⚡ 2025年10月10日夜、北海道むかわ町の死体遺棄事件で新たに36歳の男が逮捕されました。実は、この事件で逮捕されたのは、これで6人目です。
札幌での傷害事件から始まり、次々と明らかになる関与者たち。一体、何が起きていたのでしょうか。
事件の全容を時系列で詳しく解説します。

📋 この記事でわかること
🚨 【速報】死体遺棄事件で6人目の逮捕、36歳自営業の男を逮捕
共同通信の報道によると、北海道警察は10月10日、死体遺棄の疑いで新たに苫小牧市の自称自営業の男(36歳)を逮捕しました。
これまでに、同じ死体遺棄の疑いで札幌市の会社役員の男(49歳)ら3人が逮捕されていましたが、今回の逮捕で合計4人が死体遺棄容疑で逮捕されたことになります。
さらに、証拠隠滅の疑いで2人が逮捕されており、一連の事件での逮捕者は合計6人に上っています。
一つの事件でこれほど多くの人が逮捕されるのは、かなり異例です。
💡 なぜ、これほど多くの人が関わっていたのでしょうか。
📍 事件の始まりは札幌市白石区での傷害事件
実は、この事件の始まりは8月2日、札幌市白石区の路上で起きた傷害事件でした。
HBC北海道放送の取材によると、事件当日、札幌市白石区の作業員・渡辺斉さん(68歳)の自宅に、無職の齊藤朋世さん(52歳)がいました。
そこへ、会社役員の大上文彦容疑者(49歳)が「てめえコラ」などと怒鳴りながら押しかけ、齊藤さんを強引に連れて行こうとしたのです。
怖くなった齊藤さんは、助けを求めるために西村隆行さん(55歳)に連絡しました。
⚠️ 駆けつけた西村さんは大上容疑者と口論になり、その場で包丁で切りつけられてしまったのです。
渡辺さんは包丁を取り上げようとしましたが、その時には西村さんから血が出ていました。
つまり、西村さんは友人を助けに行った結果、襲われてしまったということです。
その後、西村さんは大上容疑者の車に乗せられ、行方不明になりました。
📅 次々と明らかになった関与者たち〜時系列で見る逮捕の経緯
事件後、西村さんの行方は分からないままでした。しかし、約1か月半後の9月19日、事態は大きく動きます。
🔹 9月19日:遺体発見と最初の逮捕
HBC北海道放送の報道によると、むかわ町の山林で、地中から西村さんの遺体が発見されました。
警察は、苫小牧市の会社員・梅津悠希容疑者(36歳)を死体遺棄の疑いで逮捕しました。
梅津容疑者は「頼まれて重機で穴を掘った」と話していることが分かっています。
🔹 9月27日:主犯格の再逮捕
傷害の疑いで逮捕されていた大上文彦容疑者(49歳)が、死体遺棄の疑いで再逮捕されました。
防犯カメラには、むかわ町の現場付近で大上容疑者と梅津容疑者の車が映っていたことが決め手となりました。
🔹 9月28日:証拠隠滅で2人逮捕
札幌市白石区の作業員・渡辺斉容疑者(68歳)と無職・斉藤朋世容疑者(52歳)が、証拠隠滅の疑いで逮捕されました。
渡辺容疑者は傷害事件の現場で血だまりを水で洗い流し、齊藤容疑者と共謀して凶器の包丁を隠した疑いがもたれています。
🔹 9月29日:5人目が出頭
実は、この日、苫小牧市の会社員・岡崎勇貴容疑者(37歳)が「本当のことを話したい」と警察署に出頭してきました。
岡崎容疑者は死体遺棄の疑いで逮捕されました。
📌 梅津容疑者が「岡崎から連絡を受けて穴を掘ってと頼まれて穴を掘った」と話していることが分かっています。
🔹 10月10日:6人目の逮捕
そして今回、新たに36歳の自称自営業の男が死体遺棄の疑いで逮捕されたのです。
👥 なぜこれほど多くの人が関わったのか〜複雑な人間関係
6人もの逮捕者が出たこの事件。なぜ、これほど多くの人が関わっていたのでしょうか。
HBC北海道放送の取材から、それぞれの役割が見えてきます。
🔸 大上文彦容疑者(49歳):事件を主導
西村さんを包丁で切りつけた人物で、警察は事件を主導した立場とみています。
西村さん、齊藤さん、渡辺さんとは知人関係でした。
🔸 梅津悠希容疑者(36歳):遺体遺棄を実行
「頼まれて重機で穴を掘った」と話しています。興味深いのは、西村さんについて「全く知らない人」と供述している点です。
つまり、面識のない人の遺体遺棄に協力していたということになります。
🔸 岡崎勇貴容疑者(37歳):穴掘りを依頼
梅津容疑者に「穴を掘って」と連絡した人物です。岡崎容疑者も西村さんを「知らない人」と話していることが分かっています。
自ら出頭したという点も、この事件の特徴的な部分です。
🔸 渡辺斉容疑者(68歳)・斉藤朋世容疑者(52歳):証拠隠滅
傷害事件の現場にいた2人は、血だまりを洗い流し、包丁を隠した疑いがもたれています。
ただし、2人は死体遺棄には関与していないとみられています。
2人は「やったことは間違いないが、証拠隠滅するつもりはなかった」と容疑を一部否認しています。
