その内容は多くの人の予想を裏切るものでした。

👮 警察が自宅を訪問

動画冒頭で夫のこうせい（27歳）は「110番生まれだけに、警察の方がね、ちょっと事情聴取に来ました」と説明。

大量の通報を受けて、警察と児童相談所が連携して調査に入ったことを明かしました。

「謝罪は一切しないけどね。何も悪いことしてないからマジで」

— こうせい（夫）の発言

📝 事情聴取の内容と今後の対応

警察との話し合いの結果、以下の点が問題視されたと説明しています。

「表現と捉え方の問題」として、モラハラと受け取られる発言
未成年が出演する動画での「寸劇」が法律上問題となる可能性
今後は連れ子が出演する動画では「寸劇」を控える

ただし、こうせいは「僕たちの寸劇は控えないです」「ひかが出演してる時は極力発動しないようにしようかな」と述べるにとどまりました。

根本的な反省や謝罪の言葉はありませんでした。

🔥 批判者への攻撃的な発言

動画の後半では、批判する人々に対して強い言葉で反論しています。

「お前らが悪いからな、マジで」

「誹謗中傷しまくってるわけじゃん。そっちのが恥ずかしいって」

「お前ら犯罪者だから。マジで。訴訟される側だからね」

— こうせい（夫）の発言

また「ネットの民度がやっぱ悪すぎる」「法律では善悪は測れない」とも述べ、批判に耳を傾ける姿勢は見られませんでした。

💡 動画はこちらから視聴できます：

【ご報告】警察より調査がありました。今後の通報はお控えください。

🔥 ポンコツらいすが炎上した理由とは？

そもそも、なぜこの動画がこれほど大きな炎上を引き起こしたのでしょうか？

問題の動画の内容を詳しく見ていきましょう。

💬 炎上のきっかけとなった動画

問題の動画には、ベッドに座る夫・こうせい（27歳）と、連れ子の娘・ヒカちゃんが映っています。

そこで妻・まりこ（40歳）が投げかけた質問が、多くの人に衝撃を与えました。

「結婚するとき連れ子邪魔だった？」

夫は笑いながら「邪魔だったかもね？」と返答。

この一連のやり取りが、子どもの目の前で行われたのです。

🎥 元の動画はこちら：

TikTok - ポンコツらいす☆愛知

📊 SNSで8000万回表示の大炎上

10月27日にTikTokに投稿されたこの動画は、当初はTikTok内での反応にとどまっていました。

しかし、10月31日にX（旧Twitter）で切り抜き画像が拡散されると、状況は一変します。

「子どもの前でこんなこと言うなんて信じられない」
「これは心理的虐待では？」
「児童相談所に通報すべき」
「冗談でも許されない」

批判的な投稿は数時間で8000万回以上表示され、大きな注目を集める事態となりました。

💡 実は、このアカウントは以前から賛否両論がありました。

次のセクションでは、ポンコツらいすがどんな活動をしてきたのか見ていきましょう。

👥 ポンコツらいすとは？13歳差夫婦の活動内容

ポンコツらいすは、TikTok・Instagram・YouTubeで活動する年の差カップルです。

📝 基本プロフィール

夫：こうせい（27歳・愛知県・レンコン農家）
妻：まりこ（40歳・ヨガインストラクター）
年齢差：13歳
結婚：2021年

家族構成は、まりこさんの連れ子2人（中学1年生と小学4年生）と、2人の間に生まれた実子1人の5人家族です。

📹 「赤裸々すぎる」と話題の活動内容

ポンコツらいすの特徴は、他のカップルが公開しないプライベートな内容まで発信する点でした。

夫婦の夜の生活に関する質問に率直に答えたり、年の差婚の悩みを包み隠さず共有したり。

「自由なパートナーシップ」「令和の家族」をテーマに、独自のスタイルで活動してきました。

YouTubeチャンネル登録者数は約31万人（2025年8月時点）、TikTokフォロワーは約3.2万人、Instagramフォロワーは約6.3万人と、一定の支持を集めていました。

