⚠️ モンハンやスト6のエロ同人、まだ描ける?
カプコンが突然「卑猥な内容禁止」のガイドライン公開で同人界騒然
2025年11月4日、カプコンが公式サイトで「二次創作ガイドライン」を突然公開しました。
モンスターハンター、ストリートファイター、バイオハザードなど人気タイトルの二次創作について、初めて公式の基準が示されたのです。
X(旧Twitter)では「卑猥な内容の禁止」という文言に注目が集まり、「春麗のエロ同人描けなくなるやん」「存在自体が卑猥なキャラクターいるでしょ!」など、同人作家たちの悲鳴が響いています。
「私の過去作品、削除しなきゃダメ?」「コミケでの販売は大丈夫?」「二次創作ゲームはアウト?」──あなたの疑問に、この記事で全て答えます。

📋 この記事でわかること
📢 カプコンが二次創作ガイドラインを公式公開【2025年11月4日】
2025年11月4日、カプコンは公式サイトで「二次創作ガイドライン」を公開しました。
実はカプコンは今まで、ファンの二次創作活動について公式の明確な基準を示していませんでした。
💡 今まで公式ガイドラインがなかったってマジ?
はい、本当です。今回が初めての公式基準です。
今回のガイドラインでは、モンスターハンター、ストリートファイター、バイオハザード、ロックマンなど、カプコンが著作権を持つすべてのタイトルが対象です。
二次創作として認められる作品は以下の通りです:
- 🎨 イラスト
- 📚 マンガ
- 🎮 ゲーム
- 📖 小説
- 🗿 立体作品(フィギュアなど)
- 🎵 音楽
- 👗 コスプレ衣装や写真
- 🎥 動画
カプコンは「ユーザーの皆様の創作活動を応援しています」と明記し、ガイドラインを守れば会社への連絡は不要としています。
では、具体的に何が禁止されているのか見ていきましょう。
🚫 何が禁止されてる?絶対ダメな12の項目
カプコンの二次創作ガイドラインでは、以下の12項目が明確に禁止されています。
📋 禁止事項リスト
- 営利目的での利用(趣味の範囲を除く)
→ お金を稼ぐ目的での使用は原則NG - 差別的な表現や卑猥な内容
→ 公序良俗に反する内容は禁止 - 誹謗中傷
→ 特定の個人や団体への攻撃的な内容 - 宗教活動・政治活動を目的としたもの
→ 特定の思想を広める目的での利用 - 反社会的活動を目的としたもの
- 第三者の知的財産を侵害するもの
→ 他社のキャラクターとの無断コラボなど - 創作性が付与されていないもの
→ 公式画像をそのまま使うなど - カプコンのコンテンツのイメージを損なうもの
- 公式・公認であると誤解を招くもの
→ 「©CAPCOM」の表示は禁止 - 営業を妨害するもの
- デッドコピー(模倣作品)
→ 公式商品とそっくりそのまま真似した作品 - カプコンロゴとゲームタイトルのロゴ使用
⚠️ 「デッドコピー」って何?
公式商品をそっくりそのまま真似した作品のことです。
自分なりの創作性を加えることが重要です。
特に注意が必要なのは「デッドコピー」という言葉です。これは公式商品をそっくりそのまま真似した作品のことで、自分なりの創作性を加えることが重要です。
次は、最も注目を集めている「卑猥な内容」について詳しく見ていきます。
🔞 エロ同人・成人向け作品はどうなる?「卑猥な内容」の基準
ガイドライン公開後、最も注目を集めたのが「差別的な表現や卑猥な内容など、公序良俗に反するもの」という項目です。
X上では以下のような反応が見られました:
- 「春麗のエロ同人描けなくなるやん」
- 「存在自体が卑猥なキャラクターいるでしょ!」
- 「卑猥な内容の禁止!?ちょっと待てよ!」
⚠️ 重要:「卑猥な内容」の具体的な基準は公式には示されていません
ガイドラインには「過度の性的表現や残虐描写」という表現もありますが、どこまでが「過度」なのかは明示されていないのです。
🤔 キャラクター性による判断が必要
重要なのは、キャラクター性を考慮した常識的な判断です。
例えば、ストリートファイターの春麗はスカートを履いて戦うキャラクターなので、戦闘中にスカートがめくれてスパッツが見える程度の表現は、キャラクター性を考えれば問題ないと考えられます。
しかし、それが下着になると「卑猥な内容」に該当する可能性が高くなります。
📊 実際の影響は?
