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「凍結じゃなかったの?」議員歳費5万円増、報道が6日で3回変化の真相

📢 2025年11月26日時点の最新情報

11月20日から26日までのわずか6日間で、国会議員の歳費5万円増を巡る報道は「調整中→凍結→成立目指す→据え置き検討」と3回も方向性が変わりました。

X(旧Twitter)では「嘘だったのか」「どうなってんだ」と混乱の声が殺到し、政権への不信感が高まっています。

報道が二転三転した背景には何があるのか、そして結局この法案は実施されるのか—時系列で整理しながら、最新状況と今後の見通しをお伝えします。

「凍結じゃなかったの?」議員歳費5万円増、報道が6日で3回変化の真相

「凍結じゃなかったの?」議員歳費5万円増、報道が6日で3回変化の真相



 

 

 

報道が二転三転した経緯を時系列で整理

結論: 議員歳費5万円増の報道は6日間で「調整→凍結→成立目指す→据え置き」と3回変わり、国民を混乱させました。

具体的な経緯を時系列で見ていきましょう。

 

11月20日午前:最初の報道

📰 読売新聞などが報道
「国会議員の歳費、月5万円アップで調整」

現在の月額129万4000円から134万4000円に引き上げる方向で、与党が調整に入ったという内容です。

実施時期は次の国政選挙後とされていました。

 

11月20日昼以降:維新が猛反発

この報道を受けて、連立を組む日本維新の会の吉村洋文代表(大阪府知事)が即座に反応しました。

Xで「維新として増額の調整にも入っていないし、議員の報酬を上げるのは『明確に反対』だ」と完全否定。

「議員報酬を上げる前に国民の給与を上げよ」と強く主張しました。

 

 

 

11月21日:吉村代表が再投稿

吉村代表は翌日もXを更新し、「この法案が出されることもないだろう」とまで断言。

維新の国会議員は現在も報酬2割削減を実行していることを強調し、改めて反対の姿勢を示しました。

この時点で、X上では「維新が止めてくれた」「さすが吉村知事」という声が広がっていました。

 

11月22日:凍結報道で安堵ムード

📰 産経新聞などが報道
「議員歳費の月5万円増を当面凍結」

「増額するかは次の国政選挙後に判断する」という内容で、多くの国民が「やっぱり中止になったのか」と受け止めました。

X上でも「良かった」「国民の声が届いた」という反応が目立ち始めました。

 

11月25日:NHKが逆の報道で再炎上

ところが週明けの25日、NHKが「自民 国会議員の歳費 月額5万円引き上げ 今国会での成立目指す」と報じました

次の国政選挙までは据え置くことを盛り込んだ案をもとに、法改正を目指す姿勢だという内容です。

この報道を受けて、X上は再び大混乱。

「凍結じゃなかったの?」
「結局やるんじゃん」
「騙された」

これらの批判が殺到しました。

 

 

 

11月26日:据え置き検討報道で情報錯綜

📰 時事通信が報道
「据え置き検討 与野党、月5万円増に慎重論」

与野党から異論が続出し、当面は歳費を据え置く案も検討されているという内容です。

この時点で、もはや何が本当なのか誰にもわからない状態になりました。

 

💡 実は、報道が変わるたびにX上の反応も激変していました。

最初は怒り、維新の反対で安心し、NHK報道で再び怒り、最新報道でさらに混乱—わずか6日間で国民感情がジェットコースターのように揺れ動きました。

 

では、この混乱の中で、結局法案は実施されるのでしょうか?

 

 

 

結局、議員歳費5万円増は実施されるのか?【最新状況】

結論: 11月26日時点では「据え置き検討」となっていますが、完全な中止ではなく、2028年以降に実施する可能性が残されています。

ここが最も重要なポイントです。

多くの人が「凍結=中止」だと思っていますが、実は違います。

 

「凍結」の本当の意味

25日の衆院議院運営委員会の理事会で示された案によると、法案の内容はこうなっています。

法案の構造:

  • 本則: 歳費を月額134万4000円に改正
  • 付則: 当面は従来の129万4000円を維持
  • 据え置き期間: 2028年7月の参院選か、それより前の衆院解散まで

 

 

 

⚠️ つまり、「今すぐは上げないけど、法律では上げることを決めておく」という仕組みなんです。

これが「凍結」の正体です。

完全な中止ではなく、実施時期を先送りしているだけなのです。

 

なぜこんな複雑な仕組みに?

