⚡ 元日本代表MF乾貴士(37歳)が、清水エスパルスを今季限りで退団することが分かりました。
12月2日にもクラブから正式発表される見込みです。
「え、全試合出場してたのに?」と驚く方も多いでしょう。
📊 実は乾は今季、チームで唯一となるJ1リーグ全37試合に出場。
37歳とは思えない稼働率でJ1残留に貢献していました。
それでもクラブは契約延長オファーを出さなかった──。
この記事では、退団の理由から移籍先候補、そして「セクシーフットボール」から始まった伝説的キャリアまで、乾貴士のすべてを解説します。

乾貴士が清水エスパルス退団へ!契約満了の理由は「世代交代」
✅ 結論:乾貴士の退団理由は「世代交代」です。
日刊スポーツの報道によると、クラブは乾の3年半にわたる功績に敬意を示しながらも、チーム編成の若返りを進めるため契約延長オファーを出しませんでした。
つまり、乾側から「辞めたい」と言ったわけではありません。
クラブ主導の判断だったのです。
ここで驚くべきデータがあります。
📈 今季の乾は、清水でただ一人、リーグ戦全37試合に出場した選手でした。
37歳という年齢を考えれば、これは驚異的な数字です。
若手選手でさえケガや疲労で欠場することがある中、ベテランの乾がフル稼働していたのです。
成績も3得点2アシストと、攻撃の起点として存在感を発揮していました。
それでも「世代交代」という判断が下された背景には、来季以降を見据えたクラブの長期的なビジョンがあるようです。
なお、今季限りで退任する秋葉忠宏監督と乾は、特別な信頼関係で結ばれていました。
秋葉監督は乾をトップ下(攻撃の中心となるポジション)に抜擢し、チームの戦術の核に据えていました。
監督交代も、乾の退団に影響した可能性があります。
ただし、乾は引退を否定しています。
では、次はどこでプレーするのでしょうか。
37歳でも現役続行へ!引退しない乾貴士の移籍先候補はどこ?
✅ 結論:乾貴士は現役引退をせず、国内クラブへの移籍を模索しています。
スポーツ報知の報道によると、乾は「国内クラブを視野に移籍先を探す」意向とのことです。
実は乾には、かつて「引退も考えた」という苦しい時期がありました。
💭 2022年6月、規律違反をきっかけにセレッソ大阪を退団。
一時は無所属の状態が続き、キャリアの終わりを覚悟したこともあったそうです。
そんな乾を救ったのが清水からのオファーでした。
「こんな自分に声をかけてもらったことに感謝しかない」と語り、その後はプレーで恩返しを続けてきました。
あの苦しい時期を乗り越えた乾だからこそ、37歳になっても「まだやれる」という気持ちが強いのでしょう。
では、移籍先として考えられるクラブはどこでしょうか。
現時点で具体的な報道はありませんが、いくつかの可能性が考えられます。
🔹 J1のクラブ
今季の活躍を見れば、J1レベルでまだ十分通用することは証明済み。
ベテランの経験値を求めるチームからオファーがあってもおかしくありません。
🔹 J2のクラブ
乾は2023年・2024年とJ2でプレーし、2年連続でJ2ベストイレブンに選出されています。
J2では「別格」と評される実力を持つ乾を、昇格を目指すクラブが獲得に動く可能性は十分あります。
SNS上では、すでに他チームのサポーターから「うちに来てほしい」という声も上がっています。
正式な移籍先が発表されるまで、続報を待ちましょう。
では、乾はなぜ清水で復活できたのでしょうか。
3年半の軌跡を振り返ります。
清水での3年半を振り返る|「戦術は乾」と言わしめた復活劇
⚽ 乾貴士は清水での3年半で、「戦術は乾」と監督に言わしめるほどの中心選手に復活しました。
この言葉は秋葉忠宏監督のものです。
チームの攻撃が乾を経由して組み立てられる──それほど乾の存在感は大きかったのです。
清水での歩みを年度別に振り返ってみましょう。
📅 2022年(加入初年度)
