2025年11月26日の朝、北海道名寄市で衝撃的なニュースが飛び込んできました。
地元で長年親しまれてきた「西條デパート」で、高齢女性の遺体が発見されたのです。
発見のきっかけは、店の外壁にかかる「懸垂幕」を交換しに来た従業員でした。
いったい何が起きたのでしょうか。
この記事でわかること

名寄市・西條デパートで何が起きた?高齢女性遺体発見の経緯
11月26日午前9時30分頃、北海道名寄市の商業施設「西條名寄店」で高齢女性の遺体が発見されました。
HBC北海道放送の報道によると、発見したのは店舗の従業員です。
外壁にかかっている懸垂幕(お店の宣伝などが書かれた縦長の大きな布)を交換するため、2階のバルコニー付近に向かったところ、女性が倒れているのを見つけました。
女性は店舗のバルコニー部分で、うつ伏せの状態で倒れていたといいます。
すぐに警察に通報されましたが、女性はその場で死亡が確認されました。
消防によると、遺体は60代から70代の高齢女性とみられています。
では、この女性に何があったのでしょうか。
現場の状況から見えてくることを整理します。
事件か事故か自殺か?現場の状況と警察発表
現時点で原因は不明です。警察は「事件」「事故」「自殺」の3つの可能性すべてを視野に入れて捜査を進めています。
北海道ニュースUHBの報道によると、現場の状況には気になる点がいくつかあります。
まず、女性は頭から血を流していました。
側頭部(頭の横の部分)から出血していたということです。
一方で、現場には「争った形跡」はなかったとされています。
つまり、誰かともみ合ったり、暴れたりした痕跡は見つかっていないということです。
女性には着衣はあったものの、所持品がなかったというのです。
財布やスマートフォン、カバンなど、普通なら持っているはずのものが見当たらなかったということになります。
警察は、女性が屋上の駐車場から転落した可能性もあるとみて、詳しい状況を調べています。
では、そもそも女性が発見された「2階バルコニー」とはどのような場所なのでしょうか。
西條名寄店のバルコニーとは?建物構造と屋上駐車場
西條名寄店は2層式(2階建て)の建物で、屋上に駐車場がある構造です。
Wikipediaの情報によると、西條名寄店の駐車場は「3階・屋上・平面」の3か所に設置されています。
一般的なスーパーとは違い、建物の上にも車を止められる仕組みになっているわけです。
今回、女性が発見された「2階バルコニー」は、店舗の外壁部分にあたると考えられます。
つまり、屋上駐車場のすぐ下の位置です。
- 西條名寄店は2層式の建物
- 駐車場は3階・屋上・平面の3か所
- 2階バルコニーは屋上駐車場の下に位置
もし女性が屋上から転落したとすれば、この2階バルコニー部分に落下する可能性は十分にあります。
実際、警察も「屋上駐車場から転落した可能性がある」と発表しています。
ちなみに、北海道のスーパーでは過去にも屋上駐車場に関連した事故が発生しています。
釧路市のスーパーで起きた転落事故では、80代男性の車が屋上駐車場から店内に転落する事態が起きました。
今回のケースとは状況が異なりますが、屋上駐車場という構造が持つリスクについて、改めて注目が集まりそうです。
では、遺体で発見された女性は誰だったのでしょうか。
女性の身元は?なぜその場所に?