この方法には理由があります。

国会法第35条は「議員は、一般職の国家公務員の最高の給与額より少なくない歳費を受ける」と定めています。

2025年は国家公務員の給与が引き上げられるため、この規定に従うと議員歳費も上げる必要があります。

だから法律の本則では引き上げを決めておき、実施だけを先送りするという形にしたのです。

 

現時点での最新状況

ただし、26日の時事通信報道では、与野党から異論が続出し、当面は据え置く案も検討されていると伝えられています。

つまり、法改正自体を今国会では行わない可能性も出てきました。

まだ最終的な結論は出ていません。

 

『凍結』が実は『中止』ではなく、次の選挙後に再び議論される可能性については、こちらの記事で詳しく解説しています。

 

 

 

なぜこれほど報道が混乱したのか、その背景には政治的な事情がありました。

 

 

 

なぜ報道が混乱したのか?維新の反対と与党の思惑

結論: 報道が混乱した最大の原因は、「身を切る改革」を掲げる連立パートナー・維新の強硬な反対と、与党の調整の間で情報が錯綜したことです。

 

維新の強硬な反対姿勢

日本維新の会は「身を切る改革」を党の看板政策として掲げています。

吉村洋文代表は11月20日のXで「維新として増額の調整にも入っていない」と明言し、「明確に反対」の立場を強調しました。

さらに21日には「この法案が出されることもないだろう」とまで断言。

維新の実績:

  • 国会議員:報酬の2割削減を実行中
  • 吉村代表:3割削減を実行中
  • 退職金:1億2000万円をゼロ
  • 地方議員:各地で報酬削減を実行

 

「国民の給料を上げる前に、議員報酬を上げるのはおかしい」というのが維新の主張です。

 

💡 実は、維新は最初から調整に参加していなかったのです。

20日の読売新聞報道では「自民党と日本維新の会が調整に入った」と書かれていましたが、これ自体が事実と異なっていた可能性があります。

 

 

 

与党側の立場と国会法の規定

一方、自民党には別の事情があります。

政府は今国会に国家公務員の給与を引き上げる給与法改正案を提出する予定です。

国会法第35条の規定により、一般職公務員の給与が上がれば、議員歳費も同水準以上にする必要があります。

この規定に従うと、歳費を上げないわけにはいかないというのが与党の論理です。

吉村代表は26日の取材で「国会法もちょっとおかしな仕組み」と指摘し、この条文こそ変えるべきだと提言しています。

 

国民感情への配慮も

さらに、物価高で苦しむ国民感情への配慮も無視できません。

X上では「国民の給料は月5万円も上がらない」「年金は月5万円しかもらえない人もいるのに」という批判が相次いでいます。

この国民の声が、与党内の慎重論を強めている側面もあります。

 

報道機関による情報の違い

報道が混乱したもう一つの理由は、各報道機関の取材タイミングと情報源の違いです。

  • 20日の読売報道: 「調整に入った」段階の情報
  • 22日の産経報道: 維新反発後の「凍結」
  • 25日のNHK報道: 議運委での説明
  • 26日の時事報道: 最新の慎重論

 

つまり、状況が刻々と変化する中で、各社が異なるタイミングで情報をキャッチして報じたため、読者には「報道が変わった」ように見えたのです。

 

議員歳費5万円引き上げの背景と、維新の「身を切る改革」との矛盾については、こちらの記事で詳しく解説しています。

 

 

 

そもそも国会議員は現在どれくらいの給料をもらっているのでしょうか?

 

 

 

国会議員の歳費の実態と5万円増の意味

結論: 国会議員の現在の月給は129万4000円で、ボーナスや活動経費を含めた年収は約3000万円になります。

 

歳費の内訳を詳しく見てみましょう。

 

項目 金額 備考
1. 歳費(基本給) 月額129万4000円
年間約1553万円
課税対象
今回の引き上げ対象
2. 期末手当 年2回 各約319万円
年間約635万円
課税対象
歳費に連動
3. 調査研究広報滞在費 月額100万円
年間1200万円
非課税
領収書義務化
4. 立法事務費 月65万円
年間780万円
会派への交付
5. その他特典 JR無料パス
公設秘書3人分
国費負担

 

年収の合計は?

歳費と期末手当だけで約2188万円

調査研究広報滞在費を含めると約3388万円にもなります。

 

 

 

5万円増の意味

月5万円の増額は、年間で60万円の増加です。

一般的なサラリーマンのボーナス1回分くらいの金額と言えます。

 

過去の推移

💡 実は、過去には今より高かった時期があるんです。

  • 1999年: 月額137万5000円(過去最高額
  • 2010年12月: 月額129万4000円に削減(現在)
  • 2012年: 東日本大震災対応で月額103万5200円まで20%削減

つまり、今回の引き上げ後の134万4000円でも、1999年の最高額には届きません。

「引き上げ」といっても、26年前の水準に戻すわけではないのです。

 

世界と比較すると?

日本の国会議員報酬は世界3位という調査があります。

ただし、この順位には注意が必要です。

何を「議員報酬」に含めるかは国によって異なるためです。

アメリカやイギリスでも秘書経費は別枠で支給されており、それを含めると順位は変わります。

 

 

 

この金額に対して、国民はどのような反応を示しているのでしょうか?