7月に加入した乾は、J1で10試合に出場して1得点。
当時の清水は最下位でJ2降格圏に沈んでおり、残留を目指す戦いでした。
結果的にチームは降格しましたが、乾は残留を決意します。
📅 2023年(J2での躍動)
秋葉監督のもとでトップ下にコンバートされ、才能が開花しました。
📊 シーズン成績は32試合10得点10アシスト。
10アシストはJ2最多タイの記録でした。
第14節のいわきFC戦では、1得点3アシストでチームの9得点に貢献。
この9得点は清水のクラブ史上最多記録です。
その年のJ2ベストイレブンとJ2最優秀ゴール賞を受賞しました。
📅 2024年(J1昇格の原動力)
30試合5得点を記録し、スルーパス(相手の守備ラインの間を通す鋭いパス)総数はJ2最多。
チームは見事にJ2優勝を果たし、J1復帰を達成しました。
2年連続でJ2ベストイレブンにも選出されています。
📅 2025年(J1残留に貢献)
チーム唯一の全37試合出場で3得点2アシスト。
特に印象的だったのは、第12節でハーフラインからのドリブル突破でゴールを決めた場面です。
37歳とは思えないスピードと技術で観客を沸かせました。
📈 清水での通算成績は、J1・J2合わせて109試合19得点。
苦しい時期に拾ってもらった恩を、乾はプレーで十分に返したと言えるでしょう。
では、この復活劇の原点はどこにあるのでしょうか。
それは20年前、高校2年生の冬にさかのぼります。
野洲高校「セクシーフットボール」からW杯2ゴールまで|伝説的キャリアを総まとめ
🏆 高校2年で全国制覇、スペインで日本人初の記録を樹立、W杯で2ゴール──乾貴士のキャリアは「伝説」の連続でした。
🎓 野洲高校時代:セクシーフットボールの誕生
2006年1月、滋賀県立野洲高校が全国高校サッカー選手権で優勝しました。
当時、高校サッカーといえば「走り込み」「フィジカル重視」「縦に速い攻撃」が主流でした。
しかし野洲は真逆。
華麗なショートパスとドリブルを駆使し、まるでプロのような美しいサッカーを展開したのです。
✨ この独特なスタイルは「セクシーフットボール」と呼ばれ、日本中を驚かせました。
その中心にいたのが、2年生の乾貴士でした。
決勝の鹿児島実業戦。乾は敵に囲まれた瞬間、背後にヒールパス。
このパスから始まった連携が決勝ゴールにつながり、滋賀県勢初の優勝が決まりました。
あの決勝点は、今でも「高校サッカー史上最も美しいゴール」として語り継がれています。
🌍 プロ入り〜海外挑戦:香川真司とのライバル関係
2007年、横浜F・マリノスでプロデビュー。
しかし出場機会に恵まれず、2008年にJ2のセレッソ大阪へ移籍します。
ここで出会ったのが、同い年の香川真司でした。
2人は激しくライバル意識を燃やしながらも、息の合ったプレーでチームを牽引。
香川がゴールを決めても乾は喜ばず、乾がゴールを決めても香川は喜ばない──そんな関係だったそうです。
2011年、乾はドイツ2部・ボーフムへ移籍。
その後フランクフルト(ドイツ1部)を経て、2015年についに念願のスペインへ渡ります。
🇪🇸 ラ・リーガでの活躍:日本人初の記録を樹立
スペイン・エイバルで乾は見事にレギュラーを確保しました。
📊 ラ・リーガ(スペイン1部リーグ)での通算成績は166試合16得点11アシスト。
これは日本人として初の「通算100試合出場」「二桁得点」「二桁アシスト」達成でした。
さらに驚くべきエピソードがあります。
乾はFCバルセロナの本拠地カンプ・ノウで、バルセロナから2ゴールを奪っているのです。
世界最高峰のクラブを相手に、敵地で2得点。日本人選手でこれを成し遂げた人はほとんどいません。
🏆 2018年ロシアW杯:伝説の2ゴール
30歳で初めてW杯メンバーに選出された乾。
実は大会直前まで、スタメンではなく控えの予定でした。