明確な基準がない以上、カプコン側の判断に委ねられることになります。
もし心配な作品がある場合は、念のため非公開にするか、表現をマイルドにするのが安全策です。
詳しくはYahoo!ニュースの記事でも報じられています。
では、同人誌即売会での販売について見ていきましょう。
🎪 同人誌即売会での販売は大丈夫?「趣味の範囲」とは
ガイドラインでは「営利目的での利用は認めておりません」と書かれていますが、続けて重要な一文があります。
✅ 「しかし、趣味の範囲(同人誌即売会など)であり、少量・少額であれば、例外的に許容します」
📚 コミケでの販売はOK
つまり、コミックマーケット(コミケ)などの同人誌即売会での販売は認められています。
ただし、以下の条件があります:
- ✅ 少量であること
- ✅ 少額であること
- ✅ 趣味の範囲であること
❓ 「少量・少額」の具体的な基準は?
残念ながら、具体的な数字は公表されていません。
ガイドラインには「『趣味の範囲』に該当するかどうかは、当社側で判断いたします」と書かれています。
「趣味の範囲に該当する具体的な基準については、お答えできません」とも明記されています。
🏪 委託販売はグレーゾーン
同人誌即売会での直接販売は認められていますが、書店やネット通販への委託販売については明記されていません。
これまで多くの同人作家が利用してきた委託販売がどう扱われるかは、今後のカプコンの判断次第です。
🗿 フィギュアやグッズの販売は?
立体作品(フィギュア・ガレージキット)の有償販売については、特別なルールがあります。
⚠️ フィギュア・ガレージキットの販売
ワンダーフェスティバルなどの当日版権を許諾するイベントのみ可
つまり、カプコンが事前に許可したイベントでのみ、フィギュアやガレージキットの販売が認められています。
次は、二次創作ゲームについて見ていきます。
🎮 二次創作ゲームも認められる!ただしデッドコピーは禁止
カプコンのガイドラインで最も注目すべきは、二次創作ゲームを認めている点です。
🌟 ゲーム会社が二次創作ゲームを認めるのは珍しい
多くのゲーム会社は、イラストや動画の二次創作は認めても、ゲームの二次創作については認めていません。
任天堂も、ゲームの実況動画やファンアートについてはガイドラインを出していますが、二次創作ゲームについては明確に許可していません。
カプコンは「イラスト、マンガ、ゲーム、小説、立体作品、音楽」と、ゲームを明確に二次創作の対象として挙げています。
💡 これは業界でもかなり珍しい対応です!
🚫 デッドコピーは絶対NG
ただし、「デッドコピー」は明確に禁止されています。
デッドコピーとは、公式商品をそっくりそのまま真似した模倣作品のことです。
例えば:
- ❌ 公式ゲームのグラフィックをそのまま使う
- ❌ ゲームシステムを完全にコピーする
- ❌ 公式と見分けがつかないほどの精密な再現
これらは「創作性が付与されていない」として禁止されています。
✅ 創作性があればOK
逆に言えば、自分なりのアレンジや創作性を加えた二次創作ゲームなら認められるということです。
カプコンのキャラクターやストーリーを使いつつ、自分なりのゲームシステムやストーリー展開を加えることが重要です。
では、既に作ってしまった過去作品はどうすればいいのでしょうか?
🗂️ 過去に作った作品はどうすればいい?対応方法を解説
「今まで描いたイラストや作った同人誌、削除しなきゃダメ?」
ガイドライン公開後、多くの同人作家が抱いた疑問です。
📋 過去作品も対象になる可能性
ガイドラインには「ガイドラインの内容に関わらず、当社の判断において二次創作作品への当社著作物の利用中止を求めることがあります」と書かれています。
つまり、過去に作った作品でも、カプコンが「不適切」と判断すれば削除を求められる可能性があります。
📱 実際にSNSで対応している人も
X上では、以下のような対応をしている人が見られます:
- 「成人済のは描いてないが場合によっては該当の非表示にします」
- 「二次創作ガイドラインを遵守するため、過去に投稿した作品を一部削除いたしました」
🤔 どう判断すればいい?