 

 

 

国民の反応と政権への不信感

結論: X上では「嘘だったのか」「どうなってんだ」と混乱と不信感の声が殺到し、物価高で苦しむ国民との格差が浮き彫りになっています。

 

X上での具体的な反応

報道が二転三転する中で、国民の反応も激しく揺れ動きました。

「つい先日、凍結って言ってませんでしたっけ?どうなってんだ」

「あれ?凍結されたんじゃ」

「えっ?ついこの間、当分の間見直すと言ったばかりじゃ」

「見送りは嘘だったのか」

「諦めてないのにビックリ!」

「単なるポーズだったのか」

 

これらの声が、政権への不信感と混乱を表しています。

 

物価高との格差

最も多い批判は、国民と議員の格差です。

Yahoo!ニュースのコメント欄には、こんな意見がありました(共感数1万4000超)。

「国民は給料上がらず、その上、物価高で苦しんでるのに自分たちは月に5万円も勝手に上げるとか、結局、自分たちの事しか考えてない!」

「議員の報酬を月5万増額するよりも、国民の負担を月5万下げる方が、経済的にも少子化改善にも効果が高い」

 

 

 

「月5万円」の重みの違い

💡 実は、国民にとっての月5万円と、議員にとっての月5万円では、その重みが全く違うのです。

一般的なサラリーマン 月5万円昇給は大きな昇進や成果が必要
通常の昇給は年間数千円程度
議員(月収130万円) 5万円は約4%の増加
月収20万円の人 5万円は25%の増加に相当
この感覚の違いが、国民の強い反発を生んでいます。

 

「このタイミングで?」という疑問

多くの人が疑問に思っているのが、実施時期の問題です。

2025年は物価高が続き、実質賃金も下がっている状況です。

政府は「おこめ券」の配布や子育て世帯への2万円給付などを検討していますが、国民からは「それよりも減税を」という声が少なくありません。

そんな中での議員報酬引き上げ報道は、タイミングとしても国民感情を逆撫でする形になりました。

 

政権への不信感の高まり

報道が二転三転したことで、「結局、何が本当なのか」「政府は隠しているのではないか」という不信感が広がっています。

「単なるポーズだったのか」という声は、維新の反対も含めて、すべてがパフォーマンスに見えてしまう国民の心理を表しています。

この不信感は、単に議員歳費の問題だけでなく、政権全体への信頼に影響を与える可能性があります。

 

 

 


まとめ:混乱の中で見えた課題

国会議員の歳費5万円増を巡る今回の騒動から、いくつかの重要なポイントが見えてきました。

 

この記事の要点:

  • 11月20日から26日の6日間で、報道は「調整→凍結→成立→据え置き」と3回変化した
  • 「凍結」は完全な中止ではなく、法改正は成立させて実施を2028年以降に先送りする案だった
  • 報道混乱の原因は、維新の強硬な反対と与党の調整、国民感情への配慮の三つ巴
  • 議員の現在の歳費は月129万4000円で、活動経費含む年収は約3000万円
  • 国民にとっての「月5万円」と議員にとっての「月5万円」の重みは全く違う

 

今後の注目点:

この法案が最終的にどうなるのかは、11月26日時点ではまだ確定していません。

与野党の協議が続いており、今国会での法改正自体が見送られる可能性も出てきています。

一方で、国会法第35条の規定がある限り、いずれはこの問題に決着をつける必要があります。

  • 吉村代表が提言したように、国会法そのものを改正するのか
  • それとも、現行の仕組みの中で実施時期を先送りし続けるのか

 

国民が注視すべきは、報道の変化に一喜一憂することではなく、この問題の根本にある「議員報酬のあり方」そのものかもしれません。

 

あなたは、今回の騒動をどう見ますか?

 

 

 


よくある質問(FAQ)

Q1: 議員歳費5万円増は結局実施されるのですか?

A: 2025年11月26日時点では「据え置き検討」となっており、今国会での法改正自体が見送られる可能性が出ています。ただし、仮に法改正が成立しても、実施は2028年以降に先送りされる案です。完全な中止ではなく、将来的に実施される可能性が残されています。

Q2: なぜ報道が何度も変わったのですか?

A: 最大の原因は、連立パートナーである日本維新の会の強硬な反対と、与党の調整、国民感情への配慮が複雑に絡み合ったことです。各報道機関が異なるタイミングで情報をキャッチしたため、読者には「報道が変わった」ように見えました。

Q3: 国会議員は現在いくらの給料をもらっていますか?

A: 基本給にあたる歳費は月額129万4000円です。これにボーナス(期末手当)年間約635万円、調査研究広報滞在費(月100万円)などを含めると、年収は約3000万円になります。このほか、JR無料パスや公設秘書3人分の給与も国費で支給されます。

Q4: 「凍結」は「中止」とは違うのですか?

A: はい、大きく異なります。「凍結」の実態は、法律の本則では月額134万4000円への引き上げを決定しつつ、付則で当面は129万4000円に据え置くという仕組みです。つまり完全な中止ではなく、2028年以降に実施される可能性が残されている「先送り」なのです。

Q5: なぜ国家公務員の給与が上がると議員歳費も上がるのですか?

A: 国会法第35条で「議員は、一般職の国家公務員の最高の給与額より少なくない歳費を受ける」と定められているためです。2025年は国家公務員の給与が引き上げられるため、この規定に従うと議員歳費も同水準以上にする必要があります。ただし、吉村洋文代表はこの条文自体を「おかしな仕組み」として改正を提言しています。

 

 

 


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