⚖️ 以前から賛否両論の声

実は、今回が初めての批判ではありません。

これまでも「気持ち悪い」「子どもの顔を出すのは問題」という声が上がっていました。

性的な内容を含むコンテンツを子どもの顔出しで公開していることが、一部の視聴者から問題視されていたのです。

🤔 では、炎上後、当事者はどのように対応したのでしょうか？

📹【11月初旬】炎上後の対応は？謝罪なしで批判者を攻撃

炎上から数日後、ポンコツらいすはYouTubeに「【大炎上】連れ子への虐待疑惑について話します。」というタイトルの動画を投稿しました。

💬 謝罪ではなく「反論」

多くの人が謝罪を期待する中、動画の内容は批判への反論でした。

夫のこうせいは冒頭でこう述べています。

「謝罪することはないってことだけ話しておこう」

— こうせい（夫）の発言

🗣️ 批判者を「正義中毒」と攻撃

動画では、批判する人々に対して強い言葉で反論しています。

「ただ正義に酔ってるだけ」
「ただのストレス解消にしか見えない」
「パッと見の印象だけで集中攻撃しているXの連中がグロすぎる」

さらに「1分の動画だけで判断するな」「過去の動画を見ていない」と、批判する側の情報不足を指摘する内容となっています。

👧 連れ子本人を動画に出演させる

最も問題視されたのが、連れ子の娘（小学4年生）を動画に出演させ、本人に語らせた点です。

娘は動画の中でこう発言しています。

「触られるのとか嫌じゃない」

「嫌そうな顔してるっていうのは、元々からそういう顔をしてる」

「一部の動画だけ見て判断するって良くないと思います」

— ひか（連れ子・小学4年生）の発言

子ども自身に「嫌じゃない」と言わせることで、虐待疑惑を否定しようとする姿勢が見られます。

🎥 反論動画はこちら：

【大炎上】連れ子への虐待疑惑について話します。

⚠️ では、この対応の何が問題なのでしょうか？

専門家の見解を見ていきましょう。

⚠️ なぜ謝罪しないのか？炎上対応の問題点

今回のポンコツらいすの対応は、炎上対応のセオリーから大きく外れています。

危機管理の専門家が指摘する問題点を見ていきましょう。

❌ 問題点①：謝罪より先に反論

一般的な炎上対応では、まず問題を認識し、謝罪することが基本とされています。

しかし今回は、謝罪を拒否し、批判者を攻撃する形となりました。

危機管理コミュニケーションの専門家によれば、「謝罪で最も伝えなければいけないことは『自分が悪かった』ということ」です。

反論や言い訳を先に述べると、「責任転嫁している」という印象を与え、炎上が拡大する原因となります。

❌ 問題点②：批判者全体を攻撃

「お前らが犯罪者」「正義中毒」といった発言は、批判者全体を敵に回す行為です。

批判の中には過激な誹謗中傷も含まれていますが、正当な懸念を示す声も多数ありました。

すべての批判を「ストレス解消」「民度が悪い」と一括りにすることで、建設的な対話の可能性を閉ざしてしまいます。

❌ 問題点③：警察の事情聴取を「問題なし」と解釈

警察の事情聴取を受けたにもかかわらず、「何も悪いことしてない」と主張し続けています。

警察が動いたという事実自体が、多くの人が懸念を抱いたことを示しています。

また「法律では善悪は測れない」という発言は、法的に問題がなければ何をしてもよいという印象を与えかねません。

実際には、法的に問題なくても、倫理的・道徳的に配慮すべきことは多々あります。

✅ 適切な炎上対応とは

YouTuber炎上事案の研究によれば、適切な対応は以下の通りです。

✓ 適切な炎上対応の手順

結論から述べる：「自分が悪かった」と明確に伝える
経緯を説明：何が問題だったのか具体的に説明
謝罪対象を明確に：「誰に対して」謝るのかを明示
再発防止策を示す：今後どう改善するか具体的に示す
言い訳は最小限に：弁明より反省の姿勢を優先