以下のような作品は、念のため対応を検討したほうが安全です:
⚠️ 削除・非公開を検討すべき作品:
- 明らかに卑猥な内容の成人向け作品
- 差別的な表現を含む作品
- 誹謗中傷にあたる内容の作品
- 公式と誤認される可能性のある作品
✅ 問題ない可能性が高い作品:
- キャラクターのイラスト(健全な内容)
- ファンアート
- キャラクター性を考慮した適度な表現
- 創作性のある二次創作
💡 心配なら念のため非公開に
「これは大丈夫かな?」と迷う作品については、念のため非公開にするのが最も安全な対応です。
カプコンから直接連絡が来た場合は、速やかに対応しましょう。
最後に、他社のガイドラインと比較してみましょう。
⚖️ 他社との違いは?任天堂・ニトロプラスと比較
カプコンのガイドラインは、他のゲーム会社と比べてどう違うのでしょうか?
🎮 任天堂の場合:動画・静止画のみ
任天堂は2018年に「ネットワークサービスにおける任天堂の著作物の利用に関するガイドライン」を公開しています。
しかし、このガイドラインは:
- ゲームのプレイ動画やスクリーンショットが対象
- ファンアート(イラスト等)は対象外
ファンアートについては「各国の法令上認められる範囲内で行ってください」とされており、明確な許可は出していません。
詳しくはBuzzFeedの記事で解説されています。
🎨 ニトロプラスの場合:数値基準あり
ゲーム会社ニトロプラスは、2014年に二次創作ガイドラインを公開しています。
ニトロプラスの特徴は、具体的な数値基準を示している点です:
- 販売数量:200個以内
- 売上予定額:10万円未満
- 直接販売のみ(委託販売は禁止)
この明確さが評価される一方、「200個制限で壁サークルが困る」という声もありました。
ねとらぼの記事でも当時の反響が報じられています。
🌟 カプコンの特徴:二次創作ゲームも許可
カプコンのガイドラインの最大の特徴は:
- 二次創作ゲームを明確に許可している
- 具体的な数値基準は示さず、「趣味の範囲」で判断としている
- 同人誌即売会での販売を明記している
二次創作ゲームを認めている点は、他社にはない大きな特徴です。
一方、具体的な基準を示していないため「どこまでOKか分からない」という不安の声もあります。
📈 業界全体の動き
近年、多くの企業が二次創作ガイドラインを公開する動きが広がっています。
グレーゾーンだった二次創作活動に、公式の基準を示すことで:
- ✅ ファンは安心して創作できる
- ✅ 企業は悪質な商業利用を防げる
- ✅ 双方にとってメリットがある
カプコンのガイドライン公開も、こうした流れの一環と言えるでしょう。
📝 まとめ:カプコン二次創作ガイドラインの要点
カプコンの二次創作ガイドラインについて、重要なポイントをまとめます。
🔑 押さえておくべき5つのポイント
- 2025年11月4日に公式ガイドラインが初公開された
モンハン、スト、バイオなど全タイトルが対象
イラスト、マンガ、ゲーム、小説、立体作品、音楽、コスプレが含まれる - 12の禁止事項がある
特に「卑猥な内容」「デッドコピー」に注意
具体的な基準は示されておらず、カプコン側の判断による - 同人誌即売会での販売は認められている
「趣味の範囲」で「少量・少額」なら例外的にOK
具体的な数値基準は非公開 - 二次創作ゲームも認められる(珍しい)
ただしデッドコピーは禁止
創作性を加えることが重要 - 過去作品も対象になる可能性がある
心配な作品は念のため非公開が安全
カプコンから連絡があれば速やかに対応
💭 これからカプコン作品の二次創作をする方へ
カプコンのガイドライン公開は、同人作家にとって大きな転換点です。
「卑猥な内容」の基準が不明確な点は不安要素ですが、キャラクター性を考慮した常識的な判断が求められています。
一方、二次創作ゲームまで認めるカプコンの姿勢は、業界でも珍しく評価できるポイントです。
✨ 趣味の範囲で楽しむ限り、ファンの創作活動を応援する姿勢は変わっていません。
ガイドラインを守りながら、楽しい二次創作活動を続けましょう。
あなたはカプコンの二次創作ガイドラインについて、どう思いますか?
📚 参考文献・関連リンク