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三橋貴明のX投稿で何があった?脅迫投稿の理由と法的問題を解説

経済評論家として知られる三橋貴明氏(55歳)が、2025年10月10日にX(旧Twitter)で衝撃的な投稿を連投しました。



4名の実名を挙げて「全員○します」「生きていることが辛くなるレベルの報いをくれてやる」と投稿。しかも本人は「アカウント乗っ取られていません」と明言しています。



経済評論家として知られる三橋貴明氏(55歳)

経済評論家として知られる三橋貴明氏(55歳)





なぜこのような投稿をしたのか、法的にどんな問題があるのか、詳しく見ていきます。




 

📱 三橋貴明氏のX投稿で何があったのか

2025年10月10日午後6時16分ごろから、三橋貴明氏が自身のXアカウント(@TK_Mitsuhashi)で、複数の投稿を連続で行いました。



その内容は、4名の実名を挙げて「全員○します」と投稿したものです。



具体的には以下のような表現が使われています。



「鍋倉雅之、仁藤夢乃、深月ユリア、佐藤章 お前ら四名、全員○します。特に、佐藤。自称インフルエンサーなどゴミカス程度の価値しかないことを教えて上げる」

 

「お前ら、今まで散々『俺』をディスってくれたね。全員、カネにまかせて、潰すから。特定の政党は関係ない。お前ら全員を、カネに任せて、す。す、まじで。こ○す。四人、○す」

 

さらに衝撃的だったのは、この投稿について「アカウント乗っ取られていません、というか、三橋貴明は元々こんなもんです」と本人が明言したことです。



つまり、誰かがアカウントを不正利用したわけではなく、本人の意思で投稿したということになります。



また、別の投稿では自分の電話番号(070-2176-7395)まで公開し、「電話番号おしえろ。俺は、○○○○だよ」と対象者に直接連絡を求める行動も見られました。



これらの投稿は瞬く間にインターネット上で拡散され、多くのユーザーが「これは脅迫罪では」「通報した」とコメントする事態となっています。



詳しい投稿内容はまとめダネ!の報道記事で確認できます。




 

 

 

💐 なぜこのような投稿をしたのか-発端は「20万円のドレス」批判

では、なぜ三橋氏はこのような過激な投稿をしたのでしょうか。



発端は、参政党の塩入清香(さや)参議院議員のドレス姿を、ジャーナリストの佐藤章氏が批判したことにあります。



💡 発端となった出来事

三橋氏の投稿によると、「ゴミカスのくせに、さやさんのドレス姿(あのドレス20万円だぞ)を批判するとか、マジ、○す」とあります。

 

つまり、saya議員が着ていた20万円のドレスについて、佐藤章氏が何らかの批判的なコメントをしたことに対して、三橋氏が激怒したということです。



三橋氏はsaya議員を強く擁護する立場にあり、その批判に対して感情的に反応したと考えられます。



ただし、20万円のドレスを着ることや、それに対する批判の是非は別として、どのような理由があっても、特定個人への殺害予告や脅迫的表現は法的に許されるものではありません。




👥 誰が標的になったのか-4名の人物

三橋氏が投稿で名指しした4名は以下の通りです。



📰 佐藤章氏

元朝日新聞記者で、現在はジャーナリストとして活動。YouTubeチャンネル「一月万冊」で時事問題を解説しており、登録者数は46.5万人。

五月書房新社の取締役・編集委員会委員長も務めています。著書に『職業政治家 小沢一郎』『日本を壊した政治家たち』などがあります。

詳しくは佐藤章氏の公式サイトをご覧ください。

 

特に三橋氏は佐藤氏に対して「特に、佐藤」と強調し、最も激しい攻撃的表現を向けています。



その他3名:鍋倉雅之氏、仁藤夢乃氏、深月ユリア氏についても実名で言及されていますが、詳細な情報は限られています。



三橋氏は過去に「散々『俺』をディスってくれたね」と述べており、これら4名が以前から三橋氏や参政党に対して批判的な発言をしていた可能性があります。




 

 

 

⚖️ 法的にどんな問題があるのか-脅迫罪成立の可能性

今回の投稿は、法的にどのような問題があるのでしょうか。



📖 脅迫罪とは

脅迫罪は刑法第222条で定められている犯罪で、「生命、身体、自由、名誉又は財産に対し害を加える旨を告知して人を脅迫した者」が対象となります。



簡単に言えば、「殺すぞ」「殴るぞ」「家を燃やすぞ」など、相手やその家族の命・体・自由・名誉・財産を脅かす発言をすると、この罪に問われる可能性があるということです。