今回のポンコツらいすの対応は、当初これらのポイントをほぼすべて外していました。

しかし、cokiの専門家分析が指摘するように、11月3日の方針転換により、ようやく適切な対応に近づいたと言えます。

🧒 何が問題だったのか？専門家や世間の指摘

今回の炎上について、児童心理学やステップファミリー研究の観点から、複数の問題点が指摘されています。

❶ 問題点①：心理的虐待に該当する可能性

こども家庭庁の定義によれば、児童虐待は4つのタイプに分類されます。

身体的虐待（殴る、蹴るなど）
性的虐待
ネグレクト（育児放棄）
心理的虐待（言葉による脅し、無視、差別的扱い）

「連れ子邪魔だった？」という発言は、子どもに「自分は受け入れられていないかもしれない」という不安を植え付ける可能性があります。

これは心理的虐待の一種と捉えられる可能性があると、専門家は指摘しています。

❷ 問題点②：ステップファミリーの子どもへの配慮不足

子連れ再婚家庭（ステップファミリー）の子どもは、実は心に深い傷を負っている場合が多いとされています。

どんな傷かというと：

両親の離婚による喪失感
「いつかお父さんとお母さんが仲直りするかも」という希望の消失
見知らぬ大人と暮らすことへの不安
実の親が別の人と仲良くする姿への複雑な感情

ステップファミリー研究の専門家によれば、このような状態の子どもに対し、「邪魔だった？」と問いかけることは、精神的なダメージをさらに深刻化させる恐れがあるとされています。