しかし調整試合のパラグアイ戦で2得点を挙げ、一気にスタメンの座を勝ち取ります。
グループリーグ第2戦・セネガル戦。
乾は左足から美しい弧を描くシュートを決め、W杯初ゴールを記録しました。
🎯 そして決勝トーナメント1回戦・ベルギー戦。
世界最高峰のGKティボ・クルトワが守るゴールに、無回転ミドルシュートを突き刺しました。
このゴールは「ロシアW杯ベストゴール20」にも選出されています。
W杯1大会で複数ゴールを決めた日本人は、稲本潤一、本田圭佑に次いで3人目でした。
かつてライバルだった香川真司とは、このW杯で初めてお互いのゴールを喜び合ったそうです。
ピッチの上で2人が抱き合うシーンは、多くのファンの記憶に残っています。
そんな伝説的なキャリアを歩んできた乾。
清水でのラストマッチは目前に迫っています。
12月6日岡山戦がラストマッチ|サポーターの反応と惜別の声
📅 12月6日のホーム・ファジアーノ岡山戦が、乾貴士の清水でのラストマッチとなります。
退団報道を受けて、SNSにはサポーターからの惜しむ声が相次いでいます。
- 「まだまだやれる」「フロントにもう少し考えてほしい」という残留を望む声
- 「乾さん、ありがとう」「3年半の貢献に感謝」という感謝の声
- 「世代交代って言うけど、来季どうなることやら」という不安の声
様々な感情が入り混じっています。
一方で、他チームのサポーターからは「来シーズン乾貴士を補強してほしい」という獲得希望の声も上がっています。
37歳でもなお、これだけ多くの人から必要とされる選手はそう多くありません。
乾自身も、清水への感謝を最後までプレーで示す姿勢を見せています。
11月30日の湘南戦後には「寿命を延ばしてもらった」と秋葉監督への感謝を口にしていました。
💚 2022年、無所属となり引退も覚悟した日々。
そんな乾に手を差し伸べてくれたのが清水でした。
J2降格を経験しながらも残留を決め、J2ベストイレブンを2年連続で受賞し、J1昇格を達成し、今季はチーム唯一の全試合出場でJ1残留に貢献しました。
「プレーする機会を与えてくれた清水への感謝をピッチで体現してきた」という報道の言葉が、乾の3年半を象徴しています。
12月6日のラストマッチ。
乾貴士は、どんなプレーでサポーターにお別れを告げるのでしょうか。
まとめ
📝 この記事のポイント
- 乾貴士は契約満了で清水エスパルスを退団、理由は「世代交代」
- 今季はチーム唯一の全37試合出場で3得点2アシストを記録
- 引退はせず、国内クラブで現役続行の意向
- 清水での3年半で109試合19得点、J2ベストイレブンを2年連続受賞
- 12月6日ホーム岡山戦がラストマッチ
乾貴士の次のチームがどこになるか、続報に注目です。
12月6日の最終戦は、IAIスタジアム日本平で14時キックオフ。
清水での最後の勇姿を見届けたい方は、ぜひスタジアムへ。
よくある質問
Q. 乾貴士はなぜ清水エスパルスを退団するの?
退団理由は「世代交代」です。クラブはチーム編成の若返りを進めるため、乾への契約延長オファーを出しませんでした。今季チーム唯一の全37試合出場という活躍にもかかわらず、長期的なビジョンを優先した判断となりました。
Q. 乾貴士の移籍先はどこ?
現時点で具体的な移籍先は発表されていません。ただし、乾は引退せず国内クラブで現役続行の意向を示しています。J1・J2のクラブからオファーがある可能性が報じられています。
Q. 乾貴士は清水エスパルスでどんな活躍をした?
清水での3年半で109試合19得点を記録しました。2023年には10得点10アシストでJ2ベストイレブンを受賞、2024年もJ2優勝に貢献し2年連続でベストイレブンに選出されています。
Q. 乾貴士の清水でのラストマッチはいつ?
2025年12月6日のホーム・ファジアーノ岡山戦が清水でのラストマッチとなります。IAIスタジアム日本平で14時キックオフ予定です。