リアルタイムニュース.com

今を逃さない。瞬間を捉える。あなたの時代を映す鏡

九大病院長が「たった1万円」の経費不正で辞任|ハーバード帰りの名医に何が起きた?

🏥 九州大学病院の中村雅史病院長が、たった1万数千円の経費不正で辞任しました。

2025年12月24日、九大病院の中村雅史病院長が辞任を発表。

辞任の理由は、教員の出張経費を不正に支給させたことへの関与でした。

この記事では、辞任の詳しい経緯や中村氏の経歴、そしてなぜこれほど少額の不正で病院長が辞めることになったのかを解説します。

九大病院長が「たった1万円」の経費不正で辞任|ハーバード帰りの名医に何が起きた?

九大病院長が「たった1万円」の経費不正で辞任|ハーバード帰りの名医に何が起きた?

 

 

 

 

九大病院長が辞任した理由【1万数千円の経費不正】

💡 結論:中村雅史氏が病院長を辞任した直接の理由は、教員の宿泊費を不正に受給させるため、架空の会議通知を作成させたことです。

読売新聞の報道によると、2025年2月に沖縄県で開かれた学会に参加した教員が、私用で延泊しました。

私用の延泊は本来、経費として認められません。

ところが中村氏は、この教員から相談を受けると、架空の「ミーティング及び情報交換会」の開催通知を事務方に作成させました。

教員はこの嘘の通知を添付して経費を申請し、不正に1万数千円を受け取ったのです。

つまり、病院長自らが虚偽の公文書を作らせ、経費の不正受給を手助けしたということになります。

では、このような不正を行った中村雅史氏とは、どんな人物だったのでしょうか。




中村雅史氏の経歴【ハーバード帰りの膵臓がん専門家】

💡 結論:中村雅史氏は、肝臓・胆道・膵臓の外科手術を専門とする著名な外科医で、特に膵臓がんの治療で知られています。

時事メディカルによると、中村氏の経歴は以下のとおりです。

 

 

 

📜 中村雅史氏の経歴

  • 1988年:九州大学医学部を卒業
  • 1992年:国立がんセンター中央病院でレジデント
  • 1999年:米国ハーバード大学医学部でがん生物学を研究
  • 2011年:川崎医科大学消化器外科の主任教授
  • 2015年:九州大学の教授に就任
  • 2022年4月:九大病院の病院長に就任

日本外科学会や日本肝胆膵外科学会など複数の学会で理事を務め、日本の外科医療を牽引する存在でした。

🔍 実は…
中村氏は日本外科学会の「次々期会頭」に内定していた人物でもあります。

日本外科学会の公式サイトによれば、2028年4月に福岡市で開催予定の第128回定期学術集会で会頭を務めることが決まっていました。

学会のトップに立つはずだった人物が、なぜこのような不正に手を染めたのでしょうか。




架空会議の手口と発覚の経緯

💡 結論:中村氏が行った不正の手口は、実在しない会議の通知を作成させ、それを経費申請の証拠として使わせるというものでした。

事の発端は2025年2月、沖縄県で九州外科学会の学術集会が開催されたときのこと。

中村氏と一緒に出張した教員が、学会終了後に私用で延泊することになりました。

通常、私用の延泊分は出張経費として認められません。

教員がこの問題を中村氏に相談したところ、中村氏は事務方に指示を出し、架空の「ミーティング及び情報交換会」の開催通知を作成させました。

 

 

 

教員はこの虚偽の通知を大学に提出し、延泊分の宿泊費と日当として1万数千円を不正に受け取りました

📅 発覚までの経緯

この不正が発覚したのは2025年6月のこと。

RKB毎日放送の報道によると、大学に情報提供があり、幹部や弁護士らによる調査委員会が設置されました。

調査の結果、不正な経費処理が認定され、中村氏は12月に自宅待機となっていました。

そして調査委員会から認定結果を伝えられた中村氏は、自ら病院長の辞任を申し出たのです。

ここで疑問に思うのは、なぜたった1万数千円の不正で病院長が辞めなければならなかったのかということです。




なぜ1万円の不正で辞任なのか【大学病院長の責任】

⚠️ 重要:金額の問題ではありません。病院長が自ら虚偽の公文書を作成させたことが、辞任に値する重大な不正と判断されました。

九州大学病院は、1867年に福岡藩が設立した医学校「賛生館」をルーツとする歴史ある病院です。

🔍 実は…
九大病院の公式サイトによれば、米誌ニューズウィークの「The World Hospital 2021」で国内5位以内、世界100位以内にランクインしています。