❸ 問題点③：子どもの顔出しとデジタルタトゥー

今回の動画は、子どもの顔が明確に映った状態で公開されています。

これにより生じるリスクは：

学校や地域で特定され、いじめの対象になる可能性
将来の進学・就職時に検索され、不利益を被る可能性
一度拡散された情報は完全に削除できない

特に、ネガティブな文脈で拡散された動画は、半永久的にインターネット上に残り続けます。

これを「デジタルタトゥー」と呼びます。

💭 SNS上での懸念の声

投稿を見た多くの人から、こんな声が上がっています。

「仮に冗談でも、子どもには冗談と本気の区別がつかない」

「この子が大人になったとき、この動画を見てどう思うのか」

「炎上目的でも、子どもを巻き込むのは許されない」

冗談のつもりでも、子どもの心に与える影響は深刻です。

さらに深刻な問題として、子ども本人を「証人」として使うことの危険性があります。

😢 二次被害の懸念 - 子どもを「証人」にすることの危険性

今回の反論動画で最も問題視されているのが、連れ子本人を動画に出演させ、「嫌じゃない」と言わせた点です。

🚫 被害者に「大丈夫」と言わせる問題

虐待やDVの事案では、被害者本人が「大丈夫です」「問題ありません」と言うケースは決して珍しくありません。

その背景には、以下のような心理が働いています。

❶ 親の期待に応えようとする心理

子どもは親に愛されたい、認められたいという強い欲求を持っています。

「嫌じゃない」と言えば親が喜ぶと分かっていれば、本心とは関係なくそう答えてしまうことがあります。

❷ 家族が壊れることへの恐怖

ステップファミリーの子どもは、「自分のせいで家族がまた壊れるかもしれない」という不安を抱えています。

問題を訴えることで母親が悲しむ、再婚相手と険悪になる、という結果を恐れて沈黙を選ぶことがあります。

❸ 「正常」の基準が分からない

幼い頃からその環境で育った子どもは、それが「普通」だと思い込んでいる場合があります。

他の家庭との比較ができないため、自分が不適切な扱いを受けていると気づかないことがあるのです。

📹 公開の場で証言させることの問題

さらに深刻なのが、数十万人が視聴するYouTube動画で子ども本人に語らせた点です。

カメラの前では本音を言いにくい
親がそばにいる状況では萎縮する
「家族を守らなきゃ」というプレッシャーがかかる
後で「やっぱり嫌だった」と言えなくなる

児童心理の専門家は、「子ども本人の証言を鵜呑みにしてはいけない」と指摘しています。

特に、親がそばにいる状況での発言は、真実を反映していない可能性が高いとされています。

🔄 さらなるデジタルタトゥーの蓄積

反論動画により、連れ子の娘はさらに多くの動画に顔と名前を晒されることになりました。

炎上に関連する動画は通常の動画よりも多く拡散され、より長く記録として残ります。

将来、この娘が就職活動をするとき、結婚を考えるとき、これらの動画が検索でヒットする可能性は極めて高いのです。

💡 では、SNSでの子どもの顔出しには、具体的にどんな危険があるのでしょうか？

📱 SNSでの子どもの顔出しとデジタルタトゥーの危険性

今回の事案で改めて注目されたのが、SNSにおける子どもの顔出しのリスクです。

🔖 デジタルタトゥーとは何か

デジタルタトゥーとは、インターネット上に一度公開された情報が、半永久的に残り続ける現象のことです。

消すことが難しい入れ墨（タトゥー）に例えて、このように呼ばれています。

⚠️ TikTokでの子どもの顔出しが引き起こすリスク

TikTokやInstagramでの子どもの顔出しには、以下のようなリスクがあります。

🚨 個人情報の流出

動画に映った建物や景色から、居住地が特定されることがあります。

学校名や通学路が判明したり、生活パターンが把握されたりする危険性があるのです。

TikTokの危険性に関する専門家の分析によれば、最近は画像解析技術が進んでおり、専門家でなくても一般人が写真を照らし合わせることで、撮影場所や投稿者を特定できてしまいます。

😢 いじめや誹謗中傷の標的

親の炎上に巻き込まれ、子ども自身が攻撃されることがあります。

学校でからかいやいじめの対象になる可能性も否定できません。

🎓 将来への影響

進学・就職時に検索され、評価に影響することがあります。

結婚相手の親から反対される可能性も。一度ネット上に広まった情報は、一生消えない「過去」として残り続けるのです。

📹 無断転載・悪用

TikTok動画は簡単に保存・転載できます。

「可愛い子まとめ」などに無断で使用されたり、最悪の場合、犯罪目的で悪用されたりする危険性もあります。

🛡️ 保護者が知っておくべきこと

子どもの顔出し投稿をする前に、以下の点を考えてみてください。

この動画は、子どもが20歳になったときも残っています
投稿を削除しても、誰かが保存していれば拡散は止められません
子どもには「忘れられる権利」があります
親の承認欲求のために、子どもの未来を犠牲にしていないか