🔸 6人目の容疑者(36歳):役割は調査中
今回逮捕された男の具体的な役割については、現時点では明らかになっていません。
❗ 注目すべきは、複数の容疑者が被害者の西村さんを「知らない人」と話している点です。なぜ、面識のない人の遺体遺棄に協力したのか。その動機は依然として謎のままです。
⛰️ 深さ4メートルの穴に埋められた遺体〜計画的な犯行の可能性
遺体が見つかったのは、むかわ町の空き地でした。
遺体は深さ約4メートルの穴に埋められていました。これは、普通の人の背丈の約2倍の深さです。
📏 容疑者たちは重機を使ってこの穴を掘ったとみられています。重機を使うほどの計画的な犯行だったということです。
西村さんが行方不明になってから、遺体が発見されるまでには48日かかりました。
約1か月半もの間、誰にも見つからないように埋められていたのです。
警察が遺体を見つけられたのは、梅津容疑者が「山に穴を掘った」と話したことがきっかけでした。
その供述をもとに捜索したところ、9月19日に遺体が発見されたのです。
さらに、むかわ町の防犯カメラには、大上容疑者と梅津容疑者の車が映っていたことも分かっています。
🔍 今後の捜査の焦点〜さらなる共犯者の可能性も
HBC北海道放送の報道によると、警察は「更なる共犯者がいる」とみて捜査を進めています。
つまり、まだ逮捕されていない関与者がいる可能性があるということです。
今後の捜査の焦点は以下の3点です。
🔎 1. 更なる共犯者の特定
6人が逮捕された現時点でも、警察は他に関与した人物がいるとみています。
特に、大上容疑者と梅津容疑者をつないだ人物の存在が注目されています。
🔎 2. 事件を主導した人物の特定
大上容疑者が主導的立場だったとみられていますが、遺体遺棄については複数の人物が関与しており、誰が中心となって計画したのかが焦点です。
🔎 3. 西村さんの死亡経緯の解明
西村さんは8月2日に包丁で切りつけられた後、どのように亡くなったのか。
その経緯についても、引き続き捜査が行われています。
📝 まとめ:札幌の傷害事件から始まった複雑な事件
北海道むかわ町の死体遺棄事件について、重要なポイントをまとめます。
- 10月10日、6人目の容疑者(36歳自営業の男)が死体遺棄の疑いで逮捕された
- 事件の始まりは8月2日、札幌市白石区での傷害事件だった
- 被害者の西村さん(55歳)は、助けを求められて駆けつけたところを襲われた
- 遺体は深さ約4メートルの穴に埋められ、48日後に発見された
- 複数の容疑者が被害者を「知らない人」と供述している
- 警察はさらなる共犯者がいるとみて捜査を続けている
この事件は、札幌市での人間関係のトラブルから始まり、複数の人物が関与する重大事件へと発展しました。
6人もの逮捕者が出るという異例の展開となっていますが、警察はさらなる共犯者がいるとみて捜査を続けています。
なぜ面識のない人の遺体遺棄に協力したのか。誰が事件全体を計画したのか。
事件の全容解明には、まだ時間がかかりそうです。
💭 よくある質問(FAQ)
Q1: むかわ町の死体遺棄事件で何人逮捕されたのですか?
2025年10月10日時点で、合計6人が逮捕されています。死体遺棄容疑で4人、証拠隠滅容疑で2人が逮捕されました。10月10日に36歳の自称自営業の男が6人目として逮捕されています。
Q2: 事件はいつどこで始まったのですか?
事件の始まりは2025年8月2日、札幌市白石区の路上で起きた傷害事件です。西村隆行さん(55歳)が包丁で切りつけられ行方不明となり、約1か月半後の9月19日にむかわ町で遺体が発見されました。
Q3: なぜこれほど多くの人が関わったのですか?
大上文彦容疑者が事件を主導したとみられ、遺体遺棄には重機を使った穴掘りなど複数の役割がありました。興味深いのは、複数の容疑者が被害者を「全く知らない人」と供述している点で、なぜ面識のない人の遺体遺棄に協力したのかは謎のままです。
Q4: 遺体はどのように発見されたのですか?
梅津悠希容疑者が「山に穴を掘った」と供述したことがきっかけで、警察がむかわ町の空き地を捜索。深さ約4メートルの地中から西村さんの遺体が発見されました。行方不明から48日後の発見でした。
Q5: 今後の捜査はどうなりますか?
警察は「更なる共犯者がいる」とみて捜査を続けています。特に大上容疑者と梅津容疑者をつないだ人物の特定、事件を主導した人物の特定、西村さんの死亡経緯の解明が焦点となっています。
Q6: 被害者の西村さんはなぜ事件に巻き込まれたのですか?
西村さんは友人の齊藤朋世さんから「助けて」と連絡を受けて駆けつけたところ、大上文彦容疑者と口論になり包丁で切りつけられました。つまり、友人を助けに行った結果、事件に巻き込まれてしまったのです。