リアルタイムニュース.com

今を逃さない。瞬間を捉える。あなたの時代を映す鏡

荘司宏太・西川史礁が新人王!なぜすごい?球団初・7年ぶりの記録と来季の野望

荘司宏太・西川史礁が新人王!なぜすごい?球団初・7年ぶりの記録と来季の野望

荘司宏太・西川史礁が新人王!なぜすごい?球団初・7年ぶりの記録と来季の野望


2024年11月26日、プロ野球の年間表彰式「NPBアワード2024」で新人王が発表されました。

受賞したのは、セ・リーグが東京ヤクルトスワローズの荘司宏太投手、パ・リーグが千葉ロッテマリーンズの西川史礁外野手です。

 

2人とも球団にとって特別な記録を残しての受賞となりました。荘司は球団記録の12試合連続無失点で圧倒的な存在感を示し、西川は球団初となる外野手での新人王獲得という快挙を達成しています。

投手と野手、対照的な2人の新人王はどんな活躍を見せたのか。そして、新人王を獲得した意味とは何なのか。詳しく見ていきましょう。


 

 

 

荘司宏太・西川史礁が2024年新人王に!誰がどんな成績で受賞した?

結論から言うと、セ・リーグ新人王は荘司宏太(ヤクルト)、パ・リーグ新人王は西川史礁(ロッテ)が受賞しました。

 

2024年11月26日、東京・新高輪プリンスで開催された「NPB AWARDS 2024 supported by リポビタンD」で、プロ野球担当記者の投票により選出されました。


荘司宏太の成績

荘司は25歳、ドラフト3位でヤクルトに入団した左腕投手です。
2024年シーズンは45試合に登板し、2勝1敗、28ホールド、防御率1.05という圧巻の成績を残しました。

📊 特に注目すべきは、プロ初登板から12試合連続無失点という球団記録を樹立したこと。
セ・リーグの新人王候補だった伊原陵人(阪神)に4倍以上の得票差をつけての圧勝でした。

 

表彰式で荘司は「獲得できるのが生涯に一度しかないので、本当に新人王っていうのは取りたいなっていうのがありました」とコメント。球団では2019年の村上宗隆以来、6年ぶりの新人王受賞となりました。


西川史礁の成績

一方、西川は22歳、ドラフト1位でロッテに入団した外野手です。
2024年シーズンは108試合に出場し、打率.281、3本塁打、37打点、1盗塁を記録しました。

実は西川、シーズン序盤は苦戦していました。
本人も「本当に野球をするのが嫌なくらい追い込まれていた」と振り返るほど。

しかし6月から調子を上げ、月間打率.441という驚異的な数字を叩き出します。
リーグトップとなる27本の二塁打を放ち、シーズン最終戦で規定打席にも到達しました。

球団では2014年の石川歩以来11年ぶり外野手の獲得は球団初
そして、2018年の楽天・田中和基以来、7年ぶりに野手が新人王を獲得したのです。

 

 

 

表彰式で西川は「素直にうれしい気持ちでいっぱいですし、これまで支えてくださった様々な人たちがいなければこういうタイトルを獲ることができなかった」と感謝の言葉を述べました。

投手と野手、全く異なるポジションで活躍した2人。
では、荘司の防御率1.05という驚異的な数字の裏には、どんな秘密があるのでしょうか。

 

荘司宏太の何がすごい?12試合連続無失点とポーカーフェイス

荘司の強さは、150キロのストレートと120キロ台のチェンジアップの緩急、そして相手を動揺させないポーカーフェイスにあります。

 

球団記録の12試合連続無失点

荘司がプロ初登板から記録した12試合連続無失点は、ヤクルト球団の新記録です。

中継ぎとしてマウンドに上がるたび、相手打線を完璧に抑え込みました。
ドラフト3位という指名順位ながら、1年目から勝ちパターンの一角を担う存在に成長したのです。

スポーツ報知の報道によると、高津監督も「本当に大きな戦力としてチームに加わってくれて、チーム力がアップしているのは間違いない」と称賛しています。


最大の武器:チェンジアップ

荘司自身が「チェンジアップはしっかり腕振って抜けている」と語る通り、この変化球が最大の武器です。

テレビ朝日の取材によると、最速150キロのストレートと、120キロにも満たない「遅いチェンジアップ」の球速差は30キロにも及びます。

 

全身を使ったダイナミックなフォームから投げ下ろされるこの2つの球種のコンビネーションが、打者を翻弄するのです。
緩急を使ったベテラン顔負けのピッチングで、新人離れした投球を見せました。