💡 では、今回のような事案を目にしたとき、私たちには何ができるのでしょうか？

📞 もし児童虐待を疑ったら？適切な通報方法

今回のような事案を目にしたとき、私たちにできることがあります。

📋 通報は国民の義務

政府広報によれば、児童虐待防止法では、虐待を受けていると思われる子どもを発見した場合、児童相談所または市区町村への通報が義務づけられています。

✅ 「確信がなくても」通報してよい

「虐待かどうか分からない」「違ったら申し訳ない」と躊躇する必要はありません。

政府広報によれば、通報する人が虐待かどうかを判断する必要はなく、疑いの段階で通報することが推奨されています。

連絡がなければ、もし虐待があった場合、子どもはその被害を受け続けます。

早期発見できれば、問題が大きくなる前に解決できるのです。

⚠️ 重要な注意事項

今回のポンコツらいす事案については、既に警察と児童相談所が連携して調査を行っています。

当事者から「これ以上の通報は控えてほしい」との要請が出されていますので、新たな問題が発生しない限り、追加の通報は不要です。

📲 一般的な通報方法

☎️ 児童相談所虐待対応ダイヤル「189」（いちはやく）

24時間365日対応
通話料無料
匿名でも可能
発信地域の児童相談所につながります

📞 児童相談所相談専用ダイヤル「0120-189-783」

育児の悩み相談にも対応しています。

🚨 警察（緊急の場合は110番）

「今、まさに虐待されている」という緊急の場合は、警察に連絡してください。

📱 SNSプラットフォームへの通報

TikTokの場合、投稿を長押しして「報告」→「未成年者の安全」カテゴリで報告できます。

📝 通報時に伝えるべき情報

分かる範囲で以下の情報を伝えましょう。

アカウント名・URL
具体的な動画の内容
子どもの推定年齢
居住地域（分かれば）

🔒 通報者の秘密は守られる

児童虐待防止法により、通報者の情報は守秘義務の対象となります。

通報したことが本人に知られることはありません。

✨ まとめ：SNS時代の児童保護と炎上対応

今回のポンコツらいす炎上事案は、SNS時代における児童保護の新しい課題と、炎上対応の難しさを浮き彫りにしました。

📌 この記事のポイント

【10/27】TikTokに問題動画投稿：「連れ子邪魔だった？」発言が子どもの前で行われ、心理的虐待の可能性が指摘
【10/31】Xで大拡散：切り抜き画像が8000万回超表示され、警察・児童相談所への通報が殺到
【11/1】反論動画投稿：謝罪ではなく批判者を「正義中毒」と攻撃
【11/2】警察の事情聴取を受けるも「謝罪は一切しない」「お前らが犯罪者」と宣言
【11/3未明】態度が一転「頭冷やしました」として今後の方針を表明：ヒカは痴話コントに混ぜない、ジャンル限定、本人の意思尊重
【11/3夜】「活動休止」を発表：まず子どもたちに謝罪、活動継続の意向も示す
連れ子本人を動画に出演させ「嫌じゃない」と言わせることの問題性
炎上対応として「謝罪より反論」は最悪の手であると専門家が指摘
子どもの顔出し動画はデジタルタトゥーとして残り、将来に悪影響を及ぼす可能性
虐待を疑ったら、児童相談所虐待対応ダイヤル「189」に通報できる（※今回の事案は既に調査中）

🤝 私たちにできること

親の承認欲求と子どもの権利のバランスが問われる時代です。

仮に「炎上目的」「ネタ」であったとしても、子どもの心に与える影響は深刻です。

今回のポンコツらいす事案については、既に警察と児童相談所が調査を行っています。

しかし、今後同様の事案を見かけたら、躊躇せずに児童相談所虐待対応ダイヤル「189」に通報することが、子どもを守る第一歩となります。

一人ひとりの小さな行動が、
子どもの未来を守ることにつながるのです。

❓ よくある質問（FAQ）

Q1: ポンコツらいすはなぜ炎上したのですか？

連れ子の前で「結婚するとき連れ子邪魔だった？」と笑いながら質問し、夫が「邪魔だったかもね？」と返答したことが問題視されました。この発言は心理的虐待の可能性があると専門家から指摘されています。

Q2: 炎上後、ポンコツらいすはどう対応しましたか？

11月1日に反論動画を投稿し、11月2日には警察事情聴取後も「謝罪は一切しない」と宣言しました。しかし11月3日未明に態度が一転し「頭冷やしました」として今後の方針を表明。さらに夜には「活動休止」を発表し、子どもたちに謝罪したことを明かしました。

Q3: 何が問題だったのですか？

①心理的虐待に該当する可能性、②ステップファミリーの子どもへの配慮不足、③子どもの顔出しによるデジタルタトゥーのリスク、④炎上対応として不適切（謝罪より反論）、⑤子どもを「証人」として動画出演させたこと、の5点が主な問題として指摘されています。

Q4: 子ども本人が「嫌じゃない」と言っていても問題なのですか？

はい、問題です。子どもは親の期待に応えようとしたり、家族が壊れることを恐れたりして、本心とは異なる発言をすることがあります。特にカメラの前で親がそばにいる状況では、真実を語れない可能性が高いと専門家は指摘しています。

Q5: デジタルタトゥーとは何ですか？

インターネット上に一度公開された情報が、半永久的に残り続ける現象のことです。消すことが難しい入れ墨（タトゥー）に例えて、このように呼ばれています。

Q6: 児童虐待を疑ったらどうすればいいですか？

児童相談所虐待対応ダイヤル「189」（いちはやく）に通報してください。24時間365日対応、通話料無料、匿名でも可能です。確信がなくても、疑いの段階で通報することが推奨されています。ただし、今回のポンコツらいす事案については既に警察と児童相談所が調査中です。

Q7: SNSでの子どもの顔出しにはどんなリスクがありますか？

Q8: ステップファミリーの子どもは何に苦しんでいるのですか？

両親の離婚による喪失感、「いつか仲直りするかも」という希望の消失、見知らぬ大人と暮らすことへの不安、実の親が別の人と仲良くする姿への複雑な感情など、心に深い傷を負っている場合が多いとされています。

Q9: 炎上対応で謝罪しないのはなぜ問題なのですか？

危機管理の専門家によれば、炎上対応では「まず謝罪」が基本です。反論や言い訳を先に述べると「責任転嫁している」という印象を与え、炎上がさらに拡大します。今回のように批判者全体を攻撃することは、建設的な対話の可能性を完全に閉ざしてしまいます。

Q10: 活動休止を発表したのはなぜですか？

11月3日夜に活動休止を発表し、まず子どもたちに謝罪したことを明かしました。視聴者からの心配の声や、児童福祉の現場で働く方からのアドバイスを受けて、冷静に今後の方針を検討する必要があると判断したためです。活動自体は継続する意向を示しています。