⚠️ 今回の投稿は脅迫罪に該当するか

今回の三橋氏の投稿を見ると、以下の点が脅迫罪の要件に該当する可能性があります。



🔍 脅迫罪の3つの要件

1. 生命に対する害悪の告知
「全員○します」「四人、○す」という表現は、明らかに相手の生命に対する害悪を告知するものです。

2. 特定の人物への告知
脅迫罪は、特定の個人またはその親族に対する害悪の告知が必要です。今回は4名の実名を挙げており、特定性があります。

3. 相手が畏怖する程度の害悪
脅迫罪が成立するには、一般人が恐怖を感じる程度の害悪である必要があります。「殺す」という表現は、客観的に見て恐怖を感じさせるものと言えます。

 

💰 罰則はどのくらい?

脅迫罪で有罪になると、2年以下の拘禁刑または30万円以下の罰金が科されます。



また、脅迫罪の検挙率は87.3%と高く、逮捕率も59%となっています。つまり、10人中9人近くが捕まり、約6割が逮捕されているということです。



決して「言っただけだから大丈夫」という軽い犯罪ではありません。



📱 X上の投稿でも脅迫罪は成立する

「SNSでの投稿だから」という理由で罪を免れることはできません。



面と向かって言った場合だけでなく、メール、LINE、X(Twitter)、掲示板などインターネット上での投稿も、脅迫罪の対象となります。



実際に、SNSでの殺害予告や脅迫的投稿で逮捕された事例は数多く報告されています。




 

 

 

⚠️ 過去にも問題行動があったのか-2018年DV逮捕の衝撃

実は、三橋貴明氏には2018年にも問題行動の前歴があります。



🚨 10代妻へのDVで逮捕

2018年1月5日、三橋氏(当時48歳)は東京都港区の自宅で、当時10代だった妻に対して暴行を加え、全治1週間のケガを負わせたとして、翌6日に傷害容疑で警視庁高輪署に逮捕されました。



報道によると、口論の末に妻を転倒させ、顔を平手で殴り、両腕に噛みついたとされています。



さらに注目すべきは、この逮捕の前にも、2017年9月と11月の2回、妻から110番通報があり、警察から警告を受けていたという点です。



😤 「夫婦喧嘩」と主張し、反省の色なし

逮捕時、三橋氏は「何もしていないので、何も話さない」と容疑を否認。



その後8日に釈放されると、自身のブログで「夫婦喧嘩であった」と主張し、妻が被害届を取り下げたと説明しました。



💢 釈放後の態度

この事件を大々的に報じたマスコミに対して「マスコミの連中にこれだけ言ってやる!くそくらえ」と中指を立てたと記述。

反省の色は全く見られず、むしろ報道されたことに対して怒りを表明する姿勢でした。

 

詳細はサイゾーウーマンの報道記事で確認できます。



🔄 今回の投稿との共通点

2018年のDV逮捕時も、今回のX投稿も、共通しているのは「自分は悪くない」という態度です。



DV事件では「夫婦喧嘩」と言い、今回も「三橋貴明は元々こんなもん」と開き直っています。



過去から現在まで、問題行動に対する反省や謝罪の姿勢が見られないことは、同氏の人格的な問題を示唆しているとも言えます。




 

 

 

🤝 参政党・saya氏との関係は-師弟を超えた深い絆

では、なぜ三橋氏はsaya議員を擁護するためにここまで過激な行動に出たのでしょうか。



その背景には、二人の深い関係性があります。



💼 saya氏は三橋氏の会社の社員だった

実は、参政党の塩入清香(さや)参議院議員は、三橋氏が代表を務める株式会社経世論研究所の正規社員でした。



💡 三橋氏自身の証言

三橋氏自身がブログで「さやさんは今も弊社の社員です。もちろん、正規社員で、健康保険証は『経世論研究所』のものです」と明かしています。

 