ポーカーフェイスの理由

実は、マウンド上で表情を変えない荘司のポーカーフェイスには、明確な戦略があります。

本人は「やっぱりバッターからしても、なんか不安そうな顔とかしてれば、隙を付かれますし、自分は表情も出さないで、とりあえず淡々と投げて帰るっていうのを今年1年は無意識にやってた」と語っています。

💡 つまり、相手打者に一切の情報を与えないための意図的な振る舞いだったのです。
この冷静さが、プレッシャーのかかる場面でも力を発揮できる要因となりました。

 

 

 

投手の荘司が記録を作ったように、野手の西川も球団初の快挙を達成しました。
では、「球団初の外野手新人王」とは、どれほど特別なことなのでしょうか。

 

西川史礁「球団初の外野手」の意味―11年ぶり、7年ぶりの野手新人王

西川はロッテ球団初の外野手新人王で、野手の受賞は7年ぶりという希少な快挙です。

 

ロッテ11年ぶり、球団初の外野手

ロッテで新人王を獲得したのは、2014年の石川歩投手以来11年ぶりのこと。
しかし、石川は投手でした。

⚾ 外野手での新人王獲得は、球団創設以来初めての出来事なのです。
千葉ロッテマリーンズの歴史の中でも、特別な1ページとなりました。

 

野手の新人王は7年ぶり

さらに注目すべきは、パ・リーグ全体で見ても野手の新人王が7年ぶりという点です。

最後に野手が新人王を獲得したのは、2018年の楽天・田中和基選手。
それ以降は投手が続いており、野手の受賞は非常に希少になっていました。

投手と比べて、野手は規定打席に到達する必要があるため、シーズンを通して出場し続けることが求められます。
西川は108試合に出場し、見事その壁を乗り越えたのです。


苦労からの復活ストーリー

西川の快挙は、決して順風満帆ではありませんでした。

シーズン序盤は結果が出ず、「本当に野球をするのが嫌なくらい、本当に追い込まれていた」と本人が語るほどの苦境に立たされます。

しかし6月から状況が一変。
月間打率.441という驚異的な数字で大覚醒を遂げます。

時事通信の報道によると、西川は「最初は苦しいことが多くて、ちょっと野球をするのが嫌なくらい、本当に追い込まれていたんですけどそれを経験できたことによってやっぱこれからの野球人生に繋がってくる」と振り返っています。

二軍でサブロー監督(当時ファーム監督、現一軍監督)から付きっきりで指導を受け、試行錯誤を重ねた結果、最終的に規定打席に到達し成績を残すことができました。

西川は「ファームの監督をしておられて、そのときにいろんなアドバイスをいただきながら、いろいろ試行錯誤しながらやった結果、最終的には成績残すことができた」とサブロー新監督への感謝を語っています。

 

 

 

苦しみを乗り越えた先に掴んだ新人王。
その価値は、成績以上に大きなものがあります。

そもそも新人王はどのように選ばれるのでしょうか。
選考方法と条件について見ていきましょう。

 

新人王ってどうやって決まる?選考方法と条件を解説

新人王は記者投票で決まり、支配下登録から5年以内で前年までの一軍出場が限られている選手が対象です。

 

正式名称は「最優秀新人」

新人王の正式名称は「最優秀新人」といいます。
日本野球機構(NPB)による選手表彰の一つで、その年の最も優秀な新人選手に与えられる賞です。

セ・リーグ、パ・リーグそれぞれから1名ずつが選出されます。


誰が投票するのか

新人王を決めるのは、プロ野球担当記者です。

全国の新聞、通信、放送各社に所属しており、5年以上プロ野球を担当している記者が選考資格を持ちます。
各記者は、選考資格を持つ選手のうち1名の名前を記入して投票します。

⚠️ 実は、最も多くの票を得た選手の得票数を「該当者無し」票の票数が上回っている場合、あるいは規定の得票数(投票総数の26%)に達していない場合は、「該当者無し」になることもあるのです。

つまり、必ず誰かが選ばれるわけではなく、相応しい選手がいなければ受賞者なしとなる厳格な賞なのです。

 

新人王の資格条件

新人王を受賞するには、以下の条件すべてを満たす必要があります。

対象選手の条件:

  • 初めて支配下選手登録されてから5年以内
  • 投手として、前年までの一軍公式戦での投球回が30イニング以内
  • 打者として、前年までの一軍公式戦での打席が60打席以内