現時点で、女性の身元は判明していません。
前述のとおり、女性には所持品がなかったことが報じられています。
通常、身元確認には運転免許証や保険証、あるいはスマートフォンの情報などが手がかりになります。
しかし、それらがない状態では、確認作業に時間がかかる可能性があります。
警察は引き続き、女性の身元や、なぜその場所にいたのかについて詳しく調べています。
- 60代から70代とみられる高齢女性
- 着衣はあった
- 所持品はなかった
- 身元は未判明
- 女性の氏名・住所
- なぜその場所にいたのか
- 死亡推定時刻
- 転落したとすれば、どこから転落したのか
今後、警察の捜査が進むにつれて、詳細が明らかになると考えられます。
続報があり次第、この記事を更新していきます。
では、現場となった西條デパートとは、どのような店なのでしょうか。
西條デパートとは?地元に愛される道北の老舗
西條は1947年(昭和22年)創業の、道北を代表する商業施設です。実に78年の歴史があります。
名寄市で「西條商店」として創業して以来、地元では「西條さん」「西條デパート」と呼ばれ、長年親しまれてきました。
Wikipediaの情報によると、1973年には「百貨店法」による百貨店として認定されましたが、実態としては食品から衣料品、日用品まで幅広く扱う「総合スーパー」に近い業態です。
現在は名寄市を本拠地として、士別、稚内、枝幸など道北地方を中心に店舗を展開しています。
札幌や旭川など人口の多い都市への進出は行わず、「道北で地域の人たちの生活を支えたい」という創業者の想いを大切にしてきました。
人口が少ない地域でも店舗を維持し、住民の買い物の場を守り続けているのです。
今回の事件・事故の舞台となってしまいましたが、地元にとっては日常生活に欠かせない存在であることは間違いありません。
最後に、名寄市という街について簡単に紹介します。
名寄市はどんな場所?
名寄市は北海道の北部に位置する、人口約2万7000人の市です。
札幌市から車で約3時間、JR宗谷本線を使えば特急で約2時間半の距離にあります。
「名寄」という地名は、アイヌ語で「川の合流点」を意味する言葉が由来とされています。
実際、市内では天塩川と名寄川という2つの川が合流しており、この川の恵みを受けた農業が盛んです。
特に有名なのがもち米。
名寄市のもち米生産量は日本一を記録したこともあり、なんと三重県の銘菓「赤福」の原料にも使われています。
「え、赤福って北海道のお米なの?」と驚く人も多いかもしれませんね。
冬は非常に寒く、マイナス30度近くまで気温が下がることもある厳しい環境です。
しかし、その寒さを活かしたスキー場やカーリング場もあり、冬季スポーツの拠点としても知られています。
そんな道北の中心都市で起きた今回の出来事。
真相の解明が待たれます。
まとめ
今回の事案について、現時点でわかっていることを整理します。
- 2025年11月26日午前9時30分頃、北海道名寄市の西條名寄店で高齢女性の遺体が発見された
- 発見者は懸垂幕の交換に来た従業員で、2階バルコニーでうつ伏せの状態だった
- 女性は60代〜70代とみられ、頭部から出血していた
- 現場に争った形跡はなかったが、所持品はなかった
- 警察は事件・事故・自殺の可能性で捜査中、屋上駐車場からの転落も視野に入れている
- 女性の身元は現時点で未判明
よくある質問(FAQ)
Q. 名寄市の西條デパートで何が起きたのですか?
2025年11月26日午前9時30分頃、北海道名寄市の商業施設「西條名寄店」で高齢女性の遺体が発見されました。懸垂幕の交換に来た従業員が、2階バルコニーでうつ伏せの状態で倒れている女性を発見し、警察に通報しました。
Q. 事件ですか?事故ですか?自殺ですか?
現時点で原因は不明です。警察は「事件」「事故」「自殺」の3つの可能性すべてを視野に入れて捜査しています。現場に争った形跡はありませんでしたが、女性に所持品がなかったことが判明しています。
Q. 女性の身元は判明していますか?
現時点で女性の身元は判明していません。60代から70代の高齢女性とみられています。所持品がなかったことが身元確認を困難にしている可能性があります。
Q. 西條デパートとはどんな店ですか?
西條は1947年創業の道北を代表する商業施設で、78年の歴史があります。地元では「西條さん」と呼ばれ親しまれており、名寄市を本拠地に士別、稚内、枝幸など道北地方で店舗を展開しています。
Q. 名寄市はどこにありますか?
名寄市は北海道の北部に位置する人口約2万7000人の市です。札幌市から車で約3時間の距離にあり、もち米の生産量日本一で知られています。「赤福」の原料にも名寄産のもち米が使われています。
参考文献