つまり、単なる支援者や弟子という関係ではなく、雇用主と従業員という実際の労働契約が存在していたのです。



❓ なぜ社員として雇用したのか

三橋氏によると、「コロナ禍以降、収入が超不安定になってしまったため、弊社の社員になってもらった」とのことです。



saya氏が歌手やキャスターとして活動する中で収入が不安定になり、それを三橋氏が支援する形で雇用したということです。



📚 師弟関係でもあった

雇用関係だけでなく、三橋氏はsaya氏の経済思想の師匠的存在でもありました。



saya氏は長年、チャンネル桜などの保守系メディアで活動してきましたが、その過程で三橋氏の経済理論に強く影響を受けたとされています。



2025年の参議院選挙では、三橋氏が全面的にsaya氏を支援し、YouTube番組「三橋TV」でも頻繁に共演していました。



🗳️ 参院選での全面支援

2025年5月19日、saya氏が参政党から参院選東京選挙区への出馬を表明した際、saya氏自身が「神谷代表、田母神俊雄さん、三橋貴明さん、そのほか沢山の皆さまの温かいご支援に恥じないよう全力で頑張ります」とXで述べています。



三橋氏は選挙戦でも街頭演説などで応援し、saya氏の当選に大きく貢献したとされています。



🔒 本名公表を控えさせたのも三橋氏

参院選期間中、saya氏は本名(塩入清香)を公表していませんでしたが、これについても三橋氏が関与していました。



三橋氏は「全ては、わたくしの判断です。わたくしが決めました」とブログで述べ、「御主人が超有名人で、表舞台に出る機会が多く、かつ(公表されたから書くけど)ご本人が重い心臓疾患を抱えている状況」などを理由に挙げています。



このように、三橋氏とsaya氏の関係は、単なる支援者と候補者という枠を超えた、極めて強い絆で結ばれていることが分かります。



だからこそ、saya氏への批判に対して、三橋氏がここまで過激に反応したとも考えられます。



詳しい関係性についてはこちらの詳細記事をご覧ください。




 

 

 

📝 まとめ:言論の自由と法的責任の境界線

経済評論家として影響力を持つ三橋貴明氏による今回のX投稿は、複数の重大な問題を含んでいます。



✅ この件で分かったこと

  • 2025年10月10日、三橋貴明氏が4名の実名を挙げて「全員○します」などと投稿
  • 発端は参政党saya議員の20万円のドレスに対する批判
  • 投稿内容は脅迫罪(刑法222条)に該当する可能性が高い
  • 脅迫罪の検挙率は87.3%と高く、決して軽い犯罪ではない
  • 三橋氏は2018年にも10代妻へのDVで逮捕されており、その際も反省の色がなかった
  • saya氏は三橋氏の会社の社員であり、師弟関係でもあった

 

🔮 今後どうなる?

現時点で警察の対応や被害届の提出については明らかになっていません。



ただし、脅迫罪の検挙率の高さを考えると、今後、警察の捜査や法的措置に発展する可能性は十分にあります。



⚖️ 言論の自由との境界線

経済評論家として政治や経済について批判的な意見を述べることは、言論の自由として保障されています。



しかし、特定個人に対して「殺す」などの生命に対する害悪を告知することは、言論の自由の範囲を超えており、刑法で罰せられる行為です。



いかなる理由があっても、特定個人への脅迫的言動は許されるものではありません。




❓ よくある質問(FAQ)

Q1: 三橋貴明氏のX投稿で何があったのですか?

2025年10月10日、三橋貴明氏が4名の実名を挙げて「全員○します」と投稿しました。本人は「アカウント乗っ取られていません」と明言しており、自分の電話番号まで公開する異例の行動も見られました。

Q2: なぜこのような過激な投稿をしたのですか?

参政党のsaya議員が着ていた20万円のドレスを、ジャーナリストの佐藤章氏が批判したことが発端です。三橋氏はsaya議員を強く擁護する立場にあり、その批判に激怒したと考えられます。

Q3: この投稿は法的に問題がありますか?

脅迫罪(刑法第222条)に該当する可能性が高いです。「全員○します」という表現は生命に対する害悪の告知であり、罰則は2年以下の拘禁刑または30万円以下の罰金です。脅迫罪の検挙率は87.3%と高く、逮捕される可能性は十分にあります。

Q4: 三橋貴明氏には過去にも問題行動がありましたか?

2018年1月に10代の妻へのDVで逮捕された前歴があります。釈放後も「夫婦喧嘩」と主張し、「マスコミくそくらえ」と中指を立てるなど、反省の色は見られませんでした。

Q5: 三橋貴明氏と参政党saya議員の関係は?

saya議員は三橋氏の会社「経世論研究所」の正規社員であり、健康保険証も同社名義でした。師弟関係でもあり、三橋氏は2025年参院選でsaya氏を全面支援していました。

 

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