 

つまり、前年までに一軍である程度出場していると、新人王の資格を失うことになります。
荘司は1年目、西川は規定を満たす2年目での受賞でした。

原則として海外プロ経験者は対象外ですが、ドラフトを経て入団した選手には特例として新人王資格が認められる場合があります。


賞金と発表時期

新人王を獲得した選手には、賞金として100万円が贈られます。

発表は、毎年11月末に行われる「NPB AWARDS(NPBアワーズ)」内の表彰式で実施されます。
2024年は11月26日(水)に開催されました。

プロ野球選手として、生涯で一度しか獲得できないタイトル。
だからこそ、その価値は計り知れないのです。

 

 

ヤクルトとロッテでは、過去にどんな選手が新人王を獲得したのでしょうか。
特に注目の村上宗隆選手と石川歩投手との比較を見ていきましょう。

 

ヤクルト・ロッテの過去の新人王は?村上宗隆・石川歩との比較

ヤクルトでは村上宗隆が2019年に36本塁打で受賞、ロッテでは石川歩が2014年に10勝で受賞しました。

 

ヤクルト:村上宗隆(2019年)

村上宗隆は高卒2年目の2019年、打率.231、36本塁打、96打点という成績で新人王を受賞しました。

ベースボールチャンネルの報道によると、高卒2年目以内での36本塁打は、"怪童"と呼ばれた中西太(西鉄)に並ぶ最多記録です。

実は村上も、打率は規定打席到達者としてリーグ最低の.231、三振数はセ・リーグ記録の184という課題を抱えていました。
しかし、本塁打と打点の圧倒的な数字で、盗塁王を獲得した阪神・近本光司に39票差をつけて新人王に輝いたのです。

 

村上は全143試合に出場し、チーム唯一となるフル出場を果たしました。
若くして長打力でチームを牽引した点が高く評価されたのです。


荘司と村上の共通点

2人の共通点は、ヤクルト球団にとって数年ぶりの新人王だったこと。
村上が2019年、荘司が2024年で、どちらも球団にとって久々の快挙でした。

また、2人とも1年目から一軍で結果を残し、チームの戦力として大きく貢献した点も共通しています。


ロッテ:石川歩(2014年)

石川歩は2014年、ドラフト1位でロッテに入団した投手です。
Wikipediaによると、ルーキーイヤーに一軍で25試合に先発し、10勝8敗・防御率3.43を記録して新人王に選出されました。

パ・リーグの新人では唯一規定投球回に到達し、10月1日の西武戦では9回4安打無四球10奪三振無失点とプロ初完封で飾っています。

石川は先発投手として、ローテーションの一角を担う存在でした。


荘司と石川の相違点

石川が先発投手だったのに対し、荘司は中継ぎ投手。
役割が全く異なる点が大きな違いです。

先発は試合を作る役割、中継ぎは勝ちパターンで試合を締める役割。
荘司は28ホールドという数字で、中継ぎとしての価値を証明しました。

また、石川は10勝を挙げたのに対し、荘司は勝利数よりもホールド数と防御率で評価された点も特徴的です。

 

時代とともに、中継ぎ投手の重要性が高まっていることの表れかもしれません。


西川の特徴:野手としての希少性

西川の特徴は、何といっても野手での新人王受賞という点です。

石川は投手だったため、ロッテでは初めて野手が新人王を獲得したことになります。
さらに、パ・リーグ全体でも2018年の楽天・田中和基以来、7年ぶりの野手の新人王でした。

パ・リーグ.comの記事によると、田中和基は立教大出身野手として1958年の長嶋茂雄氏以来60年ぶりの新人王という快挙を達成していました。
野手の新人王は、それほど希少なのです。

 

 

過去の新人王たちが活躍したように、荘司と西川も来季への野望を語っています。
2人はどんな目標を掲げているのでしょうか。

 

2025年の目標は?荘司は「抑え」、西川は「さらなる飛躍」

荘司は抑えでセーブ王を目指し、西川は今季以上の成績で勝負強いバッターを目指します。

 

荘司の目標:守護神への転向

荘司は表彰式で、来季への意気込みを明確に語りました。

「自分は抑えをやりたいので、来年はセーブ王を獲りに行きたいなと思ってます」

 