西日本における高度医療の中核拠点として「特定機能病院」や「がん診療連携拠点病院」などの承認を受けており、日本を代表する大学病院の一つです。

 

 

 

このような病院のトップが、いくら少額とはいえ、虚偽の文書を作成させて経費を不正受給させた。

これは金額の大小ではなく、組織の信頼性とコンプライアンスの根幹に関わる問題です。

病院長の年収は一般的に1500万〜2000万円とされています。

1万数千円は月収のわずか0.1%にも満たない金額ですが、だからこそ「なぜこんな少額のためにリスクを冒したのか」という疑問が残ります。

今回の辞任で病院長としての責任は取った形ですが、処分はこれで終わりではない可能性があります。




今後の処分と学会役職への影響

🔍 実は…
中村氏は病院長を辞任しましたが、九州大学の教授職についてはまだ処分が決まっていません

大学教職員の不正に対する処分は、一般的に「戒告」「減給」「停職」「懲戒解雇」などがあります。

今回のケースでは、すでに自主的に病院長を辞任していることから、戒告から減給程度の処分になる可能性があります。

ただし、これはあくまで推測であり、正式な発表を待つ必要があります。

また、日本外科学会での役職への影響も注目されます。

中村氏は2028年に開催予定の第128回定期学術集会の会頭に内定していましたが、この地位を維持できるかは不透明です。

さらに、調査委員会は中村氏が他にも不正に関わっていなかったか、公的研究費が適正に使われていたかについても調査を継続するとしています。

今回明らかになった1万数千円の不正が、より大きな問題の入り口に過ぎない可能性も否定できません。




大学の対応と継続調査

💡 結論:九州大学は中村氏の辞任を受け、再発防止に努めるとしています。

九大病院の公式発表によると、令和7年(2025年)12月24日付で中村雅史病院長が辞任し、次期病院長が就任するまでの間は副病院長の中島康晴氏が病院長の職務を代行します。

 

 

 

次期病院長は当初、令和8年(2026年)4月1日に就任する予定で選考手続きが進められていました。

中村氏の任期は4年で、本来なら2026年3月まで務めるはずでしたが、約16か月早い辞任となりました。

九州大学の石橋達朗総長は「今後同様の事態が生じることのないよう再発防止に努める」とコメントしています。

大学側は今後、他の不正の有無や公的研究費の適正使用についても調査を継続する方針です。

名門病院の信頼回復に向けて、どのような対応が取られるのか注目されます。




📝 まとめ

  • 九大病院の中村雅史病院長が2025年12月24日付で辞任
  • 辞任理由は架空の会議通知を作成させ、教員の宿泊費1万数千円を不正支給させたこと
  • 中村氏はハーバード大帰りの著名な外科医で、日本外科学会の次々期会頭に内定していた
  • 金額は少額でも、病院長が虚偽文書を作成させたことが問題視された
  • 大学は他の不正についても調査を継続中




❓ よくある質問

Q. 九大病院長はなぜ辞任したのですか?

教員の宿泊費を不正受給させるため、架空の「ミーティング及び情報交換会」の開催通知を事務方に作成させたことが発覚したためです。

Q. 不正の金額はいくらでしたか?

不正に支出されたのは1万数千円です。病院長が虚偽の公文書を作成させたこと自体が問題視され、金額の大小ではなく辞任に至りました。

Q. 中村雅史氏はどんな経歴の人ですか?

1988年に九大医学部卒業後、ハーバード大学で研究を行った肝胆膵外科の専門家です。2022年から九大病院長を務め、2028年には日本外科学会の会頭に就任予定でした。

Q. 今後、中村氏に追加の処分はありますか?

病院長は辞任しましたが、教授職の懲戒処分については未定です。また、他の不正や公的研究費の適正使用についても調査が継続されています。




プライバシーポリシー / 運営者情報 / お問い合わせ