冬の風物詩、全国高校サッカー選手権が2025年もやってきます。
第104回を迎える今大会の開幕戦は、12月28日（日）に国立競技場で早稲田実（東京B）と徳島市立（徳島）が激突することが決定しました。
開幕戦は全国で唯一、大会初日に国立競技場という最高の舞台で試合ができる特別なカード。しかし、それは同時に「初戦から国立のプレッシャー」を意味します。
早稲田実は2大会ぶり2回目の出場。一方の徳島市立は4大会連続22回目という圧倒的な経験値を持つ常連校です。
果たして、この開幕戦はどんなドラマを生むのでしょうか。
高校サッカー選手権2025開幕戦は12月28日！国立競技場で新春の激突
JFA公式サイトによると、開会式は13:00から始まり、試合は14:30頃キックオフの予定です。
会場の国立競技場は、サッカーの聖地として知られる場所。東京都新宿区にあり、JR千駄ヶ谷駅や信濃町駅、東京メトロ外苑前駅などから徒歩でアクセスできます。
大会は12月28日から2026年1月12日まで続き、全48校がトーナメント方式で日本一を目指します。準決勝と決勝も国立競技場で行われるため、開幕戦に出場する2校は「初戦から夢の舞台」で戦えるという栄誉を手にしたわけです。
では、この特別な開幕戦で激突するのはどの学校なのでしょうか？
開幕戦は早稲田実vs徳島市立！運命の組み合わせ決定の瞬間
この組み合わせは2025年11月17日の抽選会で決まったのですが、実は「完全に運」で決まります。強豪校同士が必ず選ばれるわけではないんです。
抽選会では、全48校の監督・主将が集まり、くじ引きで対戦カードが決定されます。開幕戦のくじを引いた関係者の中には、結果を見て思わず天を見上げる人もいたそうです。
なぜなら、開幕戦に選ばれることは栄誉である一方、「初戦から国立競技場」という大きなプレッシャーでもあるからです。
ちなみに、今大会の選手宣誓は専大北上（岩手）の𠮷池晃大主将が務めることも決まりました。
早稲田実とはどんなチームなのでしょうか？次はその実力を見ていきましょう。
早稲田実ってどんなチーム？2大会ぶり2回目の選手権出場
東京都予選の決勝では多摩大目黒を1-0で破って代表権を獲得。堅守速攻を武器に、粘り強い戦いを見せるチームです。
今回が2度目の開幕戦という、ある意味「運命的」な巡り合わせ。早稲田実の関係者にとっては、嬉しい反面、プレッシャーも大きい抽選結果だったはずです。
注目選手は、攻撃の中心を担るFW竹内太志選手や霜田優真選手。東京都予選では後半アディショナルタイムの決勝弾で勝ち上がるなど、最後まであきらめない粘り強さを見せてきました。
早稲田実サッカー部は1968年創部で、現在64名で活動しています。「早稲田」というブランドの知名度もあり、大会では大きな応援団が期待できそうです。
では、対戦相手の徳島市立はどのようなチームなのでしょうか？
徳島市立ってどんなチーム？4大会連続22回目の常連校
徳島県サッカー協会によると、県大会決勝では徳島北を5-1で破り、圧倒的な強さを見せました。前半は1点ビハインドでしたが、後半にゴールラッシュを見せて逆転勝利。主将のMF牛尾律貴選手が左足で豪快なシュートを決めるなど、チーム全体の攻撃力の高さが光りました。
注目はエースナンバー10番を背負う平尾海斗選手。県内出身で、「小さい頃から徳島市立でプレーすることを目標にしてきた」と語る生粋の徳島っ子です。コースを狙った正確なシュートや、クロスに合わせてのヘディングやボレーといった1タッチシュートを得意としています。
徳島市立は四国のプリンスリーグにも参加し、U-18のクラブチームや高校の部活が混在して争うレベルの高い環境で戦っています。チームスタイルは堅守速攻で、素早いクロスからのシュートが持ち味です。
主将の牛尾律貴選手は2年生ながらチームをまとめる存在。若さと勢いで、22回目の全国挑戦に臨みます。
徳島市立以外にも、今大会には強豪校が多数出場します。次は大会全体の見どころを見ていきましょう。
第104回高校サッカー選手権の見どころは？全48チーム出揃う
注目ブロックはAブロック。前回王者の前橋育英、尚志（福島）、山梨学院（山梨）、京都橘（京都）、高川学園（山口）、昌平（埼玉）など、プレミアリーグ所属の強豪校が同じブロックに集まりました。このブロックを勝ち抜くだけでも優勝に匹敵する難しさです。
