そう聞いて「えっ、本当に?」と思った人も多いのではないでしょうか。
今夜12月21日18時30分から生放送されるM-1グランプリ2025決勝。過去最多11,521組がエントリーした今大会で、決勝の舞台に立てるのはわずか10組です。
しかし、決勝に出られなかったからといって「売れない」とは限りません。
今回は、M-1決勝には縁がなかったのにテレビで大活躍している芸人たちと、今夜の決勝の見どころを紹介します。

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「決勝で見たかった…」準決勝の壁に阻まれた人気コンビたち
「えっ、あれだけテレビに出てるのに?」と驚く人もいるかもしれませんが、これは事実です。
三四郎は2016年から3年連続で準決勝に進出しながら、一度も決勝には届きませんでした。アルコ&ピースに至っては、そもそもM-1グランプリには出場していません。
ただし、アルコ&ピースには別の勲章があります。M-1が休止していた時期に開催されていた「THE MANZAI」で、審査員全員の票を獲得するという快挙を成し遂げています。
テレビでの活躍ぶりを見ると「絶対M-1で優勝したことあるでしょ」と思いがちですが、賞レースの結果とテレビでの成功は必ずしも一致しません。
では、彼らはなぜ決勝に届かなかったのでしょうか。
三四郎はなぜM-1決勝に届かなかったのか【3年連続準決勝でも…】
M-1公式サイトのコンビ情報によると、この3年間はすべて準決勝で敗退し、敗者復活戦でも決勝進出を逃しています。
2019年以降は準々決勝止まりとなり、2020年のラストイヤーまで出場を続けましたが、結局一度も決勝のステージには立てませんでした。
小宮浩信のツッコミは、一見アドリブのように見える軽妙さが魅力ですが、「アドリブ感出してる割にめちゃくちゃ練習してる」と周囲に暴露されたこともあります。
決勝に出られなかった悔しさは、盟友ウエストランドが優勝した瞬間に現れました。2022年のM-1で同期のウエストランドが優勝した際、小宮が号泣したエピソードは多くのファンの心を打ちました。
三四郎は2023年のTHE SECOND(結成16年以上のコンビが出場できる漫才トーナメント)で決勝に進出し、新たなステージでの活躍を見せています。M-1決勝の夢は叶わなかったものの、漫才師としての実力は折り紙付きです。
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M-1休止期間の伝説!アルコ&ピース「忍者」ネタが今も語り継がれる理由
彼らが漫才で頭角を現したのは、M-1が休止していた2011年〜2014年に開催されていた「THE MANZAI」でした。
2012年12月16日、THE MANZAI 2012の決勝ステージ。アルコ&ピースが披露した「忍者」ネタは、審査員9人全員の票を獲得し、同じグループにいた実力派・笑い飯を下して最終決戦に進出しました。
「忍者」ネタの構造はシンプルです。
ところが平子祐希は「じゃあお笑いやめろよ」と真顔で返す。
漫才の「お約束」をあえて崩すことで笑いを生む「脱臼型漫才」と呼ばれるこのスタイルは、当時の視聴者に強烈なインパクトを与えました。
このネタが生まれた背景には、ネタ作り担当の平子の苦悩がありました。THE MANZAI 2012の前年、2011年の大会では決勝に進出したものの審査員票はゼロ。すでに家庭があり子供もいた平子は、金銭面でも精神面でも限界を感じ、芸人引退を考えていたといいます。
「決勝の次の日が最後のバイトになりましたね」
審査員全員の票を獲得した翌日、平子はそう振り返っています。「あ、本当は辞めたくなかったんだな」と自分の気持ちに気づいた瞬間でもありました。
最終決戦ではハマカーンに敗れて準優勝に終わりましたが、「忍者」ネタは今も「伝説のネタ」として語り継がれています。
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今夜決勝!M-1グランプリ2025の見どころ【真空ジェシカ5年連続】
今年の決勝進出者は以下の9組です(敗者復活戦を勝ち抜いた1組を加え、計10組で争われます)。
- 真空ジェシカ(5年連続5回目)
- ヤーレンズ(3年連続3回目)
- ヨネダ2000(3年ぶり2回目)
- ママタルト(2年連続2回目)
- エバース(2年連続2回目)
- たくろう(初)
- ドンデコルテ(初)
- めぞん(初)
- 豪快キャプテン(初)
注目は、真空ジェシカの5年連続決勝進出です。2021年から毎年決勝に進出し続けていますが、優勝経験はまだありません。今年こそ悲願の優勝を果たせるのか、注目が集まっています。
初ファイナリストは4組。たくろうは2018年以来7大会ぶりの準決勝進出から決勝まで駆け上がりました。これはM-1史上最長ブランクでの決勝進出です。
敗者復活戦は本日15時からEX THEATER ROPPONGIで開催され、ミキ、カベポスター、滝音など実力派が最後の1枠を争います。
放送はM-1グランプリ公式サイトでも詳細が確認できます。
まとめ:決勝進出だけがすべてじゃない
三四郎は3年連続準決勝進出でも決勝には届かず、アルコ&ピースはそもそもM-1に出場していません。
しかし、2組とも今やテレビで大活躍しています。
三四郎は複数の冠番組を持ち、深夜ラジオ「三四郎のオールナイトニッポン」は10年近く続く人気番組。アルコ&ピースもラジオを中心に根強い人気を誇っています。
決勝に出られなくても活躍する道はあるし、決勝に出ても優勝できるとは限らない。
今夜の決勝では、どんな新たな伝説が生まれるのでしょうか。
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よくある質問
Q. 三四郎はM-1決勝に出たことがありますか?
A. いいえ、三四郎はM-1決勝に出場したことがありません。2016年・2017年・2018年と3年連続で準決勝に進出しましたが、いずれも決勝には届きませんでした。
Q. アルコ&ピースの「忍者」ネタはなぜ伝説と呼ばれているのですか?
A. THE MANZAI 2012の決勝で披露された際、審査員9人全員の票を獲得するという快挙を達成したためです。漫才の常識を覆す「脱臼型漫才」として高い評価を受けました。
Q. M-1グランプリ2025の決勝はいつ放送されますか?
A. 2025年12月21日(日)18時30分から、ABCテレビ・テレビ朝日系列で生放送されます。敗者復活戦は同日15時から放送されます。
Q. 真空ジェシカは何年連続で決勝に進出していますか?
A. 真空ジェシカは2021年から5年連続で決勝に進出しています。ただし、優勝経験はまだありません。