2025年11月、流行語大賞にノミネートされ、今最も注目される芸人・ひょうろく。
独特のキャラクターと謎めいた雰囲気で人気を集める38歳の彼には、5年前に「死を覚悟した」壮絶な経験があった。
2020年、突然体が動かなくなり、緊急入院。医師も首をかしげる「原因不明の病気」——。
お酒を一切飲まないのに、肝臓の数値は正常値の10倍以上。体におできがあったこと、皿洗いのバイトをしていたこと、そして「お金がなくて無理をして退院した」という衝撃の告白。
この経験が、ひょうろくの独特な死生観を形作った。現在の健康状態は?病気は治ったのか?本人の証言と医学的知識から、その真相に迫る。

この記事でわかること
ひょうろくが語った「死ぬかもしれない」と思った瞬間
📌 結論から言うと
2020年、ひょうろくは原因不明の病気で緊急入院し、「これ、死ぬかもしれない」と本気で思った経験を持っています。
時は2020年、お笑いコンビ「ジュウジマル」が解散する前後の頃。当時のひょうろくは、芸人としての収入はほとんどなく、生活のために皿洗いのバイトをしていました。
Wikipediaによると、この時期のひょうろくは経済的に厳しい状況に置かれていたことがわかります。
ある日、体に異変が起きます。
「急に体が重くなって、どんどん肩が痛くなり、その5分後にはもう体が全然動かない……という具合で」
わずか5分。たった5分で、体が動かなくなったのです。
さらに恐ろしいのは、その後に襲ってきた激痛でした。
「体中に激痛が走り、『これ、死ぬかもしれない』と、本当に思いました」
病院に駆け込むと、医師の診断は「緊急入院」。検査の結果、肝臓の数値が異常な値を示していることがわかりました。
女性自身のインタビュー記事で本人が語ったところによると、当時のひょうろくは入院費を払うことすら難しいほど、経済的に苦しい状況でした。それでも命の危険を感じるほどの症状だったため、緊急入院を余儀なくされたのです。
💡 ひょうろくの言葉
「今、生きていられるのは、めちゃくちゃラッキーなことだ」
この体験が、ひょうろくに「命の儚さ」を実感させました。
では、なぜお酒を飲まない彼の肝臓が、正常値の10倍もの異常値を示したのでしょうか?
お酒を飲まないのになぜ?肝臓の数値が正常の10倍になった理由
⚠️ 驚きの事実
ひょうろくの肝臓の数値は正常値の10倍以上でしたが、お酒は一切飲みません。原因として考えられるのは、体にあった「おでき」と、バイト先の汚い水から細菌が侵入した可能性です。
多くの人は「肝臓の数値が悪い=お酒の飲みすぎ」と思いますよね?
でも、ひょうろくは違いました。
「僕はお酒は飲まないのですが、肝臓の数値が普通の人の10倍以上になったんです」
お酒を一切飲まないのに、肝臓の数値が10倍。これは医師も首をかしげる異常事態でした。
何が原因だったのか?
ひょうろく本人は、こう推測しています。
「体におできがあったのを放置していたんです。当時、皿洗いのバイトをしていて、汚い水からばい菌が体内に入ってしまったんじゃないかと思ってました」
つまり、こういうことです:
- 体に「おでき」があった
- 皿洗いのバイトで汚い水に触れていた
- そこから細菌が体内に侵入した可能性
実は、お酒を飲まない人でも、細菌感染によって肝臓がダメージを受けることがあるんです。
医療法人にいのみ内科消化器内科クリニックの解説によると、肝臓の感染症には細菌やウイルスなど様々な病原体が関与する可能性があるとされています。
💡 重要ポイント
私たちが「ただのおでき」と軽く考えているものが、実は体内への細菌の入り口になっていたのかもしれません。
では、その「おでき」とは何なのか?なぜそれが命に関わる事態になったのでしょうか?
