実は最新のApple Pencil(USB-C)には筆圧感知機能がありません。絵を描く人が間違えて買うと致命的な理由を知っていますか?
2025年11月現在、SNS上で「Apple Pencilを買ったら筆圧感知がなかった」という声が続出しています。
Apple Pencilは現在4種類販売されていますが、実はその中の1つだけ筆圧感知機能が搭載されていません。
イラスト制作やデジタルアート制作を目的に購入する場合、この違いを知らないと大きな後悔につながります。

この記事でわかること
Apple Pencil(USB-C)は筆圧感知なし!絵を描く人が困惑する理由
なぜ筆圧感知がないのか?
Appleの公式発表によると、Apple Pencil(USB-C)は「よりお求めやすい価格」を実現するために開発されました。
価格は12,880円で、Apple Pencilシリーズの中で最も安い設定です。
筆圧感知機能は、ペン先の真鍮部分のたわみを検知し、そのデータを遅延なくBluetooth経由でiPadに送信する高度な仕組みです。
この機能を省略することで、約7,000円のコストダウンを実現しています。
SNSで続出する「間違えて買った」の声
「Apple Pencilの新しいやつ買ったら筆圧感知ないんだけど…」というポストが、2025年11月22日時点でトレンド入りしています。
実際のユーザーの声を見てみましょう:
- 「筆圧感知ないペンとか何の価値があるの?」
- 「1万円以上するのに筆圧感知なしはカスすぎる」
- 「間違えて買わないように気をつけないと…」
絵を描く目的で購入した人たちが、使い始めて初めて気づくケースが多いようです。
メモ用途なら問題なし
ただし、窓の杜のレビューでも指摘されているとおり、手書きメモや簡単なスケッチには十分使えます。
学校や仕事でノートを取る、PDFに注釈を入れるといった用途であれば、筆圧感知は必須ではありません。
では、他の3モデルには筆圧感知があるのでしょうか?全モデルを比較してみましょう。
全4モデル比較:筆圧感知があるのはどれ?
4モデル完全比較表
| モデル名 | 筆圧感知 | 価格(税込) | 発売年 | ワイヤレス充電 |
|---|---|---|---|---|
| Apple Pencil Pro | ◯ | 21,800円 | 2024年 | ◯ |
| Apple Pencil(第2世代) | ◯ | 21,800円 | 2018年 | ◯ |
| Apple Pencil(USB-C) | ✕ | 12,880円 | 2023年 | ✕ |
| Apple Pencil(第1世代) | ◯ | 16,800円 | 2015年 | ✕ |
驚きの事実:9年前のモデルの方が高機能
実は、2015年発売の第1世代でも筆圧感知機能は搭載されています。
つまり、最新モデルのUSB-C版よりも、9年前のモデルの方がイラスト制作には向いているということです。
各モデルの主な違い
Apple Pencil Pro(最新・最高機能)
- スクイーズ(指で強く押す)操作に対応
- バレルロール(回転)でブラシの向きを変更可能
- iPhoneの「探す」機能に対応(紛失防止)
Apple Pencil(第2世代)
- iPadの側面にマグネットでくっつく
- ワイヤレス充電対応
- ダブルタップでツール切り替え
Apple Pencil(USB-C)
- USB-Cケーブルで充電
- マグネットでの装着は可能(充電は不可)
- 筆圧感知なし
Apple Pencil(第1世代)
- Lightning端子で充電
- 円柱形で転がりやすい
- 筆圧感知あり
筆圧感知がないと、実際にどんな影響があるのでしょうか?
筆圧感知がないとどうなる?実際の描画の違い
実際の描画の違い
TechnoEdgeの検証記事では、筆圧感知あり・なしの描画を比較しています。
筆圧感知ありの場合:
- 軽く描くと細い線
- 強く描くと太い線
- 筆のような自然な線の強弱を表現可能
筆圧感知なしの場合:
- どんなに力を込めても同じ太さ
- 線の抜きや入りが表現できない
- デジタル感が強く、アナログのような表現が困難
影響を受けるアプリ
以下のような本格的なイラストアプリでは、筆圧感知が前提となっています:
- Procreate: 水彩・油彩ブラシの表現が制限される
- CLIP STUDIO PAINT(クリスタ): ペン入れの強弱がつけられない
- アイビスペイント: 筆圧曲線の調整が無意味になる
メモやノートなら問題なし
ただし、GoodNotesやNotabilityなどのノートアプリでは、筆圧感知がなくても十分使えます。
文字の太さは均一の方が読みやすい場合も多いため、むしろメリットになることもあります。
このような違いを知らずに購入してしまうと大変です。購入前の確認ポイントを見ていきましょう。
「間違えて買った」を防ぐ!購入前の確認ポイント
モデルの見分け方
製品名で判別する方法:
- 「Apple Pencil(USB-C)」→ 筆圧感知なし
- 「Apple Pencil Pro」→ 筆圧感知あり
- 「Apple Pencil(第2世代)」→ 筆圧感知あり
- 「Apple Pencil(第1世代)」→ 筆圧感知あり
製品名を確認すれば、それだけで判別できます。
自分のiPadに対応しているか確認
Appleの公式サポートページで、お持ちのiPadがどのApple Pencilに対応しているか確認できます。
2024年以降の新型iPad:
- iPad Pro(M4)→ ProまたはUSB-C
- iPad Air(M2/M3)→ ProまたはUSB-C
それ以前のモデル:
- iPad Pro(第3〜6世代)→ 第2世代またはUSB-C
- iPad(第10世代)→ 第1世代またはUSB-C
- iPad(第9世代以前)→ 第1世代のみ
用途別おすすめモデル
イラスト・漫画制作:
→ Apple Pencil Pro(最新iPadをお持ちの場合)
→ Apple Pencil(第2世代)(それ以外のiPad)
メモ・ノート取り:
→ Apple Pencil(USB-C)で十分
コスパ重視で絵も描きたい:
→ Apple Pencil(第1世代)
間違えて買った場合の対処法
Appleの公式ストアで購入した場合、未開封なら14日以内の返品が可能です。
ただし、開封後は基本的に返品できないため、購入前の確認が重要です。
では、筆圧感知付きモデルはどこで買えるのでしょうか?