中継ぎとして28ホールドを記録した荘司ですが、本人の希望は抑え(守護神)への転向です。
池山新監督に対して、新守護神への立候補をアピールした形となりました。

ホールドからセーブへ。
さらに重圧のかかる場面での登板となりますが、ポーカーフェイスの荘司なら乗り越えられるかもしれません。


西川の目標:今季以上の成績

一方、西川は着実な成長を目指しています。

「今シーズン以上の成績を残すのはもちろんなんですけどそれ以外の面でももっともっと成長した姿を見せられるように頑張っていきたい」

打率.281、27二塁打という成績をさらに上回る数字を目指すと宣言。
時事通信の報道によると、「勝負強いバッティング、ここ一番で打てる、チームを助けられる力を身につけないといけない」とも語っています。

シーズン序盤の苦しみを経験した西川だからこそ、成長への意欲は強いのでしょう。


新監督への期待

2人とも、来季から新監督を迎えます。

ヤクルトは池山隆寛新監督、ロッテはサブロー新監督
どちらも球団のレジェンドであり、若手育成に定評のある指導者です。

特に西川は、二軍時代にサブロー監督から直接指導を受けた経験があります。
「ファームの監督をしておられて、そのときにいろんなアドバイスをいただきながら、いろいろ試行錯誤しながらやった結果、最終的には成績残すことができた」と感謝を語っています。

 

新監督の下で、2人がどんな成長を見せるのか。
2025年シーズンも目が離せません。


侍ジャパンへの期待

西川はシーズン終了後、侍ジャパンのメンバーにも選出されました。

新人王受賞、そして日本代表入り。
22歳の若さで、すでに日本を代表する選手の一人として認められたのです。

荘司も、来季の活躍次第では日本代表への道が開けるかもしれません。
守護神として結果を残せば、侍ジャパンの抑え候補に名を連ねる可能性は十分にあります。


まとめ:2024年新人王の意味と2025年への期待

2024年NPB新人王は、投手の荘司宏太と野手の西川史礁が受賞しました。
2人の活躍と快挙を振り返りましょう。

記事のポイント:

  • セ・リーグ新人王は荘司宏太(ヤクルト)、パ・リーグ新人王は西川史礁(ロッテ)
  • 荘司は球団記録の12試合連続無失点、150kmストレートと120km台チェンジアップの緩急が武器
  • 西川はロッテ球団初の外野手新人王、11年ぶりの受賞で野手は7年ぶりの希少性
  • 新人王は記者投票で決まり、支配下登録から5年以内の選手が対象、賞金は100万円
  • 来季は荘司が抑え転向でセーブ王を狙い、西川はさらなる成績向上を目指す

 

荘司のポーカーフェイスと圧倒的な投球、西川の苦労から復活を遂げたストーリー。
対照的な2人の新人王は、それぞれの個性を活かして2025年シーズンでも活躍が期待されます。

新人王はプロ野球選手として生涯で一度しか獲得できない特別なタイトル。
この栄誉を胸に、2人がどんな成長を見せるのか。来季のプロ野球にも注目していきましょう。

 

 


よくある質問(FAQ)

2024年の新人王は誰ですか?

セ・リーグは東京ヤクルトスワローズの荘司宏太投手、パ・リーグは千葉ロッテマリーンズの西川史礁外野手が受賞しました。荘司は45試合で防御率1.05、西川は108試合で打率.281を記録しています。

荘司宏太の何がすごいのですか?

プロ初登板から12試合連続無失点という球団記録を樹立しました。最速150キロのストレートと120キロ台のチェンジアップの30キロもの球速差が武器で、マウンド上で表情を変えないポーカーフェイスも相手打者を動揺させない戦略として機能しています。

西川史礁の新人王受賞はなぜ特別なのですか?

ロッテ球団初の外野手での新人王受賞で、球団としては11年ぶりの快挙です。さらにパ・リーグ全体でも野手の新人王は2018年以来7年ぶりという希少性があります。シーズン序盤の苦戦から6月に月間打率.441で大覚醒したストーリーも注目されています。

新人王はどのように選ばれるのですか?

5年以上プロ野球を担当している記者による投票で決まります。支配下登録から5年以内で、前年までの一軍出場が限られている選手(投手は30イニング以内、打者は60打席以内)が対象です。賞金は100万円で、該当者なしとなる場合もあります。

2人の来季の目標は何ですか?

荘司宏太は抑え(守護神)への転向を希望しており、セーブ王の獲得を目指しています。西川史礁は今季以上の成績を残すことを目標に、勝負強いバッティングでチームを助けられる力を身につけたいと語っています。


参考文献リスト

プライバシーポリシー / 運営者情報 / お問い合わせ