「おでき」が命取りに?体が動かなくなるまでの経緯
📍 症状の進行
ひょうろくは体にあったおできを放置し、急に体が重くなり、わずか5分後には体が全く動かなくなりました。体中に激痛が走り、緊急入院となったのです。
ここで重要なのは、症状の進行スピードです。
たった5分で、日常生活から緊急入院レベルまで悪化したんです。
ひょうろくは、体にあったおできを放置していました。「ただのおできだし、そのうち治るだろう」——多くの人がそう思うはずです。
でも、この油断が命取りになりかけました。
症状の進行はこうでした
- 第1段階:体が重くなる
- 第2段階(数分後):肩が激しく痛む
- 第3段階(5分後):体が全く動かなくなる
- 第4段階:体中に激痛が走る
「これ、死ぬかもしれない」
そう本気で思うほどの激痛。急いで病院に行くと、即座に緊急入院が決まりました。
東京皮膚のできものと粉瘤クリニックの解説によると、おでき(毛嚢炎)は、主に黄色ブドウ球菌による感染が原因で、免疫力が低下すると重症化することがあるとされています。
⚠️ 注意
私たちが普段「ただのおでき」と軽く考えているものが、細菌感染の入り口になることがあります。特に、免疫力が低下している時や、不衛生な環境で傷口に触れた時は要注意です。
おできの部分から細菌が体内に侵入し、血液を通じて全身に広がる——これが、ひょうろくに起きたことだと考えられます。
では、医学的に見て、ひょうろくの病気は何だったのでしょうか?
原因不明だったひょうろくの病気を医学的に考察する
🔬 医学的考察
医学的に考えると、ひょうろくの症状は、おでき(毛嚢炎)から細菌が体内に侵入し、肝臓に達して炎症を起こした可能性が高いと言えます。肝膿瘍など、細菌感染による肝臓のダメージが考えられます。
「おでき」とは何か?
おできは、医学的には「毛嚢炎(もうのうえん)」と呼ばれる皮膚の感染症です。黄色ブドウ球菌などの細菌が毛穴に侵入し、炎症を起こした状態のこと。
通常は軽い症状で済むのですが、問題はここからです。
⚡ 危険な展開
免疫力が低下している時、この細菌が毛穴から血液中に入り込み、体内を移動することがあるんです。
そして、細菌が肝臓に到達すると——「肝膿瘍(かんのうよう)」という状態になる可能性があります。
肝膿瘍とは?
肝膿瘍とは、肝臓の中に膿(うみ)がたまった状態のこと。
ファストドクターの医療コラムによると、細菌が肝臓の組織内に侵入・増殖した結果、肝臓内に膿瘍が形成されるとされています。
主な症状は:
- 発熱
- 激しい痛み
- 全身の倦怠感
- 肝機能の急激な悪化
ひょうろくの「肝臓の数値が10倍」という状態は、まさにこれに当てはまります。
なぜ肝臓の数値が10倍になるのか?
肝臓の数値で見られるのは、主に「AST」と「ALT」という酵素です。これらは肝臓の細胞に含まれていて、肝臓がダメージを受けると血液中に大量に放出されます。
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 正常値 | 30U/L以下 |
| ひょうろくの推定値 | 300U/L以上(10倍) |
この数値は、急性肝炎や肝膿瘍など、肝臓に重大なダメージがあることを示しています。
💡 誰にでも起こりうる
実は、細菌感染で肝臓に膿がたまる「肝膿瘍」という病気は、誰にでも起こりうるものなんです。特に、糖尿病や免疫力の低下がある人、胆道系の病気がある人はリスクが高いとされています。
ひょうろくの場合の要因
- 体におできがあった(細菌の侵入口)
- 皿洗いのバイトで不衛生な環境に触れていた
- 免疫力が低下していた可能性(経済的ストレス、栄養不足など)
これらの条件が重なり、細菌が肝臓に達してダメージを与えたと考えられます。
「原因不明」とされたのは、おそらく明確な原因菌の特定が難しかったからでしょう。肝膿瘍は複数の細菌が関与することもあり、診断が困難なケースもあります。
では、あれから5年。ひょうろくの健康状態は今どうなっているのでしょうか?