前橋育英は名古屋グランパス内定の久保遥夢選手（DF）や東京ヴェルディ内定の選手を擁する強力メンバー。連覇を狙います。
インターハイ王者の神村学園は、東海学園（愛知）と初戦で対戦。インターハイで名和田我空選手（2025年ガンバ大阪加入内定）を中心に優勝を果たしたチームの勢いが続くか注目です。
プレミアリーグ勢では、東福岡（福岡）、大津（熊本）、流通経済大柏（千葉）、青森山田（青森）なども優勝候補に挙げられています。
初出場校は九州文化学園（長崎）。初出場校がどこまで勝ち上がるかも楽しみの一つです。
大会のテーマは「人生を揺らす一点がある」。高校生たちの人生を懸けた戦いが、12月28日から始まります。
これだけの強豪が集まる大会、実際に見てみたくなりますよね？次は観戦方法をお伝えします。
開幕戦を見るには？チケット・テレビ放送・ネット配信情報
JFA公式チケット情報によると、販売はチケットJFA、チケットぴあ、ローソンチケット、セブンチケットなどで行われています。国立競技場での試合は、SS指定席、S指定席、ゴール裏自由席など、席種によって料金が異なります。
テレビ放送は日本テレビ系列で全国生中継されます。開幕戦だけでなく、1回戦から決勝まで、主要な試合が地上波で放送される予定です。
さらに嬉しいことに、TVerやSPORTS BULLで無料ライブ配信も行われます。スマホやタブレットで、外出先でも試合を見ることができるんです。
会場へのアクセスは公共交通機関を利用してください。国立競技場には専用駐車場がないため、JR千駄ヶ谷駅、JR信濃町駅、東京メトロ外苑前駅などから徒歩でのアクセスが推奨されています。
開会式は13:00開始予定、開幕戦は14:30頃キックオフ予定です。当日は混雑が予想されるため、時間に余裕を持って会場に向かいましょう。
まとめ：開幕戦は12/28、早稲田実vs徳島市立の注目カード
第104回全国高校サッカー選手権大会の開幕戦について、重要なポイントをまとめます。
- 開幕戦は12月28日（日）、国立競技場で開催（開会式13:00、キックオフ14:30頃）
- 対戦カードは早稲田実vs徳島市立（11/17の抽選で決定）
- 早稲田実は2大会ぶり2回目、徳島市立は4大会連続22回目の出場
- 開幕戦の組み合わせは完全に抽選で、強豪校が必ず選ばれるわけではない
- チケットは11/23から販売開始、日テレ系列で全国生中継、ネット配信も無料で視聴可能
開幕戦は「初戦から国立競技場」という特別な舞台。2大会ぶりの早稲田実と、22回目の出場を誇る徳島市立が、どんな戦いを見せるのでしょうか。
あなたはどちらのチームを応援しますか？冬休み初日、国立競技場で繰り広げられる高校サッカーの熱戦を、ぜひ見届けてください。
よくある質問（FAQ）
Q1. 高校サッカー選手権2025の開幕戦はいつですか？
A. 2025年12月28日（日）に国立競技場で開催されます。開会式は13:00開始、試合は14:30頃キックオフ予定です。
Q2. 開幕戦の対戦カードは？
A. 早稲田実（東京B）と徳島市立（徳島）の対戦です。11月17日の抽選会で決定しました。
Q3. 開幕戦のチケットはどこで買えますか？
A. チケットJFA、チケットぴあ、ローソンチケット、セブンチケットで販売中です。11月23日から販売が開始されました。
Q4. テレビで見ることはできますか？
A. 日本テレビ系列で全国生中継されます。また、TVerやSPORTS BULLで無料ライブ配信も行われます。
Q5. 早稲田実と徳島市立、どちらが強いですか？
A. 早稲田実は2大会ぶり2回目の出場、徳島市立は4大会連続22回目の出場です。徳島市立は経験値で優位ですが、早稲田実も都予選を勝ち抜いた実力校です。
Q6. 国立競技場へのアクセス方法は？
A. JR千駄ヶ谷駅、JR信濃町駅、東京メトロ外苑前駅などから徒歩でアクセスできます。専用駐車場はないため、公共交通機関を利用してください。
参考文献
- JFA公式 第104回全国高校サッカー選手権大会
- 組み合わせ抽選会レポート（Yahoo!スポーツ）
- 早稲田実業サッカー部公式サイト
- 徳島県サッカー協会公式
- JFA公式チケット販売情報
- 第104回全国高校サッカー選手権大会情報（Green Card）