筆圧感知付きモデルはどこで買える?現在の入手方法
Apple公式での販売状況(2025年11月現在)
Apple公式サイトでは、4モデル全てが現在も販売されています。
- Apple Pencil Pro:21,800円
- Apple Pencil(第2世代):21,800円
- Apple Pencil(USB-C):12,880円
- Apple Pencil(第1世代):16,800円
オンラインストアなら在庫切れの心配がなく、確実に購入できます。
量販店の在庫状況
SNSの報告によると、「地方の量販店で在庫を問い合わせたら『廃盤なので…』と言われた」というケースがあります。
しかし、Apple公式では全モデル販売継続中のため、店舗によって在庫状況が異なるだけです。
量販店で購入する場合は、事前に在庫確認の電話をすることをおすすめします。
Amazon等の通販サイト
Amazonの公式Appleストアでも購入可能です。
価格は公式とほぼ同じですが、Amazonポイントが付く場合があります。
ただし、非公式の出品者からは購入しないよう注意してください。
中古市場という選択肢
イオシスやじゃんぱらなどの中古専門店では、Apple Pencil(第2世代)が約15,000円前後で購入できます。
動作保証付きの店舗を選べば、安心して購入できます。
特に第1世代は中古市場に多く出回っており、7,000〜10,000円程度で入手可能です。
学割価格も活用
大学生・高専生・専門学校生は、Appleの学割が利用できます。
- Apple Pencil Pro:学割価格 19,800円(通常より2,000円安い)
学割が適用されるのはProとUSB-C版のみで、第1世代・第2世代は対象外です。
まとめ:Apple Pencilの筆圧感知、絶対に確認すべきポイント
この記事の重要ポイント:
- USB-C版のみ筆圧感知なし:4モデル中、Apple Pencil(USB-C)だけが筆圧感知非対応
- 9年前のモデルでも筆圧感知あり:2015年発売の第1世代でも筆圧感知は搭載されている
- 絵を描くなら必ず確認:イラスト・漫画制作には筆圧感知が必須
- 製品名で判別可能:「USB-C」と書かれているモデルが筆圧感知なし
- Apple公式なら確実:地方量販店の在庫は不安定、オンラインストアが確実
あなたは筆圧感知の有無を確認してからApple Pencilを選びますか?
用途に合わせて正しいモデルを選ぶことで、快適なiPadライフを送れるはずです。
よくある質問(FAQ)
Q1. Apple Pencil(USB-C)で絵は描けますか?
A. 線を引くことはできますが、筆圧感知がないため線の強弱がつけられません。簡単なスケッチやメモには使えますが、本格的なイラスト制作には不向きです。水彩画風の表現や漫画のペン入れなど、線の太さを変える必要がある用途では制限があります。
Q2. 筆圧感知があるApple Pencilはどれですか?
A. Apple Pencil Pro、Apple Pencil(第2世代)、Apple Pencil(第1世代)の3モデルには筆圧感知機能があります。Apple Pencil(USB-C)のみ筆圧感知非対応です。2015年発売の第1世代でも筆圧感知は搭載されています。
Q3. 間違えてUSB-C版を買ってしまった場合、返品できますか?
A. Apple公式ストアで購入した場合、未開封なら14日以内の返品が可能です。ただし、開封後は基本的に返品できないため、購入前に製品名をしっかり確認することが重要です。製品名に「USB-C」と書かれているモデルが筆圧感知なしです。
Q4. 筆圧感知付きで一番安いモデルはどれですか?
A. 新品ではApple Pencil(第1世代)が16,800円で最安です。中古市場では第1世代が7,000〜10,000円程度、第2世代が約15,000円前後で購入できます。イオシスやじゃんぱらなどの動作保証付き店舗なら安心して購入できます。
Q5. 自分のiPadがどのApple Pencilに対応しているか確認する方法は?
A. Appleの公式サポートページ(https://support.apple.com/ja-jp/108937)で確認できます。2024年以降の新型iPad(M4 iPad Pro、M2/M3 iPad Air)はProまたはUSB-C版に対応。それ以前のモデルは第2世代または第1世代に対応しています。
Q6. メモを取るだけならUSB-C版で十分ですか?
A. はい、十分です。GoodNotesやNotabilityなどのノートアプリでは、筆圧感知がなくても快適に使えます。文字の太さは均一の方が読みやすい場合も多いため、むしろメリットになることもあります。ただし、イラストや図の描画には制限があります。
参考文献
- Apple Pencil - Apple公式サイト
- Apple、より多くのバリューと選択肢をラインナップにもたらす新しいApple Pencilを発表 - Apple(日本)
- Apple Pencilの互換性 - Apple サポート(日本)
- 歴代最安の新型「Apple Pencil」はUSB-Cに対応、だが筆圧感知には非対応 - 窓の杜
- 使ってわかったApple Pencilの選び方。新発売のApple Pencil(USB-C)の立ち位置は? - TechnoEdge
- Apple、M4チップを搭載した美しく新しいiPad ProとApple Pencil Proを発表 - Apple(日本)