現在の健康状態は?ひょうろくの「今」と死生観
🌟 現在の状況
ひょうろくは1週間ほどで退院しましたが、完治したわけではありません。現在も時々おできができ、医師からは「根本的に解決するのは難しい」と言われています。しかし、この経験が彼の死生観を形作り、「いつ死んでもおかしくない」と思いながら、今を精一杯生きています。
入院は約1週間で終わりました。でも、ここで衝撃的な事実があります。
「お金がなかったので、無理をいって退院しました」
肝臓の数値が落ち着き始めた段階で、経済的理由から退院を選んだのです。
そして、現在——
「今も、おできができることがあるんです。悪化することはないんですが、病院では『おそらく根本的に解決するのは難しいから、上手につきあっていくしかない』と言われています」
⚠️ 重要な事実
つまり、ひょうろくは今も完治していません。病気と「上手につきあっている」状態なんです。
でも、この経験がひょうろくの人生観を大きく変えました。
「人生は、いつ何があってもおかしくないですから。僕はもうすぐ40歳ですが、この年まで生きてこられたというだけでもめちゃくちゃありがたいと思っているんです」
「親にも健康でいてほしいですが、僕のほうが先に死ぬ可能性もあると常に思いながら生きています」
「死」を身近に感じたからこそ、「今」を大切に生きる——これがひょうろくの死生観です。
2025年現在のひょうろく
- 流行語大賞にノミネート(個人名でのノミネートはひょうろくだけ)
- フジテレビ系ドラマ『もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう』レギュラー出演
- NHK大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』出演
- マクドナルドをはじめ4本のCM出演
- 故郷・鹿児島市の「ふるさと納税PR部長」就任
2020年の「死ぬかもしれない」という体験から5年。ひょうろくは、誰も予想しなかった大ブレイクを果たしました。
cokiの記事によると、ひょうろくの流行語大賞ノミネートは、フレーズではなく「存在」そのものが評価された稀有なケースとされています。
実は、2025年の流行語大賞には、ひょうろくの他にも多くの注目ワードがノミネートされています。詳しくはこちらの記事で解説しています。
ひょうろくは、この成功についてこう語っています:
「でも、遅かれ早かれ誰もが死ぬのだから、本当に、今のお仕事も精いっぱいやって、失敗と成功……なんか、どっちに行ってもいいかな~みたいに思うんです」
「たとえ失敗しても、そんな僕を見てちょっと笑って『あっ明日、仕事頑張れるわ』って誰かに思ってもらえたらうれしいですね」
死を意識することで、逆に「今を生きる」ことの大切さを知った——これが、ひょうろくの生き方なんです。
まとめ:ひょうろくの病気と死生観から学ぶこと
- 2020年、ひょうろくは原因不明の病気で緊急入院:体におできがあり、細菌が体内に侵入した可能性
- お酒を飲まないのに肝臓の数値が10倍に:細菌感染による肝臓のダメージ(肝膿瘍の可能性)
- わずか5分で体が動かなくなった:おできを放置した結果、急激に症状が悪化
- 現在も完治していない:医師から「上手につきあっていくしかない」と言われている
- 死生観が形成された:「命はいつ終わるかわからない」という実感から、今を精一杯生きることを選択
ひょうろくの経験は、私たちに大切なことを教えてくれます。
「ただのおでき」と軽く考えていたものが、実は命に関わる感染症のサインかもしれない。そして、死を身近に感じた経験が、人生を前向きに生きる力に変わることもある——。
2025年、流行語大賞にノミネートされ、テレビやCMで大活躍するひょうろく。その活躍の裏には、「死」と向き合い、「生」を選び取った強さがあるのです。
あなたは、ひょうろくの死生観について、どう思いますか?
よくある質問(FAQ)
Q1. ひょうろくの病気は何だったのですか?
結論から言うと、原因不明とされていますが、おできから細菌が体内に侵入し、肝臓に達して炎症を起こした可能性が高いと考えられます。
医学的には肝膿瘍(肝臓に膿がたまる病気)など、細菌感染による肝臓のダメージが疑われます。お酒を飲まないのに肝臓の数値が正常の10倍以上になったことから、アルコール以外の原因による肝臓障害だったことがわかります。
Q2. ひょうろくの病気は現在治っているのですか?
いいえ、完治はしていません。
本人によると、現在も時々おできができることがあり、病院では「おそらく根本的に解決するのは難しいから、上手につきあっていくしかない」と言われているそうです。悪化することはないものの、完全に治ったわけではなく、病気と「共存」している状態です。
Q3. お酒を飲まないのになぜ肝臓の数値が悪くなったのですか?
体にあった「おでき」から細菌が侵入し、肝臓にダメージを与えた可能性があります。
ひょうろくは当時、皿洗いのバイトをしており、汚い水から細菌が体内に入ったと推測しています。お酒を飲まなくても、細菌感染によって肝臓がダメージを受けることがあるのです。肝臓の数値は正常の10倍以上に上昇しました。
Q4. ひょうろくはいつ入院したのですか?
2020年、お笑いコンビ「ジュウジマル」が解散する前後の時期です。
急に体が重くなり、わずか5分で体が全く動かなくなったため、緊急入院となりました。体中に激痛が走り、「これ、死ぬかもしれない」と本気で思ったそうです。入院期間は約1週間でしたが、経済的理由から無理をして退院したと語っています。